【ツミタテントゥ】5ヶ月ぶりにつみたてNISA対象商品が6本追加【NZAM・ベータ】
ツミタテントゥ次郎です。
2020年3月6日より、つみたてNISA対象商品に以下の6つが追加されました。
外部リンク…つみたてNISAの対象商品(金融庁)
ファンド名 | ベンチマーク等 | 信託報酬 |
NZAM・ベータ 日経225 | 日経平均株価 | 0.176% |
NZAM・ベータ S&P500 | S&P500 | 0.264% |
NZAM・ベータ 日本2資産(株式+REIT) | 日経+東証REIT | 0.242% |
NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT) | S&P500+米REIT | 0.407% |
つみたて米国株式(S&P500) | S&P500 | 0.22% |
つみたて全世界株式 | 全世界株(日本含む) | 0.22% |
前半4つについては農林中金アセットマネジメント㈱が2020年2月13日より運用を開始しており、1ヶ月近く経過しています。
残りの2つについては三菱UFJ国際投信㈱が運用しているつみたてんとうシリーズの新商品で、設定と同時につみたてNISA対象に指定されました。
設定後即追加されるのと、少したってから追加されるのは単に事務手続きのスピード感が違うからなんですかね?(素朴な疑問)
つみたてNISA対象商品は2019年9月30日に野村資産設計ファンドシリーズ4種が追加されたのが最後だったので、約5カ月ぶりということになります(つみたてNISA制度開始以来最長)
いずれも最安値ではありませんが、十分低コストであるといえます。
また、NZAM・ベータ 米国2資産(株式+REIT)の資産配分はかなり珍しいので、米国のREITを組み込んだバランスファンドが欲しい人には朗報かもしれません。
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つみたてんとう2匹増殖
三菱UFJ国際投信と言えばeMAXIS Slimシリーズが有名ですが、つみたてんとう2種に関してはSlim版という上位互換が存在しますので、わざわざ投資する意味はないです(辛辣)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)→信託報酬0.0968%
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)→信託報酬0.1144%
信託報酬は約半分・運用会社もマザーファンドも共通です。
また、これらは既に十分な純資産総額を集めており、低コストを理由に今後も増え続けることが予想できますので、信託報酬以外の面で考えてもつみたてんとうの出る幕はなく、Slimに軍配が上がります。
ただ、つみたてんとうは実店舗型金融機関でも取り扱いしているのが特徴ですので、ネット証券に抵抗がある人であれば選択肢としては十分でしょう。
最安値でなくても、絶対的に見れば年間0.22%(差額約0.1%)という手数料は安心感にかけるコストとしては十分低いです。
大切なのは、ストレスなく積立を継続できる環境を構築することですからね(ドヤ顔)
余談ですが、つみたて全世界株式の名前に「オール・カントリー」が入っていないのは、つみたてんとう版の「除く日本」や「3地域均等型」は出さないという強い意志を感じます(笑)
煮詰まってきた感
つみたてNISA対象商品の更新を発見してワクワクしながらリストを確認していたので、新規追加商品が分かった時すこし辛かったです(´・ω・`)
でも冷静に考えると、NZAM・ベータ S&P500ですらiFreeより少し高い程度だし、つみたて米国株式(S&P500)にいたってはiFreeより安いんですよね…(笑)
そう考えると、現状がどれだけ恵まれているかが良く分かりますね。
今回は約5カ月という空白がありましたが、既につみたてNISA対象商品における序列(?)というのはほぼ煮詰まっており、ダイナミックな商品追加や引き下げはあまり期待できなさそうです。
このように書くと悲しいですが、それだけここ数年で投信事情、NISA事情が大きく進歩したという事でしょう。
つみたてんとうにも実店舗金融機関取り扱いの中では最安値という持ち味がありますので、そちらの方向で投資普及に役立ってもらえればと思います。
ちなみにNZAM・ベータについてはネット専売なので現状JAの実店舗窓口では買えないので特に優位性はないです(辛辣)
おまけ
コンテンツがちょっと面白くて草
外部リンク…ツミタテントゥひろば(三菱UFJ国際投信)
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