ヘルスケア | つみたて次郎の投資日記 https://siegeljiro.com シーゲル流×積立NISA×iDECO Wed, 28 Oct 2020 03:01:36 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.0.11 134557597 バンガード・米国ヘルスケアセクター(VHT)分析 https://siegeljiro.com/vht-bunseki https://siegeljiro.com/vht-bunseki#respond Tue, 26 Sep 2017 09:00:46 +0000 http://siegeljiro.com/?p=3100 シーゲル二郎です。

今回は、バンガード・米国ヘルスケアセクター(VHT)を分析していきます。

米国のヘルスケアセクター全体に投資できるETFです。

 

バンガード・米国ヘルスケアセクターETF (2017/3/31現在)

項目 データ
信託報酬 0.10%
銘柄数 358
PER 26.8倍
PBR 3.8倍
ROE 16.1%
利益成長率 7.7%
売買回転率 6.7%
標準偏差 13.60%

 

ヘルスケアセクターには、ファイザー(PFE)のような高配当バリュー株から、無配当のグロース株まで様々なタイプの株式が入り混じっています。いわば、「株のサラダボウル」ともいえるセクターです。

少し古いデータですが、PERは高く、全体的には成長セクターです。ヘルスケアセクターは通常ディフェンシブ性が高いといわれていますが、標準偏差はかなり高めになっています。

特に製薬会社に分類される企業群は、大手も結構下落しやすいイメージがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

S&P500との比較です。大きくアウトパフォームしていますが、チャートは凸凹で汚いです。健康意識の高まりというプラス材料と、薬価引き下げというマイナス材料が入り乱れていますが、全体としては期待の大きなセクターといえます。

ヘルスケアセクターは配当利回りが低いので、実際にはこれほどの差はありませんが、それでも大きく勝っていることには変わりありません。

参考に現在(2017/9/26)のVHTの配当利回りは1.36%、S&P500連動ETFであるVOOは2.06%と、大きな差があります。

ヘルスケアセクターは、米国セクター別リターンでは生活必需品を抑えて№1に輝いており、過去から学ぶならヘルスケアセクター企業へのウェイトを高める戦略がシーゲル派では流行っています。

生活必需品セクターが含まれる企業は、主に次の通りです。(2017/3/31現在)

業種 構成比率
医薬品 32.9%
バイオテクノロジー 22.3%
ヘルスケア機器 18.1%
管理健康医療 10.2%
その他 16.5%

 

米国株投資家では、製薬・医療機器・その他に分類することが多いと思います。それぞれの特徴は次の通りです。

製薬
・研究開発に大きな費用が掛かる。
・M&Aが盛ん。
・ブロックバスターを当てれば大儲け。
・失敗した時のリスクも大きい。

医療機器
・競争は比較的緩やか。
・超高収益企業が多い。
・訴訟リスクは高め。

その他(医療保険など)
・あまり収益性が良くない。
・ヘルスケアセクター特有のリスクは低め。

シーゲル二郎的には、勝ち組が固まっていて退屈な市場である医療機器が長期投資に一番向いていると思います。製薬は、競争がかなり激しいので、消耗戦になる可能性があります。

上位10銘柄は、次の通りです。

順位 会社名 構成比率
1位 ジョンソン&ジョンソン 10.2%
2位 ファイザー 6.3%
3位 メルク 5.3%
4位 ユナイテッド・ヘルス 4.8%
5位 アムジェン 3.4%
6位 メドトロニック 3.4%
7位 アッヴィ 3.2%
8位 セルジーン 2.8%
9位 ブリストル・マイヤーズ 2.8%
10位 アラガン 2.7%
上位10銘柄合計 55.1%

 

ジョンソン、ファイザー、メルクはNYダウにも含まれていて、高配当銘柄としても有名ですね。

その他の人気のなさが泣けてきます。ヘルスケアセクターは生活必需品セクターよりも高いリターンを叩き出しているのですが、日本のシーゲル派は生活必需品大好きな人が多いですね。

上位3社以外は、存在していないような扱いをされることが多いです。やはり低配当&理解しにくい事業ということが理由だと思います。

シーゲル派の属性としては、高配当・バリューなどに焦点を当てているので、正反対のヘルスケアセクター全体を避けるのは当然の流れではあります。

 

正直興味ないETFです。ですが、シーゲル派のセクター戦略を純粋に実行するなら、避けては通れないので、個人的な妄想を述べていきます。

まず全体的な話として、ヘルスケアセクターではM&Aによる吸収合併が非常に盛んです。特に製薬メーカーでは、企業の成長=M&Aといっても過言ではありません。

買収する側の企業は大型高配当株が多く、買収される側は小型低配当株が多くあり、これほど属性がはっきり分かれているセクターはありません。

現在世界中で企業の巨大化が進んでいるので、今後も大手企業が中小企業を買収して成長していくトレンドは今後続いていくと思います。既に勝ち組の企業は、今後も勝ち組であり続けるということですね。

ですが、それが直ちに中小企業(=小型株)の投資が失敗するというわけではありません。M&Aはタダではできず、相手が納得するカネを用意しなければなりません。そして、基本的に両者の利害は対立します。

大手企業・・・できるだけ安く買いたたきたい。

中小企業・・・できるだけ高く身売りしたい。

ですが、ヘルスケアセクターの大手企業の場合、自社だけでのオーガニックな成長が期待できないので、「足元を見られる」可能性は高いと思っています。

シーゲル氏が分析したS&P500当初銘柄で高いリターンをもたらした企業の多くは、「フィリップモリスに買収された」企業でした。

シーゲル二郎が言いたいことを短くまとめると次の通りです。

ヘルスケアセクター大手企業は、今後も中小企業を吸収して勝ち組であり続けると思うが、本当の勝ち組はM&Aで買収された中小企業側になる可能性も高い。
~シーゲル二郎~

これはシーゲル二郎の持論ではありますが、ヘルスケアセクターの個別株投資VSヘルスケアセクター全体の投資は、どちらが勝つにせよ大きな差が出そうですね。

ヘルスケアセクターに限らず、M&Aが盛んな業界ほど、大型株VS小型株の結果は大きく違うことになりそうです。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村
応援よろしくお願いします。

]]>
https://siegeljiro.com/vht-bunseki/feed 0 3100
メルク(MRK)分析 https://siegeljiro.com/mrk-bunseki https://siegeljiro.com/mrk-bunseki#respond Mon, 11 Sep 2017 09:00:02 +0000 http://siegeljiro.com/?p=2348 シーゲル二郎です。

今回は、メルク(MRK)を分析していきます。

ドイツ生まれの大手製薬会社です。

 

連続増配…5年

S&P格付…AA

採用インデックス
・NYダウ
・S&P100グローバル
・S&P500

 

ファイザー(PFE)と同じく、米国を代表する大手製薬会社です。そのため、事業内容にはあまり触れませんので了承ください。

出典「ビジネス+IT

グラフでは5位ですが、現在は入れ替わっているかもしれないので参考程度に。要するに上位陣の一角ということだけ伝われば十分です。

製薬会社は事業買収合戦が盛んなので、どれがトップを取ってもおかしくないし、取ったとしてもすぐ変わるので売上の順位はどうでもいいです(笑)

 

特にツッコミどころのないグラフです。日本がアジアと別枠なのが味わい深いです。

 

利益がバラついていて汚いです。2010年は米シェリング・プラウ社の買収やリストラにかかる負担が大きかったようで、何とか黒字を確保したような状況です。2014年は、消費者向け事業を売却したことによる特別利益です。今後は、糖尿病治療薬のジャヌビア・ジャヌメットや、がん免疫治療薬のキートルーダーの成長が期待されており、大幅な増益が見込まれています。

 

リーマンショックでわかりやすくへこんでいます。事情は詳しくはわかりません。

 

2009年と2010年の動きが謎ですが、平均するとちょうどいい感じです。シェリング・プラウ社買収の兼ね合いだと思いたいです。2014年は個人向け部門買収の特別利益です。

ファイザーと同じくリーマンショックで増配がストップしています。2007年~2011年は据え置きです。こちらも、配当金ではなく事業買収で拡大する道を選んだところが似ています。

 

自己資本比率は40%を超えており健全です。ROEは少し低めですが、今後の増益に伴い上昇する見込みです。

 

現時点情報(2017/9/11)

株価…64.3ドル
配当利回り…2.93%
実績PER…45.35倍
予想PER…32.11倍
連続増配…6年

いつもは予想だけですが実績PERも載せています。かなり高めの数字ですが、利益がぶれやすいのであまり気にしなくていいです。配当利回りは3%を切っており、4%近いファイザーに比べるとやや低めに出ています。

さて、何かと同じくNYダウ銘柄であるファイザー(PFE)と比べられがちな子です。事業内容には触れませんが、こちらのほうが配当利回りが低く、業績の変動も大きいです。

ただ、ファイザーもメルクもリーマンショックで増配がストップしており、代わりに事業買収を積極的に行っている部分が共通しています。

にもかかわらず、ファイザーは利益もフリーCFも安定的なのに、メルクは両方ともブレブレです。

同じ製薬会社であることを考えると、これは企業の問題ではなく、会計や買収方法の問題だと思っています。ようするに、「中途半端に知っているほど危険」ということです。

シーゲル二郎はテキトーな企業分析で定評がありますが、こんな緑色ばかりのグラフとにらめっこしていても、いい投資先なんか見つからないということです。

ただ、シーゲル派であれば、退屈な企業を探すだけなので、利益とフリーCFが安定しているかどうかだけ確認すれば十分です。

そういった意味では、買収で利益が倍に跳ね上がるようなアグレッシブな企業は要注意ということです。疑わしきは投資しないスタイルを貫けばいいのではないでしょうか。

もっともシーゲル二郎は個別株投資をしていないので、テキトーに企業分析しても全く問題ありません。羨ましいでしょ(泣)

早く個別株投資家になりたい(妖怪人間風)

]]>
https://siegeljiro.com/mrk-bunseki/feed 0 2348
ユナイテッド・ヘルス(UNH)分析 https://siegeljiro.com/unh-bunseki https://siegeljiro.com/unh-bunseki#comments Mon, 11 Sep 2017 10:00:39 +0000 http://siegeljiro.com/?p=2363 シーゲル二郎です。

今回は、ユナイテッド・ヘルス(UNH)を分析していきます。

米国で医療保険最大手です。

 

連続増配…7年

S&P格付…A+

採用インデックス
・NYダウ
・S&P500

 

医療保険の最大手企業であり、ヘルスケアセクターに属しています。日本とアメリカではあまりに医療保険事情が違うので、同じイメージで想像するのは危険です。

日本は国民皆保険であり、必ず社会保険や国民健康保険などの公的保険に加入することになっています。そのおかげで、多くの人は病院での負担が3割程度で済みます。また、高額医療制度などもあるので、医療費の上限は限定的で安心できます。

アメリカは、今まで国民皆保険がなく、各自で民間医療保険に契約するのが一般的でした。そのため、保険に未加入な人が全国民の15%ほどいたため、これを解消するために導入されたのが「オバマケア」です。とはいっても、無保険者は低所得者が多く、加入することになれば全体の保険料が上がるので、既に保険加入済みの人からの反対も多いです。

アメリカで骨折すると200万円かかるとか、盲腸の手術で1,000万円請求されたとか、ギャクにもならない高額な医療費を請求されます。アメリカで旅行中に歯が痛くなったら、現地で治療するより、飛行機代を払って自国で治療したほうが安上がりなんてジョークもあります(笑)

また、日本の民間医療保険と違い、医療保険ごとに指定された病院があり、それ以外の病院で治療されると保険適用外です。そのため、救急車で運ばれる途中にどこの医療保険の加入者か確認されるそうです。

アメリカの医療保険会社には、次のような考え方があります。

3件新規契約を取るよりも、1件の保険金を支払わないようにしろ。

アメリカらしい利益率重視の合理的な考えです。アメリカの医療保険は何かと細かい理由をつけて、保険金の支払いを渋るそうです。また、保険料は月額何十万円になることも当たり前のようです。日本人は無駄に保険に入りすぎだといわれますが、多くても月2~4万円ほどではないでしょうか。

資本主義ここに極まり

 

まとめると、アメリカの医療事情は素晴らしいということです(爆)

このユナイテッド・ヘルスも、ある意味悪徳企業であり、製薬企業と同じようにボロ儲けの報いを受ける可能性があります。

製薬会社ほどではないですが、アメリカ政府の規制が怖いですね。

 

事業の7割強が医療保険がらみですが、残り3割弱は、薬剤給付管理(PBM)という事業になります。PBMは、処方箋の給付や管理を行うもので、いわば薬品の卸売業ともいえます。IT技術を駆使して、患者のデータを分析し、必要な薬を分析します。そして、複数の製薬会社から見積を取り、できるだけ安く仕入れ、薬局などに卸します。

子会社であるオプタム社が担当しています。

卸売業なので、規模が大きいほど有利です。そのため、合併を重ねた結果、現在は下記の3社でほぼすべてのシェアを占めています。

 

・エクスプレス・スクリプツ(ESRX)

・ユナイテッド・ヘルス(UNH)

・CVSヘルス(CVS)

 

ちなみにCVSヘルスのメイン事業はドラッグストアです。PBM業務はあくまで卸売業なので、利益率は非常に低く儲かる事業とはいえません。

 

売上はほぼアメリカのローカル企業です。こんなふざけた医療制度なら海外展開は無理でしょう。

ヘルスケアセクター企業は、医療機器か製薬メーカーが多いですが、ユナイテッドヘルスはどちらも関係ない医療保険+PBMという珍しい企業といえます。

 

保険業でボッタくりなので、高利益率かと思いきやかなり薄利多売です。売上と純利益はきれいな右肩上がりです。今後の成長余力も十分ありそうです。

 

営業CFマージンは一桁後半で低めですが、投資CFが少なく、フリーCFも右肩上がりで美しいです。

 

自社株買いにも積極的ですが、2010年からの増配率は目を見張るものがあります。どの部分まで配当性向を上げるか注目です。

 

売上と純利益はしっかり伸びていて、ROEは横ばいです。オーガニックな成長ができており素晴らしいです。

 

現時点情報(2017/9/11)

株価…97.8ドル
予想PER…32.11倍
配当利回り…1.24%
連続増配…7年

株価は綺麗な右肩上がりで興味はそそられません。PERは30倍を超えており、グロース株並みの水準です。配当利回りは1.24%と低いですが、増配率は素晴らしいので今後は期待できそうです。

アメリカの医療保険事情は投資を始める前から知っていたので、その時点で投資対象としてはアウトです。

ほぼ米国内でしか通用しないローカル企業だし、事業内容も薄利多売です。医療保険の仕組み自体は社会に役立つものですが、アメリカの医療保険は国民の生活を助けておらず、企業が肥えるだけです。

ユナイテッド・ヘルスは採算性の関係でオバマケア向け事業から撤退しています。ようするに、国民皆保険のオバマケアは儲からないということです。

日本でも、医療費の増大による保険料の引き上げが問題になっています。一番問題なのは、井戸端会議の年寄りが病院でたむろしていること。次に問題なのは、国民健康保険の医療負担費が、貧乏人に対してひどすぎるからです。

国民健康保険は、無職や自営業の人が加入するので、平均所得は低めです。所得がほぼない人は、かなり低めの保険料で済みます。また、保険料の上限が低めに設定されているので、ある程度の収入を超えると保険率が低くなっていきます。

それを加味すると、年収200~300万円くらいの収入がある人がもっとも保険料率が高くなるそうです。自営業をするなといっているようなもので、若者の起業意欲をそぎますね。

 

話をアメリカに戻しますが、医療費は国を挙げて解決するべき問題であり、民間企業の儲けのための道具になっては絶対になりません。そのため、医療保険や製薬でボロ儲けしている資本主義の犬は今後報いを受けるのではないでしょうか。

アメリカの医療保険制度は、必要悪ですらなくただの極悪です。それに加担するユナイテッド・ヘルスも投資に値しません。

悪徳企業であれば高リターンをもたらす可能性もありますが、これだけ割高であればその可能性も低いでしょう。

 

]]>
https://siegeljiro.com/unh-bunseki/feed 3 2363
ファイザー(PFE)分析 https://siegeljiro.com/pfe-bunseki https://siegeljiro.com/pfe-bunseki#respond Mon, 11 Sep 2017 08:00:41 +0000 http://siegeljiro.com/?p=2333 シーゲル二郎です。

今回は、ファイザー(PFE)を分析していきます。

世界有数の製薬会社で、「バイアグラ」を発明した企業でもあります。

 

連続増配…6年

S&P格付…AA

採用インデックス
・NYダウ
・S&P100グローバル
・S&P500

 

名前はシーゲル二郎も初めて聞きました。世界有数の製薬会社、メガファーマーの一角です。循環器・中枢新家、鎮痛、抗炎症系などの新薬開発で実績があるようです。シーゲル二郎はあまり病気にかからないので、症状名を言われても全くピンときません(笑)

 

出典「ビジネス+IT

グラフだと1位になっていますが、少し古いデータなので現在は入れ替わっているかもしれません。M&Aによる買収合戦が盛んな業界なので、順位はあってないようなものです。市場を独占しているような巨大企業は皆無であり、非常に競争が激しいです。

 

事業内容はすべて製薬関係であり、半分が新薬、半分がジェネリックです。米国ではジェネリック医薬品のシェアが90%を超えており、広く普及しています。

とはいえ、花形は新薬開発です。しかし、大手のメガファーマーは最初から自社で開発したものは少なく、大抵は有力ベンチャー企業などを買収していくことが多いです。

そのため、メガファーマーは事実上、医薬品専門の投資会社みたいなものです。開発力よりも、いかに潤沢な資金で適切なM&Aができるかが重要です。この手法はファイザーが成功を収めたことより、「ファイザーモデル」とも呼ばれています。
ようするに札束で殴るゲームです。(無駄遣いはNG)

 

売上先は分散されており、特筆することはありません。

 

リーマンショックでも無傷です。今後の業績予想が凄まじいですが、2016年に買収したスピーラ社を含めた買収効果により、利益倍増になりそうです。これだけの企業が買収で利益倍になるってすごいですね。

 

2010年に大きくへこんでいるのは、2009年に買収した米国ワイス社の影響かと思います。それを除けば、極めて美しいです。設備投資は不要ですが、研究開発やM&Aには莫大な費用が掛かるため、要注意です。

 

実は2009年に減配するまでは連続増配41年の配当貴族でしたが、没落してしまいました。直近では配当性向が100%を超えていますが、今後は純利益倍増予定なので問題ないでしょう。2013年は何かあったようですが分かりませんでした。

 

自己資本比率が下がってきていますが、買収を重ねた結果かと思います。

 

現時点情報(2017/9/11)

株価…34.1ドル
配当利回り…3.76%
実績PER…28.85
予想PER…18.18
連続増配…6年

いつも載せているPERは予想のみですが、今回は実績も載せてみました。今後の増益予想がハンパないので、予想PERでは18倍程度とそこそこになっています。

特筆すべきは、配当利回り3.76%というところです。直近では配当性向100%を超えていますが、今後は問題なさそうです。

製薬会社はビジネスモデルがあまり好きではありません。莫大な研究費をかけても、そのうち利益をもたらすのはほんの一部の成功した新薬だけです。そのため、数打ちゃ当たるの精神であり、当たらなかったら会社が傾きます。

また、M&Aが盛んであるため、安く買収したいメガファーマーVS高く買収されたい新興企業の対決であるともいえ、個別株で投資するのは難しいジャンルになると思います。

かといって、製薬含むヘルスケアセクター全体では、配当利回りが低く、直近では1.5%を切っています。そのため、個別株、セクター戦略どちらもクセが強いです。

話がそれました。ファイザーの事業内容は深く理解できませんが、実績で数字を見る限りでは、不況耐性も高く、安定性も十分です。直近では配当利回りが4%近くまであり、投資タイミングとしても申し分ないのではないでしょうか。

 

しかし、リーマンショックで連続増配が途切れている点が問題…では全くありません。

41年連続増配がリーマンショックでストップしたという部分だけ聞くと、確かにポンコツ銘柄に見えてしまいますが、ファイザーの場合、利益はほとんど落ち込んでいません。ファイザーが減配したのは、業績悪化ではなく大型買収のせいです。2009年に、チャンスといわんばかりに米国大手ワイス社を買収したので、その代わり減配したと予想できます。

「不況に強いヘルスケアなのに減配した」みたいな記事をよく見ますが、、減配そのものは問題ありません。大事なのは、不況で減配しないことではなく、不況でも利益を生み出し有効に使えるかどうかです。

不況でがっつり暴れまくれる企業が、長期で高いリターンを生み出します。暴れる方法は、配当金、自社株買い、事業拡大どの方法でも構いません。

参考記事「セルフドルコスト平均法

ファイザーは、不況の時だから配当金よりも、株価が下落した企業を買収したほうがいいという判断をしたので、減配したまでです。株主利益にとってはむしろ理想的な立ち回りだったといえます。

しかし、減配したことは間違いないので、配当貴族の椅子は失っています。このような正しい減配をした企業を排除してしまうのが、米国配当貴族指数の大きな弱点です。逆に、無駄に増配を続けるポンコツ企業を残してしまうこともあります。

いい面と悪い面がはっきりしている企業です。

良いところ
・大手製薬メーカーで、M&Aに定評があるため、今後も成長が期待できる。
・配当利回りは4%近くあり、高配当。
・正しい減配をしているので、連続増配ばかりに注目する投資家の目に留まらない。
・トランプ大統領による薬価格引き下げというほどよい懸念材料がある。

悪いところ
・買収で利益が伸びすぎ。悪い意味で目立ってしまう。
・政治リスクや訴訟リスクが大きい。

シーゲル派にとっては長所も短所も同じようなものですが、シーゲル二郎が分析するとこんな感じです。あとはご想像におまかせします。

]]>
https://siegeljiro.com/pfe-bunseki/feed 0 2333
カーディナル・ヘルス(CAH)分析 https://siegeljiro.com/cah-bunseki https://siegeljiro.com/cah-bunseki#respond Fri, 01 Sep 2017 05:20:48 +0000 http://siegeljiro.com/?p=1333 シーゲル二郎です。

今回は、カーディナル・ヘルス(CAH)を分析していきます。

総合ヘルスケアサービス?企業だそうです。事業内容は理解できなかったので、数字を中心に考察していきます。

 

連続増配…32年

S&P格付…A-

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

事業規模は小さいですが、米国のうち70%以上の医療機関に医薬品、医療機器、サービスを提供しているようです。放射性医薬品ネットワークは米国トップシェアだそうです。

また、2017年4月には、医療機器メーカーのメドトロニック(MDT)の医療機器部門の一部を買収しています。

さて、典型的なヘルスケアセクターであり、シーゲル氏の調査では、ヘルスケアセクターは最も高いリターンをもたらしました。

また、同じ配当貴族内のJNJ、MDTなどのヘルスケアセクター企業はもれなく高収益であり、このカーディナル・ヘルスもさぞかし高収益なのでしょう(フリ)

 

事業はほぼ米国内です。まぁ医療大国united states of americaですからね。

 

過去最高の縦長です。この結果は全く予想していませんでした。ヘルスケアセクターは高利益率であることが多いですが、カーディナル・ヘルスはかなり薄利多売のようです。医療メーカーというより、サービス業が中心なのでしょうか。

セクター1位のジョンソン&ジョンソンと比べると、売り上げは2倍弱あるのに、純利益も時価総額も10分の1以下と、かなりダイナミックです。

 

投資CFが少ない目なのは予想できましたが、営業CFがブレブレでダメダメのポンコツです。営業CFマージンも、0.91%~2.77%と、ブレブレのダメダメです。データが適当なことで有名な当ブログで小数点第2位が出てしまいました。

 

配当性向が低めで推移しているにもかかわらず2013年には利益額を超えてしまっていたり、文句なしにポンコツです。ヘルスケアセクターでありながら利益のぶれがあるのは言語道断です。

 

自己資本比率が若干下がってきていますが、それ以外は特にノーコメントです。

 

現時情報(2017/9/1)

株価…67.46ドル
PER…14.79倍
配当利回り…2.74%
連続増配…32年

グッと上がって右肩下がり。きったねぇチャートです。PERは15倍を切っていますが、配当利回りはふなっしーとあまり高くありません。

いやぁ、ヘルスケアセクターの名に恥じない優良企業でしたね(嘘)

ビジネスモデルが高卒の頭では理解できなかったので、何とも言えませんが、事業内容なんて見ないでも各指標やグラフを見ただけでパスのポンコツ銘柄でした。営業CFマージンはまさかの一桁前半であり、超低収益企業といっても過言ではありません。

ヘルスケアセクターといっても、医療機器や医薬品は高収益ですが、その他地味な立ち回りの企業は低収益が結構多いですね。ヘルスケアセクターに限っては、派手な企業のほうがいいのかもしれません。

個別株なら絶対に手を出さないポンコツでした。シーゲル二郎の貴族格付ランキングでは、ワースト1位といってもいいです。早く減配してほちぃ

]]>
https://siegeljiro.com/cah-bunseki/feed 0 1333
ベクトン・ディッキンソン(BDX)分析 https://siegeljiro.com/bdx-bunseki https://siegeljiro.com/bdx-bunseki#respond Thu, 31 Aug 2017 11:28:21 +0000 http://siegeljiro.com/?p=1261 シーゲル二郎です。

今回は、ベクトン・ディッキンソン(BDX)を分析していきます。

注射器、注射針などの医療機器大手メーカーです。

 

連続増配…44年

S&P格付…BBB+

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

注射器、注射針、カテーテルなどが主力ですが、幅広い医療機器を作っているようです(適当)

同じく医療機器メーカーで配当貴族のCRバード(BCRの買収を2017年4月に発表しており、配当貴族内でのマッチングが起きました。そのため、次の配当貴族リバランス時には別の企業が補充されるでしょう。

 

出典「ビジネス+IT

2014年時のデータだと、医療機器業界はこんな感じです。CRバードの2014年売り上げは約3.3十億ドルだったので、12位のベクトン・ディッキンソンに足すと11.6十億ドルとなり、7~8位くらいになりそうです。

まぁ医療機器メーカーの場合は分野ごとに強い企業がはっきり分かれているので、そこまで事業規模にこだわる必要なないでしょう。

 

医療機器メーカーは海外売上比率50%をなかなか超えないですね。さすが医療大国U.S.A

 

2015年は同じく医療機器メーカーのケアフュージョンを買収に伴う減益かと思われます。それを除けば極めて安定的で美しいです。

 

営業CFマージンは、直近は20%前後で物足りないです。(嘘)とはいえ、他の医療機器メーカー(JNJ、MDT)と比べると低いのは否めません。投資CFも意外と多いです。

ですが、普通に見れば文句なしの優良キャッシュフローです。

 

増配率は素晴らしく、株主還元は十分です。CRバード買収に伴い大幅な増収増益が見込まれており、配当性向も今後は元の水準に戻りそうです。

 

フリーCFを生かして自社株買いに積極的のため、自己資本比率は低下中です。とはいえ30%をキープしており十分です。

 

現時点情報(2017/8/31)

株価…197.90ドル
PER…56.62倍
配当利回り…1.48%
連続増配…44年

PERは56倍越えと超高いですが、今後は増益見込みなので、落ち着きそうです。ですが、それを踏まえても割高です。配当利回りも1.5%と低いです。CRバードも配当利回りはかなり低かったので、合併後の方針に注目したいです。

 

医療機器メーカーのため、事業内容はあまり理解できませんが、安定した利益と成長率を兼ね備えている優良企業でした。CRバードの買収効果が未知数なので、シーゲル二郎は様子見したいです。また、配当貴族同士の合併ということで椅子が1つあまるので、次はどの貴族が座ることになるのか楽しみです。

]]>
https://siegeljiro.com/bdx-bunseki/feed 0 1261
CRバード(BCR)分析 https://siegeljiro.com/bcr-bunseki https://siegeljiro.com/bcr-bunseki#respond Thu, 31 Aug 2017 10:41:23 +0000 http://siegeljiro.com/?p=1238 シーゲル二郎です。

今回は、CRバード(BCR)を分析していきます。

医療機器メーカーで、カテーテル分野が強みです。

 

連続増配…45年

S&P格付…A

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

医療機器メーカーですが、まず最初に伝えることがあります。このCRバードは、2017年4月、同じく医療機器メーカーで配当貴族のベクトン・ディッキンソン(BDX)に買収されることが決定しました。そのため、この企業の寿命は残り少ないため、配当王になることはないでしょう。説明もざっくり行きます。詳しくはBDXの分析を見てください。

さて、カテーテルなど血管分野、泌尿器・前立腺分野、がん治療関係、手術用品の4部門に事業が分かれているそうですが、シーゲル二郎には理解できませんでした(笑)

出典「ビジネス+IT

2014年時点のランキングなので、少し古いです。2014年のCRバードの売上は約3.3十憶ドルだったので、オリンパスより少し小さいくらいですかね。事業規模としては、非常に小さいですね。買収する側のベクトン・ディッキンソンは12位なので、買収後は上位を狙えそうです。

このように、メリットがあればすぐに吸収合併してしまう機動力の高さが米国株にはあり、頼もしいですね。逆にいらなければすぐ分離しますし(笑)

 

比較的米国内の割合が高いですが、医療機器の事情を考えれば許容範囲内です。日本では小林製薬と50%ずつ出資の合弁会社「メディコン株式会社」として展開しています。

 

2014年と2015年がへこんでいて気になりますが、どうせ買収されるので気にしないことにします。というのは冗談で、おそらく一時的な損失だと思います。売り上げは右肩上がりで非常に美しいです。

 

営業CFマージンは、通常だと25%前後あり、超高収益企業です。投資CFも非常に少なく、莫大なフリーCFを生み出しています。やはり医療機器メーカーが武器になるので、老舗企業が有利ですね。

 

・・・。配当性向が異様に低いです。連続増配は45年目ですが、これでは配当貴族本来の趣旨から外れてしまいます。CRバードの場合は自社株買いに積極的のようですが、このグラフはいただけません。

 

自社株買いに積極的なので自己資本比率は低下中です。買収後はちゃんと配当金出してくださいね。

 

現時点情報(2017/8/31)

株価…319.06ドル
PER…31.72
配当利回り…0.33%
連続増配…45年

配当利回りのケタは間違っていません。配当よりも自社株買いで株主還元をするスタイルのようです。株価も右肩上がりで、PERは普通に30倍越えのグロース株風です。手は出せません。

 

医療機器メーカーなので事業の安定性は問題ないですが、比較的規模が小さいのと、バリュエーションと配当利回りが低すぎるのでパスでお願いします。ベクトン・ディッキンソンに買収された後は配当金として配る金額が増えていると嬉しいですね。

CRバード分析はここで終了するので、続きは「ベクトン・ディッキンソン(BDX)分析」にします。

]]>
https://siegeljiro.com/bcr-bunseki/feed 0 1238
アッヴィ(ABBV)分析 https://siegeljiro.com/%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%b4%e3%82%a3%ef%bc%88abbv%ef%bc%89%e5%88%86%e6%9e%90 https://siegeljiro.com/%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%b4%e3%82%a3%ef%bc%88abbv%ef%bc%89%e5%88%86%e6%9e%90#respond Wed, 23 Aug 2017 11:32:28 +0000 http://siegeljiro.com/?p=614 ※注意!…今回の分析はひじょーにやる気がありません。まじめにアッヴィのことを知りたい方は見ないほうがいいです。

シーゲル二郎です。

今回はアッヴィ(ABBV)を分析していきます。

 

連続増配…44年

S&P格付…A-

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

2013年にアボット・ラボラトリーズ(ABT)から新薬部門が分社化してできた企業です。分社化といっても、元のアボット・ラボラトリーズよりこちらのアッヴィのほうが事業としては大きいです。

アッヴィを一言でいうと、「ヒュミラ」で片付きます。

 

「ヒュミラ」とは抗リウマチの治療薬で、いわゆるブロックバスターと呼ばれる大ヒットの医薬品です。

ブロックバスターとは、年間売上が10憶ドル以上(約1100億円以上)である医薬品のことです。

出典「株式会社メディサーチ

全世界のブロックバスターで第1位であり、まさに空前絶後の大ヒット商品といえます。

そして、アッヴィの売上のうち、7割近くをヒュミラが占めています。

つまり、アッヴィ≒ヒュミラなのです。

アッヴィといったらヒュミラ、ヒュミラといったらアッヴィ。

そして、2016年に米国での特許が失効しました。今後は後発薬との競合になるため、適応症を拡大することで対応する方針を見せています。

次の各種データです。(分社後の2013年以降しかありません。ご了承ください。)

 

すごい右肩上がり(小並感)

 

ボロ儲け中。

 

ひゅみらすごい。

 

自己資本比率低すぎ。

 

現時点情報(2017/8/23)

株価…71.75ドル
PER…17.5倍
配当利回り…3.57%
連続増配…44年

配当利回りは少し前まで4%を超えていましたが、株価上昇で下がってしまいました。

しかし、依然と3.57%と、配当貴族銘柄の中では十分高配当といえます。

シーゲル二郎的には、バイオ製薬会社というだけでもお断りですが、さらに売り上げの大半をたった一つのヒット商品で儲けているなんてもう無理です。

例えばコカ・コーラ社であれば、売り上げの柱はコーラですが、それは圧倒的なグローバルブランドで、生活の一部になっているから許されるだけです。

医薬品は、競争が激しく、特許切れのリスクもある激戦区です。その中でたった一つの収益の柱に頼っているなど言語道断です。

市場もそれを反映してか株価は割安なので、ヒュミラ派の投資家はぜひどうそ。

アボット・ラボラトリーズはベタ褒めですが、アッヴィはベタけなしです。

早く減配して配当貴族から抜けてください。

]]>
https://siegeljiro.com/%e3%82%a2%e3%83%83%e3%83%b4%e3%82%a3%ef%bc%88abbv%ef%bc%89%e5%88%86%e6%9e%90/feed 0 614
アボット・ラボラトリーズ(ABT)分析 https://siegeljiro.com/abt-bunseki https://siegeljiro.com/abt-bunseki#comments Wed, 23 Aug 2017 11:32:23 +0000 http://siegeljiro.com/?p=600 シーゲル二郎です。

今回は、アボット・ラボラトリーズ(ABT)を分析していきます。

幅広く商品展開しているヘルスケアセクターの企業です。

 

 

連続増配…44年

S&P格付…BBB

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

格付はBBBと投資適格級ギリギリです。連続増配年数は44年と長く、医療品を中心とした事業なので、安定性は高いです。

まず、企業理念が素晴らしいので、ホームページから一部拝借しました。

 

出典「Abbott Laboratories

シーゲル二郎が企業に求めることがすべて書いてあります。事業の多角化による安定性、海外売上による地域や通貨分散などの要素が盛り込まれており、まさに世界を支配する多国籍企業です。

 

excellent!と言わざるを得ません。特に新興国での展開に力を入れており、通貨分散もしっかりできています。

 

事業内容は、次の4つが柱です。

非常に幅広く展開しています。

 

出典「Abbott Laboratories

栄養補助食品は、サプリメントから、カ〇リーメイトやヤク〇トみたいなものまで幅広いラインナップがあるようです。

また、ジェネリック医薬品は、レポートではエスタブリッシュ医薬品(後発医薬品)となっていたのを訳しました。

特許が切れた薬なので、アボット・ラボラトリーズ社で開発したものではない医薬品ということになります。

9/29事業別内訳のうち、ジェネリック医薬品→エスタブリッシュ医薬品に差し替えました。

エスタブリッシュ医薬品は、特許期間が満了した先発医薬品(長期収載品)と後発医薬品(ジェネリック)が含まれています。どちらの場合も、実績のある薬が長期的に使われるので、事業としては安定的です。

もともとは、新薬開発も行っていたのですが、2013年に大きな事業改革があり、新薬開発部門を丸々分社化してしまいました。

新薬部門は「アッヴィ(ABBV)」という社名で再スタートし、残りが「アボット・ラボラトリーズ(ABT)」としてそのまま残りました。

もともとは抗リウマチ薬である「ヒュミラ」という大成功した新薬を保有していましたが、アッヴィとして分社化したので、今は関係なくなりました。

分社化といっても、残ったアボット・ラボラトリーズの時価総額が現在約8.5兆円、分離されたアッヴィの時価総額が現在約11.5兆円なので、半分以上を切り離したということになります。

新薬開発は、莫大な研究開発費と失敗のリスクを抱えるので、比較的安定した事業を残したともいえます。

 

分社化したのは2013年ですが、会計上は2011年からになっているようです。売上が大きく落ち込んでいます。

また、

2016年には医療機器メーカーで血管部門に強い「セント・ジュード・メディカル」を買収したため、今後は売上と純利益の増加が見込まれています。

 

こちらはわかりやすくアッヴィを分社化した2013年からがくんと下がっています。その後は横ばいで安定しています。

 

汚いグラフですね。喝をいれざるをえません。

早く落ち着いてほしいですね。

 

ROE下がりまくりで同じく汚いです。少し不安になってしまいますが、今後の純利益は回復する見通しなので、今後は改善していくでしょう。

あくまで見通しですよ。

 

現時点情報(2017/8/23)

株価…49.71ドル
PER…76.33倍
配当利回り…2.13%
連続増配…44年

2013年の断崖絶壁はアッヴィの分社化の時です。

PERはグロース株かと思うくらいの数字ですが、事業編成のいざこざなので気にしないでください。

各指数が悪い割には、あまり株価が下がっておらず、配当利回りも2%強しかありません。

難しいタイミングになりそうです。

 

幅広い事業展開、高い新興国での売上比率、新薬開発を分社化したなど、シーゲル二郎の心をくすぐる内容ばかりで、非常に素晴らしいです。

その反面、格付けはBBBだし、グラフはきったねぇし、配当利回り低いしで、各種数字は非常に悪いです。

俺頭わりぃからよくわかんねぇけど、米国配当貴族指数の中で保有する分には十分すぎますね。

]]>
https://siegeljiro.com/abt-bunseki/feed 2 600
キンバリークラーク(KMB)企業分析 https://siegeljiro.com/%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%af%ef%bc%88kmb%ef%bc%89%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%88%86%e6%9e%90 https://siegeljiro.com/%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%af%ef%bc%88kmb%ef%bc%89%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%88%86%e6%9e%90#respond Wed, 23 Aug 2017 11:32:08 +0000 http://siegeljiro.com/?p=570 シーゲル二郎です。

今回はキンバリークラーク(KMB)を分析していきます。

キンバリークラークは、ティッシュ、おむつなどの製紙用品を中心とした日用品を販売する企業です。

 

連続増配…44年

S&P格付…A

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&Pグローバル100
・S&P500

 

P&Gなどと同じ日用品を販売する会社なので、不況に強く、安定しています。

ティッシュ、トイレットペーパー、おむつなどで世界トップクラスのシェアを誇っています。どんな時でも必要とされる安定消費財です。

また、クリネックスのティッシュは日本でもよく見かけるのブランドです。シーゲル二郎の愛用品でもあります。

日本では、「日本製紙クレシア株式会社」がライセンス契約を結び国内で販売しています。

また、日本ではあまり見かけませんが、「ハギーズ」ブランドが非常に有名です。P&G社の「パンパース」に次ぎ世界2位のシェアを持っています。

製紙パルプ業も有名で、インターナショナルペーパー(IP)社に次ぎ世界第2位です。

なんとなく器用貧乏な感じがしますが、ティッシュやおむつという生活必需品をしっかり押さえているのは強みです。

 

だいたいですいません。海外売上比率は約半分と、十分に展開できています。

 

売上は退屈なほど横ばいです。ティッシュやおむつの消費量が来年から半分になることもないし、倍になることもありません。

 

意外とばらついていて美しくないですね。安定的なキャッシュフローの企業ばかり見すぎのせいかもしれませんが、もう少しなだらかで安定しているといいですね。

 

2014年にはヘルスケア部門を売却しており、利益は減少しています。2015年には配当性向が100%を超えましたが、一時的なものなので問題はありません。

 

自己資本比率がマイナスで、債務超過です。生活必需品セクターは債務超過ブームが来ているようです。

長期借入金により自社株買いをしたためであり、業績自体はむしろ好調です。

 

現時点情報(2017/8/23)

株価…122.43ドル
PER…20.5倍
配当利回り…3.2%
連続増配…44年

 

株価は割高でも割安でもない感じです。地味な企業なので、いつ買ってもよさそうです。

事業内容は素晴らしいですが、利益がばらついているのが非常に気になります。詳しくはわかりませんが、事業再編中なのでしょうか。

時価総額はP&Gの約5分の1と小さめ?ですが、ティッシュ、おむつという明確な強い分野があるので、これからもまったりと成長できるでしょう。

配当利回りも3%を超えており、規模が近いコルゲート(CL)よりも割安といえます。

P&Gコルゲートのほうが事業としては魅力的ですが、キンバリークラークも相手が悪いだけで、十分なワイドモート(=深い堀)を築いているのではないでしょうか。

他の生活必需品セクターが強すぎますが、キンバリークラークも十分すぎるほど優良企業です。米国配当貴族にふさわしい銘柄です。

 

]]>
https://siegeljiro.com/%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%82%af%ef%bc%88kmb%ef%bc%89%e4%bc%81%e6%a5%ad%e5%88%86%e6%9e%90/feed 0 570