NYダウ・トリプル・レバレッジの騰落率をレバノン投信と比較
つみたて次郎です。
つみ次郎の中で大きな話題を呼んだNYダウ・トリプル・レバレッジ(以下:3σ)ですが、2020年3月30日に設定されてから約1ヶ月が経過しました。
参考記事…【ヘッジ有】NYダウ・トリプル・レバレッジが爆誕【3σ】
レバレッジファンドは基本的に1日ごとの騰落率が〇倍になるように商品設計されていますので、レバレッジがかかっていないファンドと比較することで運用スキルを大まかに評価することができます。
今回は、3σとレバレッジのかかっていないNYダウ投信(為替ヘッジ有)の騰落率を比較してみたいと思います。
具体的な比較相手はNYダウ・インデックスファンド(為替ヘッジあり)という名前そのままんな投信を用いることにします。
あまりメジャーな投信ではない(失礼)のでリンクでも張っておきます。
外部リンク…NYダウ・インデックスファンド(為替ヘッジあり)(三菱UFJ国際投信)
信託報酬は0.66%となっており、3σの1.1%より低いです。
ただし、その差0.44%は1ヶ月あたり約0.037%の差にしかなりませんので、今回は無視することにします。
3月30日~4月24日の騰落率
3σの設定日は2020年3月30日ですので、そこから直近の4月24日までの前日比騰落率をまとめてみます。
ダウ1倍→NYダウ・インデックスファンド(為替ヘッジあり)
ダウ3倍→NYダウ・トリプル・レバレッジ(3σ)
理論値差→ダウ3倍-ダウ1倍×3(3σの超過リターンに相当)
日付 | ダウ1倍 | ダウ3倍 | 理論値差 |
3/30 | - | - | - |
3/31 | +2.97% | +0.26% | -8.66% |
4/1 | -1.91% | -5.67% | +0.05% |
4/2 | -4.42% | -13.97% | -0.72% |
4/3 | +2.19% | +7.82% | +1.23% |
4/6 | -1.54% | -4.50% | -0.11% |
4/7 | +7.57% | +21.81% | -0.91% |
4/8 | -0.14% | -0.20% | +0.22% |
4/9 | +3.38% | +10.10% | -0.04% |
4/10 | +1.23% | +4.90% | +1.22% |
4/13 | -0.04% | -0.02% | +0.12% |
4/14 | -1.40% | -3.89% | +0.30% |
4/15 | +2.32% | +7.31% | +0.35% |
4/16 | -1.83% | -6.06% | -0.58% |
4/17 | +0.13% | +0.19% | -0.21% |
4/20 | +3.00% | +9.72% | +0.72% |
4/21 | -2.44% | -8.26% | -0.93% |
4/22 | -2.64% | -7.19% | +0.75% |
4/23 | +1.95% | +5.47% | -0.40% |
4/24 | +0.16% | -0.28% | -0.76% |
算術平均 | +0.45% | +0.92% | -0.43% |
幾何平均 | +0.27% | +0.62% | - |
通算損益 | +105.04% | +111.88% | - |
3月31日は設定直後という事もあって非常に乖離が大きかったので、各種計算から除外しています。
初日の大幅マイナスを除けば、十分うまくやっているなという印象ですね。
ボラティリティの高い相場が続いていますので、その中でこれだけ追随してくれるならつみ次郎としては満足です。
ちなみにつみ次郎が3万円買った分は4月1日約定でしたので、+11.88%どころか+18.60%のリターンを叩き出しています(超ドヤ顔)
参考記事…【闇堕ち】NYダウ・トリプル・レバレッジを買いました【3σ】
出典「楽天証券」
まさに寝て起きたらお金が増えている状態!レバレッジこそ爆益への近道や!(フラグ)
グラフで比較
損益の文字列だけでは直感的に分かりづらいので、基準価額の変化をグラフにしています。
3月31日時点の基準価額を100とした場合の変化は以下の通りです。
こうしてみると、設定直後に買ったけどすぐに手放した人も結構いそうですね(笑)
ダウ3倍(3σ)は4月7日に+21.81%というとんでもないリターンを叩き出しており、ボラティリティの高い相場におけるレバレッジの可能性を考えさせられます(闇堕ちフラグ)
意外と機能してて安心
ボラティリティの高い相場では、先物運用を行うレバレッジファンドがまともに機能しなくなってしまうとされてしまいますが、現時点では思っていたよりちゃんとしていて驚きました。
つみ次郎はあくまでも短期保有(数ヶ月~2年くらい?笑)で考えていますが、前提としてレバレッジが正しく機能していなければ意味がありませんからね。
これからも安心して闇堕ち(?)できそうです。
余談ですが、タイトルにある「レバノン投信」とはレバレッジがかかっていない(=ノンレバレッジ)投信を表すスラングです(つみ次郎が今考えた)
みんなどんどん使って「レバノン投信」という言葉を流行らせよう!(白目)
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