【悲報】つみたてNISAの認知度は約25%

つみたて次郎です。

三菱UFJ国際投信㈱が、つみたてNISAに関するアンケート調査を行ったようです。

外部リンク…「つみたて NISA」1 万人認知度調査の結果について

先月12月中に1万人を対象にアンケートを取り、その結果をまとめたようです。

つみたてNISAに対する認知度はだんだん上昇していますが、制度が始まる直前だというのに24.7%という体たらくです。

特に、20~24歳の年齢においては、認知度はたったの14.0%しかなく、つみたて次郎は涙が止まりません(泣)

資産運用に対する不満として最も高かったのは、「漫然としていて何をしていいかわからない」という回答が多かったようです。

このような人たちに当ブログや姉妹サイト「つみたてNISAとは?」を見てもらいたいんですが、現実はうまくいかないものですね。

ちなみにつみたてNISAの認知度は、つみたてNISA特化のブログとサイトを運営しているつみたて次郎にとっても死活問題です(PV的な意味で)

認知度100%になるように頑張りたいです(適当)

一通り読みましたが、ほとんど悲しいことしか書かれていません。

アンケート結果の中で、個人的に1番気になったのが次のグラフです。

つみたてNISAを初めて知った人は、その半分近くがいつも利用している銀行で始めたいという人でした。

やはり、資産運用未経験者にとっては、ネット証券というのは大きなハードルともいえます。

そもそもネット銀行自体が結構胡散臭いと思っている人すらいるので、ネット証券なんて信用できないのも無理はありません。

つみたて次郎は、比較的実店舗でつみたてNISAを始めることについては肯定的でした。

参考記事「ゆうちょ銀行×つみたてNISA=最強

特にゆうちょ銀行を推奨していましたが、最近起きた事件のせいでその考えを改めることになります。

それは、このアンケートを行った三菱UFJ国際投信㈱の影響が大きいです。

三菱UFJ国際投信㈱が運用会社を務める投資信託に、「つみたてんとう」シリーズというものがあります。

参考記事「つみたてんとう虫が大量発生中!

名前からわかるとおり、つみたてNISA向けに新規設定された商品で、十分な低コストかつ実店舗の販路が広いというまさにスタンダードともいえるシリーズです。

実店舗でも十分な低コスト商品に投資できる環境になったため、三菱には感謝していました。

しかし、同会社が運用する「eMAXIS Slim」シリーズの大幅値下げが決定し、その本性を現します。

参考記事「eMAXIS Slim先進国株式
参考記事「eMAXIS Slim新興国株式

現在どちらも最強クラスの投資信託となっており、投信クラスタからの評価も非常に高いです。

あまりに低コストなため、赤字ではないかと心配する声がでています。

その赤字をどこから補填するのかというと、「つみたてんとう」保有者と、「eMAXIS(通称:fat)」保有者からです。

それぞれ全く同じ内容なのに、シリーズ名と手数料を変えて売ることにより、Slimシリーズの穴を埋めるような作戦です。

これは、実店舗の金融機関で開設したい人にとってはあまりに不利な状況であり、さすがにこれでは実店舗での開設をむやみにオススメすることはできません。

仮につみたて次郎がSlimの保有者であれば、つみたてんとうやfatを保有している人たちには感謝の言葉しかありません。

Slimの必要経費を肩代わりしてくれる働きバチ」としてですけどね。

参考記事「アクティブファンドホルダーに感謝

ですが、つみたて次郎のブログやサイトを読んでくれている読者様にはできるだけ保有してほしくはないし、賢くSlimに運用してほしいと思っています。

実店舗の銀行よりもネット証券のほうが低コストを実現できるのは、ビジネスモデルを考えれば当然の結果です(ウォルマートがアマゾンに勝てないのと同じ)

そのため、新たにつみたてNISAを始めたいと思った読者様には、ぜひともネット証券で開設してほしいなと思います。

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Slim・虫・fat

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