【S&P500】ETF三銃士を連れてきたよ【VOO・IVV・SPY】
おはうさ~。
どうもつみたて次郎です。
たまにはETFの話でもしましょう。
どうやら海外ETFの純資産総額ランキングに変動があったみたいですね。
ETFdb.comによると、現時点における純資産総額ベスト5は以下の通りになっています。
ティッカー | 純資産総額 | 運用会社 |
SPY | 2,622億ドル | ステートストリート |
IVV | 1,821億ドル | ブラックロック |
VOO | 1,192億ドル | バンガード |
VTI | 1,180億ドル | バンガード |
QQQ | 704億ドル | ブラックロック |
№1に君臨するSPYは、もうちょっと頑張れば30兆円に届きそうな勢いです。
ちょっと見ない間にめっちゃ増えてて草
つい先日までVTIが3位でVOOが4位になっていましたが、逆転しました。
これにより、ETFの純資産総額トップ3がS&P500連動ファンドになりました。
また、ステートストリート・ブラックロック・バンガードという大手運用会社のトップ商品も全てS&P500になってしまいました。
今回トップ商品が入れ替わったバンガード社については、これまではバンガード・トータル・ストック・マーケット(VTI)という長ったらしい名前のETFがトップで、こちらはS&P500よりもさらに広く米国市場をカバーする内容になっています。
バンガードのETFは、他社の類似ETFと比べると銘柄数が多い印象が強く、S&P500ファンドではなくVTIがトップというのもバンガード=超分散というイメージにつながっていたように感じましたが、今回の件でちょっと薄まった感はありますね。
つみ次郎としては、バンガードらしいエピソード(?)が1つなくなってちょっと悲しいですね(辛)
一応正式名も全部出しておきますね。
・SPDR S&P500 ETF(SPY)
・iシェアーズ・コアS&P500ETF(IVV)
・バンガード・S&P500ETF(VOO)
どれも看板商品だけあって、それぞれのブランド名を活かしたシンプルなネーミングになっています。
S&P500という文字列だけで情報は十分ということでしょう(適当)
純資産総額以外のデータをまとめるとこんな感じです。
ティッカー | 信託報酬 | 平均出来高 |
SPY | 0.09% | 7,720万ドル |
IVV | 0.04% | 401万ドル |
VOO | 0.03% | 283万ドル |
平均出来高では最古参&機関投資家のオモチャであるSPYが頭一つ♂ヌけていますが、大金を頻繁に売買するような富豪トレーダーでもない限り特に気にする必要はなさそうです。
素直に信託報酬が一番安いVOOでよさそうに見えます。
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これまで以上にS&P500(VOO・IVV・SPY) VS 米株全域(VTI)という話が盛り上がりそうな感じもしますが、それぞれほとんど内容は被っているので、トータルリターンは似たりよったりです。
出典「ETF.com」
それぞれのチャート比較です。
VOOは設定日が2010年と比較的最近なので除外しています。
SPYとIVVはどちらもS&P500連動なので、コスト差を除けばほとんど重なっていますね。
最近の傾向でいえば、S&P500という形で上位500銘柄に集中するよりも、それ以外の小型株らも包括するVTIのほうが有利でした。
どちらに投資するか悩んでいるときは、直接比較しても分かりづらいので、S&P500に含まれない米国株(時価総額の下位20~25%程度)が必要かどうかで考えたほうがよさそうです。
いわゆる小型株効果を期待するならVTI、大型株の比率を上げたいならS&P500ファンドといった感じですね。
迷うくらいならより広いVTIでいいと思います(適当)
つみ次郎としては、時価総額の小さい新興企業への投資はできるだけ避けたいので、どちらかといえばS&P500ファンドのほうが好みですね。
といいつつ、(投信という形で間接的に)両方ともちゃっかり保有していますけどね(笑)
そもそもETF買えるならVTVなりVYMのほうが欲しいので意味のない考察ですが、どれか1つ選べと言われたらやはりVOO選びます。
まぁここらへんは各投資家の好みが出るポイントでもありますので、バックテストの結果というよりは各自の小型株に対する評価云々とかで決めてしまっていい領域だと思います。
どっち選んでも大差がつくとは考えにくいですからね(笑)