震災に備え現金を手元に置いておこう
つみたて次郎です。
昨日、関西地域で大きな地震がありました。
#地震情報:大阪府北部で震度6弱https://t.co/9pLI31T85B
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2018年6月17日
幸い私の住んでいる地域では特に何もありませんでしたが、かなり大きな地震で死者も出ているようです。
投資家は、普段から金融資産のリスク管理を徹底する必要がありますが、それと同じくらい、いやそれ以上に普段の生活における不慮の事態に備えなくてはなりません。
生活費や医療費に備えて保険に加入したり、十分な生活防衛資金を用意する必要があります。
参考記事「生活防衛資金は投資家の命綱」
特に生活防衛資金は、緊急時の出費に対応するために必要なもので、できる限り流動性の高い資産で保有するのが望ましいです。
最も基本的なものは銀行預金で、ATMや窓口からすぐに引き出すことが可能です。
そして生活防衛資金は、防災対策を考える上でも重要な存在です。
しかし、地震等の震災が発生した場合、ATMが稼働できなくなったり、銀行の窓口がパンクしてしまうという可能性も十分考えられます。
仮に問題なく引き出せる状況だったとしても、自分自身や家族等の安全確保のため移動できないという状況に陥ってしまうかもしれません。
そこで最も確実なのが、現金(キャッシュ)です。紙幣や硬貨という形で保存しておけば、上記の問題は一気に解決できます。
震災時においては、金融機関のシステム障害等もリスクとして考え、現金(キャッシュ)を常に手元に置いておくことをおすすめします。
つみたて次郎は、生活防衛資金として現預金で約50万円を常に確保していますが、そのうち約10万円は現金で自宅に保管しています。(震災グッズと一緒に玄関に置いてます)
10万円あれば、数日の生活費は十分賄えます。
空き巣等による盗難リスクや、火災等で消滅してしまうリスクがあり、当然利子もつきませんが、万が一に備えるための保険として考えれば安いものです。
普段持ち歩く財布の中にも、気持ち多めの現金を用意しています。
また、緊急時の出費に備えるために、様々な決済手段を確保しておくことも有効です。
つみたて次郎は、財布の中に多めの現金・キャッシュカード・クレジットカードを入れており、自宅にも現金約10万円・サブキャッシュカード・サブクレジットカードを置いています。
これならば、震災以外にも財布を盗まれたときや家の鍵をなくした時など、あらゆる状況に対応できる決済手段を確保できます。
自宅に置いておく現金も全て一万円札ではなく、千円札や小銭(特に100円玉と500円玉)でも用意しています。
長期的な資産形成においては株式や債券が有効ですが、緊急時には役に立たないということを普段から意識しておかなければなりません。
その意味では、通帳やキャッシュカード、クレジットカードですら安心とはいえません。だからこそ、現金(キャッシュ)というアナログな保管方法にも目を向けていく必要があります。
また、現金ですら他の物資と交換できる市場があって初めて役に立つものであり、物資が不足している状況であれば全く役に立たない可能性もあります。
そのため金融資産だけでなく、非常食や飲料水、生活必需品等の物資も合わせて備えていくことが大切ですね。
投資家たるもの、金融資産のリスク以外にもしっかり備えていきたいですね。
・サバ缶(タンパク質)
・豆乳(水分&タンパク質)
・トマトジュース(水分&ビタミン類)このあたりは意識して多めに買うようにしている。
保存がきくから便利だし、震災の時に役立ちそう。— つみたて次郎(T-213応援隊) (@siegeljiro) 2018年6月18日
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現金を手元に置いておこう。
東日本大震災時に痛感しました。手元に置く現金は五百円玉以下で持つことが理想です。震災直後、お店が開いても、1⁻3点/人と購入制限があり、一万円札ではお釣りがもらえない場合も出てくる。クレジット等は全く使えない。そんな状態が結構長く続く。郵便局や都市銀行は5万円位だったかなぁ、緊急処置で通帳を見せて払い戻していたが、一万円札では震災現場では暫く役に立たなかった。ネット銀行は平時は便利だが震災時には全く役に立たない。近所に店舗のある金融機関にある程度の預金必要。
やはり小銭も準備するのは大事ですね。
ネット銀行のみはやはり怖いですから、実店舗銀行の通帳と印鑑も持っておきたいです。
通帳ならばある程度残高の証明にも使えますからね。