eMAXIS Slim 先進国株式の信託報酬が0.10615%→0.1023%に引き下げ、そしていつの間にか引き下げられていたニッセイとSBI
つみたて次郎です。
三菱UFJ国際投信㈱より、もう何度目か分からない信託報酬引き下げの発表がありました。
外部リンク…業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施
具体的には、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの信託報酬が以下のように変更されます。
変更前 | 変更後 | |
税抜き | 0.0965% | 0.0930% |
税込み | 0.10615% | 0.1023% |
ニッセイ外国株も引き下げされてた
これにより、MSCIコクサイ投信としては最安値になりました…と思っていたのですが、<購入・換金手数料なし>ニッセイ・外国株式インデックスファンドも少し前に引き下げしてたんですね(普通に見逃してた)
外部リンク…<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの信託報酬率引下げ(投資信託約款変更)について
プレスリリースの発表が1月20日、変更日が2月21日なのでもう引き下げ後の数値(税込0.1023%)になっています。
ニッセイの発表から1ヶ月以上経過しているので、Slimのスピード感はちょっと感じられなかったです(感覚麻痺)
MSCIコクサイ投信としては現状この2種が信託報酬最安値となりましたが、Slim先進国株に関しては受益者還元があるため、実際のコストはもう少しだけ安くなります。出典「三菱UFJ国際投信」
参考記事…eMAXIS Slim 先進国株式の純資産総額が500億円を突破!受益者還元発動で信託報酬が(若干)引き下げ!
2月25日時点の純資産総額は約840億円ですので、この数値をもとに計算すると実質的な信託報酬は税込0.1016%相当になります。
SBIも引き下げされてた
また、同じ先進国株式ファンドということでSBI・先進国株式インデックス・ファンドについても久しぶりに調べてみたら、こっちも2月13日より引き下げされてますね笑(ガバガバリサーチ)
外部リンク…「SBI・先進国株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(先進国株式))」信託報酬率の引き下げについて
変更前 | 変更後 | |
税抜き | 0.0965% | 0.096% |
税込み | 0.1027% | 0.1022% |
※それぞれ純資産総額500億円以下の場合。
しかもよく見たら受益者還元が導入されていたり、投資元ETF(米国株+米国外先進国株)の組み入れ比率が変更されてたりなかなかカオスですね(笑)
プレスリリースの日付等から考慮すると、今回の引き下げはニッセイ→SBI→Slimという流れみたいですね(多分)
組み入れ比率変更に関しては余りにタイミングが良すぎるので、信託報酬を引き下げるために無理やり変更した…なんて可能性を考えてしまいます。
話が脱線してしまいそうなので、SBIの話はまた別記事でまとめてみたいと思います。
引き下げ合戦は今後も続くか?
引き下げ合戦常連であるニッセイ及びeMAXIS slimに加え、SBIも当たり前に登場する感じになってますね(笑)
ただ、つい先日登場した信託報酬ゼロ投信の存在は、引き下げ合戦に大きな影響を与えると思われます。
参考記事…【信託報酬無料】野村スリーゼロ先進国株式投信が爆誕【MSCIコクサイ】
「スリーゼロ」という名前には「ニッセイ・Slim・SBIという3大勢力の引き下げ合戦を無意味にする」という思いが込められています(大嘘)
どれだけ信託報酬を引き下げても絶対に勝てませんから、引き下げに対するモチベーションを保つのは容易ではありません。
今後の引き下げは鈍化するのか、それとも野村スリーゼロは例外と考え今後も小刻みに引き下げしていくのか…次の信託報酬引き下げは大きな意味を持つことになりそうです。
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受益者還元次郎
タイトルのスリム先進国の信託報酬が「0.16015%」になっています。「0.10615%」が正解です。
>>匿名様
ホントだ数字の位置おかしいですねw
修正しました、ありがとうございます。