【〇報】バークシャーが日本の5大商社株を購入
バフェット次郎です。
気になるニュースがありました。
外部リンク…三菱商など商社株が高い バフェット氏が5%超保有、9.9%まで買う可能性
バークシャー・ハサウェイといえばバフェット氏(太郎・東大・和製・今井・東条・花子・部長ではないほう)がCEOを務める企業ですので、「バフェットが商社株を買った!」ということで話題になっています。
バフェット氏が日本株…その中でもビジネスモデルが日本独自ともいえる総合商社に目をつけていたというのはとても驚きですね。
購入したのは以下の5社で、いわゆる5大総合商社全部ということになります。
・三菱商事(8058)
・三井物産(8031)
・伊藤忠商事(8001)
・住友商事(8053)
・丸紅(8002)
それぞれ5%強の株式を取得しており、特定の企業ではなく日本の総合商社というジャンルに投資しようという意図が読み取れます。
まるで商社インデックス(笑)ともいえる投資法ですが、これもバフェットらしくない気がします(辛辣)
まぁバフェット氏本人の意向とは限らないですけどね(本人じゃない可能性の方が高そう)
商社株は石油・鉄鋼などのコモディティと強い結びつきがありますので、資源価格を読んだ上での投資だと推測できます。
どちらにせよ「日本にも素晴らしい企業があったぜHAHAHA!」みたいな雰囲気ではないのが辛いところです(ノルマ達成)
それぞれの過去1年チャートを見ると、結構バラバラですね。
非資源分野に強い伊藤忠商事・資源分野に強い三井物産という対称的な2社の回復が早いですね。
5大総合商社で括られる企業群ではありますが事業ポートフォリオは結構違いますので、どういう意図で丸抱えしたのかは気になるところです。
余談ですが、国内の商社株にまとめて投資できる国内ETFもあるみたいですね。
外部リンク…NEXT FUNDS 商社・卸売(TOPIX-17)上場投信
信託報酬は0.32%とぼちぼちで、5大総合商社で全体の6割近くを占めています。
これを買えば憧れのバークシャーに一歩近づけるかも!?(キャッチコピー)
構成比率を見て気づいたのですが、今は三菱商事が時価総額トップではないんですね。
外部リンク…伊藤忠、時価総額で商社初トップ 三菱商事を逆転
圧倒的王者感が漂っていたので驚きました(笑)
最初にも述べましたが総合商社自体が日本独特のガラパゴスですので、日本企業云々の前に総合商社というビジネスモデルに興味を持ったのかもしれません。
バフェット氏本人が好んでいる非コングロマリット・消費者独占企業からは大きく外れる企業群といえます。
バフェット氏といえば長期投資の代名詞的存在ですが、短期的な売買もそこそこ多く、最近では航空株を狼狽売り(賛否両論)したことでも話題になっています。
参考記事…【悲報】本家バフェットが航空株を全て売却、俺ならこうする(棒)
今回は商社株だったわけですが、何年間保有するつもりか?というのは世界中の投資家が注目しているポイントですね。
つみ次郎の予想だと超長期保有銘柄にはならないような気がします(煽)
5社のうち一部を残して他は売却…なんてシナリオも考えられそうですね(蟲毒の商社)
日本株投資家・米国株投資家…そしてインデックス商社投資家(?)という非常に幅広いクラスタに関連するニュースでしたが、市場や投資家の心理にどのような影響を与えていくのか注目していきたいところです。
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