【悲報】バフェット氏、VOOとSPYをお買い上げ【S&P500】
VOO次郎です。
あのバフェット氏がVOOを買ったそうです(以下のブログ記事で知りました)
外部リンク…【朗報】ウォーレン・バフェット氏、VOOを購入する。バフェット氏なりの”終活”か?
※元記事では【朗報】ですが、本記事では【悲報】として紹介します。
さらに以下のリンクを辿ると、バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ(以下:BRK)は2019年四半期時点でVOOを43,000株・SPYを39,400株保有していることが分かります。
外部リンク…Berkshire Buys New Stakes In Kroger, Biogen, SPY, VOO: Full 13-F Summary
もはや説明不要ですが、VOOとSPYはそれぞれS&P500連動の海外ETFであり、国内でも人気が高いです(特にVOO)
四半期時点での評価額は、VOOが約1,200万ドル・SPYが約1,300万ドルとなっており、合計で約2,500万ドル(約27億円)となっています。
「分散は無知に対するヘッジ(ドヤ顔)」というスタンスをとっていたバフェット氏がS&P500という究極の分散に手を出すなど言語道断…と言いたいところですが、その一方で素人に対してはS&P500への投資を推奨していたり、妻への遺言として「資産の90%をS&P500に投資せよ」という言葉も残しており、インデックスファンドへの投資についてはかなり好意的な見解を示していたりします。
これらの発言や今回の行動をまとめると、つまりバフェット氏は(以下不謹慎につき自主規制)
そんな冗談はさておき、バフェット率いるバークシャーがS&P500への投資を始めた!という事実はそれなりに大きな意味があると思いますし、投資クラスタ界隈でも話題になっています(特にT王子関連)
また、バークシャーの規模を考えれば2,500万ドルなどはした金にすぎず、BRK.Bの株価に与える影響もほぼ皆無です(白目)
今回のニュースは様々な解釈ができそうですが、少なくともVOOやSPYがバフェットのお墨付きを得たという考え方は少しズレていると思います(辛辣)
というより、元々S&P500指数への投資をバフェット氏は推奨していますし、VOOに至ってはほぼ名指しですからね。
IVV「仲間外れ辛い」
投資タイミング的な話であっても、S&P500が割安だから投資したとはとても考えにくいですし、逆に株高だと判断しているならなぜS&P500なのか?という疑問が生まれますのでチグハグです。
結局のところ、バリバリアクティブな投資判断を行うバークシャー(バフェット)がS&P500に投資する必然性がないという事に尽きると思います。
つみ次郎が一番気になるのは、バークシャーの株主(機関・個人問わず)がどんな反応を示すかについてです。
もしつみ次郎がバークシャーやバフェットの手腕を厚く信頼していて、BRK.A(Bでも可)に投資している立場だったとすればマジギレしてもおかしくないレベルの案件だと思います(笑)
わざわざバークシャーを通じてS&P500に投資する意味はないですからね。
仮にS&P500の比率が今後どんどん上がっていけば、S&P500に対する超過リターン獲得も難しくなってしまいます(偽アクティブファンドに近づくことになる)
まぁ今後魅力的な個別銘柄が見つかるまでのつなぎだと思いますが、油断しているとSlimS&P500やSBIVOOがポートフォリオに追加されてしまう可能性もあります(限りなくゼロ)
いずれにせよ、バークシャーに投資する懸念材料が1つ増えてしまったというのは間違いなさそうです。
バフェットでも楽天証券で投信15種100円積立するレベル
— T-213のことをずっと忘れない次郎 (@tsumitatejiro) February 15, 2020
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