株式投資と半額総菜
シーゲル二郎です。
株式を買うタイミングで最も理想なのは、安く買える下落相場です。
株式市場では、金融危機や不況が発生すると多くの株が下落します。業績に問題ない企業であっても、なぜか暴落することがあります。(というかほとんど)
株価が下落すると、レバレッジをかけている人、つまり借金をして投資をしている投資家が資金返済を迫られるので、優良株であっても関係なく売られてしまうからです。売りが売りを呼び、あらゆる株が下落してしまいます。
しかし、株式の本質的な価値は企業が生み出すキャッシュフロー(≒配当金)によって決まるので、業績に問題なければ価値に変わりはありません。
しかし、短期では需要と供給によって株価は上下するので、売りたい人が多い時は大きなチャンスということになります。
話が変わりますが、シーゲル二郎の趣味は仕事帰りにスーパーで半額総菜を買いあさることです(笑)
よくこういうシールが貼ってありますね。このシールが貼られている理由は、賞味期限を過ぎてしまったら廃棄するしかないので、赤字覚悟で半額にしてでも売って現金にしてしまいたいからです。
シーゲル二郎にとっては、そんな事情関係なくただのお買い得商品です。値引してでも絶対売りたいスーパーと、買うか買わないか選択肢があるシーゲル二郎は対等ではないのです。
この関係は、レバレッジをかけていて追証に追われている投資家と、レバレッジをかけていない投資家の関係に似ています。
レバレッジをかけている人は、ロスカットや追証が発生すれば嫌でも株を売らなければなりませんが、他の人には関係ありません。売られまくって値下がりした株を好きなタイミングで買うことができます。
レバレッジをかけてしまうと、下落相場で資金が用意できなくなるので、半額総菜争奪戦に参加できなくなってしまうのです。本当は買いたいのに、泣く泣く売るハメになることもあるでしょう。
レバレッジ2倍だったら、株価が半額になった時点でゲームオーバーです。
半額総菜の話に戻りますが、シーゲル二郎は食いしん坊なので、必要以上に半額総菜を買ってしまい後悔することがあります。普段は絶対に買わないような総菜を買ってしまい、あまりおいしくなかった経験も多数あります。
いくら半額シールが貼ってあっても、調子に乗って買いまくってはいけません。投資でも、普段から目をつけていた銘柄が暴落していたら買うなどのルールを決めたほうがいいかもしれません。
お買い得でも、普段チェックもしていないような株を買うと痛い目をみるでしょう。
需要と供給で値段が上下するなら、株も総菜も買うのは売る人に都合が悪い時が最高のタイミングということです。
余談ですが、半額になった刺身を買って、めんつゆとごま油を混ぜたタレに一晩つけて、ヅケにして食べると最高にうまいです。(マグロやサーモンあたりが最適)
賞味期限は必然と切れているので、お腹が弱い人にはオススメできません。投資と同じく、実践するなら自己責任でお願いします(笑)
参考記事「株を半額で買える権利」