【朗報】ひふみロケットが打ち上げ成功
ひふみ次郎です。
昨日、いろんな意味で興味深いニュースがありましたので紹介します。
本日当社がスポンサーをつとめるインターステラ社の実験ロケット「宇宙品質にシフトMOMO3号機」の打ち上げを行い無事に宇宙空間に到達しました!応援してくださったみなさま、ありがとうござました。#インターステラテクノロジズ #ひふみろ #momo3 #MOMO3 #ひふみ pic.twitter.com/ahLSLJjitN
— レオス・キャピタルワークス公式ツイッター (@rheos123) 2019年5月4日
レオス・キャピタルワークス㈱はみんな大好きひふみ投信の直販系運用会社であり、投資クラスタからの知名度は非常に高いです。
上記ツイートの画像は同社の藤野社長及びマスコットキャラクターのひふみろです。
今回打ち上げされたロケットのデザインはひふみろをイメージしたものになっており、「ひふみロケット」なんて呼ばれたりもしています。
国内の民間ロケットでは初の宇宙空間まで到達という偉業を成し遂げており、レオスにとっても大変喜ばしいニュース…になるはずでしたが、顧客であるひふみ投信ホルダーからは厳しい言葉も出ているようです。
詳しくは上記ツイートのコメント欄をご覧ください。
一部ホルダーの意見を要約すれば「ロケット上げるより基準価格上げろ」となりそうです。
ひふみ投信関連のツイートは去年の暴落以降(悪い意味で)盛り上がるのが定番になっているので、つみ次郎も影からひっそり見守っていきたいと思います。
ちなみに今回のニュースは、同じく出資者である堀江貴文氏からとって「ホリエモンロケット」として紹介される方が一般的に多いと思われます。
外部リンク…ホリエモンロケット、発射成功 民間単独は国内初
ちなみに以前の打ち上げ失敗時には、爆破したひふみロケットの画像をいろんなとこで見かけましたが、その時もいろんな意味で荒れてましたね(笑)
一方、その頃ひふみろは…https://t.co/Ss7dDPoWdS pic.twitter.com/dO4RVzMcKu
— Key(ケイ)@家計フォワード (@kakeyforward) 2018年6月30日
ひふみとロケットと受益者
話を戻しますが、一部のひふみ投信ホルダーから出ているロケット事業への投資そのものの批判については、なかなか難しい問題であると考えています。
確かにロケット事業に出資する暇と金があるなら本業?である資産運用に力を入れろという意見も一見筋が通るような気がします。
とはいえ、ひふみ投信がここまで成長できたのも2017年にテレビ番組「カンブリア宮殿」で取り上げられたのが大きなきっかけですし、その他にもツイッター上での露出もかなり多いように感じます。
実際に直販型投信としては非常に知名度も高いように感じますし、純資産総額を大幅に増やせたのも各種メディアを活かした商品PRであることは間違いなさそうです。
なので今回のロケット打ち上げについても、レオス社およびひふみ投信の宣伝という意味では大きいのではないかと思います。
余談ですが、つみ次郎が利用しているスマホアプリ「将棋ウォーズ」でもレオスの名前を見かけることがあり、様々な事業のスポンサーとして活動していることが分かります。
あれ、あれ、おかしいですね?
3/17 レオス・キャピタルワークス杯 第7期将棋ウォーズ棋神戦 https://t.co/IIZhQ9oeLi
— つみたて次郎(謹慎中) (@siegeljiro) 2019年3月18日
いずれにせよ、資産運用事業に悪影響を及ぼすレベルで無駄遣いしているとは考えにくいので、出資をやめたところで基準価格が上がるわけでもないでしょう。
ロケット事業への出資を無駄なコストと判断して批判するのであれば、「基準価格上げろ」ではなく「信託報酬下げろ」のほうがまだ筋の通った主張ではないかと思います。
消費や投資に不寛容な世界
話は変わりますが、ZOZOTOWNの前澤社長に対する様々な批判を思い出しました。
具体的には月に旅行に行くという計画や、ツイッターでの総額1億円バラまきなどについてです。
どちらも前澤社長個人の資産で計画されている(された)にもかかわらず「顧客や従業員に還元しろ」という批判が多くあったことは記憶に新しいです。
もちろんZOZOTOWNが不当に高価な商品を売りつけていたり、低賃金で従業員を使い捨てしていれば分からなくもありませんが、少なくともビジネスモデルや賃金水準を見れば極悪企業という感じではありません。
個人の私財による投資や消費にすらケチをつける世の中では、ましてや会社の金を使って無駄遣いすることなど言語道断という人がいるのも無理はないのかもしれません。
そもそもひふみ投信含めアクティブファンドというのは運用会社の裁量が大きく、構造上コストも高くなりがちです。
これらを許容できる人でなければ投資するべきではないと思いますし、途中で方針が合わなくなれば売ることになるでしょう。
ちなみにつみ次郎自身は、投資したファンドや企業に好き勝手動いてほしくないので、運用会社の裁量が非常に小さく、無駄遣いが許されないインデックスファンドに投資しています。
また、高配当株に興味があるのも、配当金を捻出する必要があるため積極的な企業内再投資を制限できるからという理由が大きいです。
ある意味つみ次郎の投資哲学は、大きな裁量を与えるアクティブファンドの対極にあるということができそうです。
いずれにせよ、どこまで運用会社や投資先企業を信用するかというのは投資における重大なテーマといえるでしょう。
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レオス次郎