個別株 vs ETF 議論について
シーゲル二郎です。
米国株投資家は、基本的に次の2種類に分類できます。
・主に個別株を保有
・主にETFを保有
もちろんハイブリットの方も多数います。ETFをコア戦略にし、個別株で欲しいものを買うというのは、ある意味合理的に投資を楽しめる素晴らしい活用方法です。
シーゲル二郎のように全て投資信託なんて人はほぼ見かけません(泣)
さて、シーゲル二郎がこのブログを立ち上げたのは、投資資金をうまく稼いで、個別株投資家としてデビューしたかったからです。
参考記事「早く個別株投資家になりたい(妖怪人間風)」
もともと自由に投資できないこのモヤモヤをブログにぶつけていこうと思っていたので、意味のない企業分析に明け暮れていた時期もありました。
参考記事「企業分析一覧」
そして、妄想ではこんなポートフォリオを組んでいました。
適当に考えた「シーゲル二郎10種」です。今となっては懐かしい思い出です。
これは半分冗談ですが、資金を集めて自分だけのポートフォリオを組んでやろうと意気込んでいました。
ですが、投資について勉強すればするほど、個別株の難しさを知ることになります。
極めつけにGE太郎氏というブロガーまで登場しました。
参考記事「GE太郎、今までありがとう!」
右肩上がりを確信できない個別株を愚直にホールドするのは、並大抵の精神力では不可能です。
シーゲル二郎の個別株に対する興味や憧れみたいなものは、どんどん薄れていってしまいました。
やはり個人投資家の基本は、ETFや投資信託を用いた分散投資なのかもしれません。
株式は、ごく一部の銘柄がリターンの大半を稼ぐという性質から、保有銘柄を増やせば増やすほど取りこぼしの可能性はなくなります。
今年だとFAAMGやボーイング(BA)なんかがそうですね。
アクティブ投資家の多くが市場平均を超えられないのも、ハンパない勝ち組が平均を異常に押し上げるからです。
年収や貯金の平均値が浮世離れするのと同じです。
また、投資家にはそれぞれ性格があるので、自分で銘柄を選ぶという行為自体が、大きな偏りを生んでしまう危険性があります。
いくら銘柄数を増やしていっても、その内訳には投資家の数だけクセが出てしまうはずです。
個別株をするなら、ダウの犬などの機械的なルールを使用するのがベターな気がします。
仮にシーゲル二郎が好みで個別株を選んでいったら、金融セクター企業は1つも入らないでしょう。
こうした偏りが、長期的にはリターンを蝕んでいくのかもしれません。
やっぱりインデックス最強なのかなぁ・・・つまらない世界だ。
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