バレンタインデーなのでホワイトデー特別損失を計上します
つみたて次郎です。
本日はバレンタインデーのようですが、非モテ非リア充のつみたて次郎には特に楽しくないイベントです。
一応職場の女性集団(よくあるパターン)から毎年もらっているのですが、ホワイトデーに伴う特別損失を計上しなければならないため、結果的に損益はマイナスになります。
複式簿記で仕分けするとこのようになります。
毎年費用が発生するのは予測できるので、あらかじめ計上しておくほうがより正確かもしれません(適当)
金額はテキトーです。少なくとも私の職場では3倍返しなんてふざけたルールは存在しません。
義理チョコすら損益で考えてしまう、投資家らしい悲しい思考回路です(泣)
バレンタインデーといえば、チョコレート販売会社であるゴディバより、面白い広告が出されていたことを思い出します。
義理チョコをやめようという大胆な広告で、賛否両論の嵐が巻き起こりました。
つみたて次郎は当然賛成のスタンスでございます。
この広告自体は真っ当な内容のように思えますが、正直ゴディバが言っても説得力はありません。
なぜなら、ゴディバは高級チョコレートブラントとして展開しているからです(少なくとも日本では)
女性陣が本命チョコだけでなく義理チョコも準備するのであれば、当然チョコレート代にかかるコストは跳ね上がります。
そこで義理チョコが廃れていけば、本命チョコにかけるお金に余裕ができ、おのずと単価の高いチョコレートが注目されます。
要するにゴディバは義理チョコレートとしては売れないから、義理チョコを潰して本命チョコの単価を引き上げたいだけです。
ゴディバが発信する「義理チョコやめよう論」はただのポジショントークに過ぎません。
ゴディバが義理チョコやめようと呼びかけている間、人気チョコクッキー「ブラックサンダー」を販売している有楽製菓株式会社では、こんな広告があります。
ブラックサンダーは、せいぜい1個30円程度です(100均だと4個買えてオトク)
どう考えても本命チョコとしての需要はありませんから、バレンタインデーでは義理チョコとして売り込んでいくしかありません。
バレンタインデーという文化はイタリアで始まり世界に広がっていますが、贈り物としてチョコレートが主流になっているのは日本独自であり、他地域ではクッキー等他のお菓子も定番になっています。
日本では、チョコレート会社の販売戦略としてバレンタインデーが広められ、そして今では毎年チョコ業界が火花を散らして争う日にもなっています。
結局、企業や組織が発信する情報というものは、利害関係のあるポジショントーク要素がどうしても含まれてしまいます。
むしろ現在では、個人ですらこのようにブログやSNSで情報発信できる時代になっているため、「誰が発信したのか」というのも大事な情報の1つになっています。
別に「フォロワー数の少ない人のつぶやきは無視しろ!」みたいな時代遅れなことではありません。
もちろん発進した人の肩書も重要な要素の1つにはなりますが、それ以上にその発信者がどのような立場にいて、その発言が支持されるとどのようなメリットがあるかといったことを考えていくことが大事です。
ゴディバが発信した「義理チョコやめよう」という意見は確かに素晴らしいですが、ゴディバが発信することでポジショントークに成り下がってしまうという悲しい事実をしっかり受け止めましょう。
そして、つみたて次郎の発言も所詮ポジショントークまみれですので、あまり真剣に聴かないようにしましょう(笑)
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チョコ次郎(意味深)