意識低い系とセミリタイアの関係

意識低い系のつみたて次郎です。

セミリタイアは、十分に資産を蓄えてから仕事を早期退職し、好きな仕事や配当金などの緩やかな収入をもとに、時間にゆとりある生活を過ごす新時代のスタイルです。

よく言えば労働からは解放され自分らしく生きる、悪く言えば仕事が辛いさっさと辞めたい怠け者と言えます(笑)

いずれにせよ、早い段階でいかに資産形成できるかというのが、セミリアイア達成のための大きな課題となります。

セミリアイアに必要な金額は、それぞれのリタイア希望年齢・要求する生活レベル・リアイア後の見込み収入などによって変動するため一概には言えませんが、数千万~1億円くらいは最低限必要かと思います。

詳しくは、先日セミリアイアをカミングアウトされたたぱぞう氏の記事をご覧ください(丸投げ)

外部リンク…セミリタイアをするにはいくらの資産が必要なのか

 

セミリタイア成功のための土壌

セミリタイアを達成するためにはお金が必要ですので、次のような工夫をする必要があります。

①収入を増やす
②出費を減らす
③投資で増やす

これは通常の資産形成と共通です。

セミリタイアというのは出口戦略のタイミングが早い資産形成のようなものですからね。

①については単純明快ですが、日本で広く採用されている年功序列・終身雇用という制度は、セミリアイア制度とすこぶる相性が悪いです。

これらは定年まで勤め上げる前提になっているので、そもそも途中でドロップアウトする人にとっては最悪です。

②については、セミリタイア後の生活習慣を考える意味でも重要です。

生活レベルがそれなりであれば、セミリタイアの難易度もそれなりになりますからね。

ただし、出費を抑えて節制するのにも限度があるため、やはり①③で資産を多く増やせないと厳しそうです。

③についても、セミリタイア後の生活費に大きく影響を与える要素です。

ただし投資によるリターンは不確実なうえ、セミリタイア後は入金力が大きく低下するので、かなり保守的な運用が求められることになります。

 

 

意識低い系とセミリタイア

セミリアイアと聞くと、一発当てて大儲け→悠々と余暇を過ごすといったセレブ的なイメージと、節制してお金を貯める→貧乏リタイア生活といったドケチ的なイメージの両方を思い浮かべます(笑)

後者については、なんとなく意識低い系な感じが伝わってきますが、セミリアイアを達成するためには上記のような工夫と努力が必要ですので、単に仕事辞めてグータラしたいというような人にとっては厳しいハードルではないでしょうか?

つみ次郎はモロにそのタイプなのですが、残念ながらそのような志や意識の低い人では、なかなかセミリアイアを達成できるだけの能力も努力も足りなさそうですね(号泣)

また、リアイア後にやりたいことが明確でないと暇になりすぎそうなので、その意味でも消極的なセミリアイア願望というのは危険かもしれません。

年金問題や定年延長といった話もありますので、つみ次郎は大人しく社会の歯車として働き続けたいと思います(定時に帰りながら)

 

セミリタイアのジレンマ

将来何かやりたいことがあるという積極的セミリタイア希望者はともかく、とっとと仕事を辞めたいという消極的セミリタイア希望者は、なかなかセミリタイアできなさそうな感じがします(辛辣)

つみ次郎もセミリタイアは憧れますが、今の仕事がそこまで嫌なわけではありませんし、そのために今の自分を犠牲にするのは嫌です(クズ次郎)

能力が並以下の庶民は長く働くのが一番確実な生存戦略ですので、なけなしのお金で株を買って資本家に些細な抵抗をしたり、宝くじを買って一獲千金を夢見ながら、この世知辛い世の中をたくましく生きていこうではありませんか(ノルマ達成)

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セミリタイア次郎

意識低い系とセミリタイアの関係” に対して1件のコメントがあります。

  1. たぱぞう より:

    どもどもたぱぞうです。

    ご紹介ありがとうございます。私も本来は定時でしぶとく続ける予定だったのですけどね。
    気が付いたらセミリタイアしていました(笑)

    40代50代になると、体力的なものもありますからね。

  2. つみたて次郎 より:

    >>たぱぞう様

    こちらこそコメントいただきありがとうございます!
    私も隙あらばセミリタイアしたい感じですが、まだまだ道のりは遠そうですね(笑)
    今後もまた何かあれば紹介させていただきたいと思います。

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