労働者が優秀な企業に投資しろ!

シーゲル二郎です。

投資をする上では、優良企業を選ぶのが大前提ですが、その企業で働く労働者の質も重要です。

現在ではIT化が進み、必要な人の数がだんだん減っていますが、必ず人間が必要な分野があります。特に、経営や管理に関する仕事は、どこまで技術が進んでも人間の力が必要です。

我々株主にとっては、例えCEOであっても、利益を生み出すための労働者にすぎません。冷たい言い方をすると、経営陣も従業員も、株主のために働く駒にすぎません。

そして、株式を買うということは、企業のこれらの人々にお金を預けるということですから、安心できる優秀な人がひしめく企業を選ばなければなりません。

長期投資家はバカでもできますが、企業の利益を上げるのはバカでは出来ません。シーゲル二郎は頭が良くないので(バカではないと思いたい)、やっと中小企業に内定をもらうことで精いっぱいでした。

学業や就職先で人間のグレードが決まってしまうわけではないですが(負け組の遠吠え)、自分の周りで大手一流企業に内定した人の共通点は、みんな頭の回転が速く、学業も部活も一生懸命でいい成績を残しています。

実績のある優良企業に優秀な人が集まるのは当然です。もちろん、ベンチャー企業などにも優秀な人間は流れますが、集団の平均値で見れば大手一流企業のほうが粒ぞろいです。

株式を保有することは、社員の労働力を金で買うことでもあります。そして、ライバル企業以上の優秀な人を呼ぶには、多額の給料や、良い労働環境が必要ですから、おのずと業界トップのような一流企業に限定されてしまいます。

米国には、業界のトップを走る優秀な企業が多く、教育制度も充実しており、世界中から優秀な労働者が集まります。優良企業の株を保有するだけで、これからの未来を担う超優秀な人々が株主利益のために働いてくれるのです。

シーゲル二郎が優良企業30種で構成されているNYダウに投資をしているのも、自分のお金を預けるのは優秀な人のほうがいいからです。

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