新興国の成長を先進国は取り込めるのか?
シーゲル二郎です。
「新興国への投資比率」というのは、投資における一つのテーマになっています。
参考記事「新興国株への投資について」
参考記事「シーゲル教授、新興国株を推奨」
シーゲル二郎のような0%から、50%近くを当てている人もいます。
新興国株は、いわゆる「ハイリスクハイリターン」の代名詞的な存在であり、価格変動は非常に大きいです。
その一方、経済成長が期待できたり、通貨切り上げによる為替差益も期待できるため、大きなリターンを得る可能性が高いです。
現在世界全体の株式市場において、新興国株の占める割合は10%となっているため、この10%が1つの基準となります。
現在では、「新興国株式不要論」を唱える人も多く、主な理由をまとめるとこんな感じでしょうか?
・政治経済が安定しておらず、市場が不安定
・為替が非常に不安定で読めない
・株主還元意識が低く、利益が正しく株主に届くか不安
・今後の急発展のため、設備投資や増資が必要な段階
・高い成長性が期待できるため、「成長の罠」の懸念がある
・新興国の成長の大部分は先進国の多国籍企業が奪い取る
シーゲル二郎は、黒文字の上4行を理由に新興国株に投資していませんが、赤文字の下2行には懐疑的です。
新興国株=成長の罠ではありません。割高株=成長の罠です。
新興国株がまだまだ割安な現状では、むしろ成長の罠を心配するべきは米国株の方です。
そして、今回の本題が一番下の赤文字です。
結局新興国が成長するためには、先進国の資本が必要不可欠であるという考えです。また、新興国では信頼性の高い新興国企業の製品が好んで使われているのもその理由です。
ですが、これは新興国株を不要とする考えには少し弱いと思っています。
日本がかつて貧しい国から奇跡ともいえる経済成長を遂げたように、今後いずれかの新興国は確実に先進国のライバルになるまで成長すると思っています。
また、いくら先進国企業が成長を取り込めたとしても、既に巨大な先進国企業がちょっと成長するのと、地元のまだ小さい企業が自国の成長を取り込むのでは、大きな差があります。
インドのような内需が盛んな国では、なおさら成長に対する割合は地元企業のほうがはるかに大きいはずです。
まとめるのであれば、「先進国は確かに新興国の成長を取り込めるが、それでも新興国のほうが成長率は高くなる」というのがシーゲル二郎の見解です。
シーゲル二郎が米国株に求めるのは、堅実なファンダメンタルと新興国を取り込むことによる緩やかな成長です。
あくまで主役は新興国であり、先進国はそのわき役に過ぎません。
私が生きているうちに新興国企業が世界経済を支配する日が来ると思っています。
十分成長し、市場の効率性も高まってきたタイミングで新興国株にも手を出せたら理想だと思っています。
それまでは、市場が効率的で間違いが少ないであろう米国株を重視して投資していきたいと思います。
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新興国バンザイ
いつも拝見しています。
投資関係のブログですと、煽りやらポジションっぽい記事が多いなか、シーゲルさんの記事は本当に参考になりますね。
私も基本的に同じように、コアはインデックスFで資産形成しています。
今後とも拝見させて頂きます!
いつもありがとうございます。
ブログは自分の意見を発信する場だと思っているので、思いついたことをそのまま書かせてもらっています。
参考にしていただいてとても嬉しいです。
たまにふざけたりしますが、誰も傷つけないブログを目指していきますので、応援よろしくお願います。