バフェット太郎氏著「バカでも稼げる米国株高配当投資」を読んだ感想
つみたて次郎です。
先月4月28日に販売されたこの本を読んでみました。
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説明不要かと思いますが、超有名米国株ブロガーのバフェット太郎氏が著者となっている本です。
ブログ同様煽り全開のタイトルとなっており、中身もなかなか過激でした。
他ブロガーの方による書評もすでに多くあり、せっかくですのでつみたて次郎もいろいろ感想を述べてみたいと思います。
一通り読んでみた感想としては、良くも悪くもブログを本に収めたような印象です。
基本的に話し言葉で最後まで解説されており、毒舌キャラは健在です。
内容としては、投資の基礎的なことから市場平均に対する考え方まで、バフェット太郎氏の投資哲学が良く分かるものでした。
そして今回、つみたて次郎が選ぶ見どころをいくつか紹介してみたいと思います。
イケメン過ぎるバフェット太郎氏&ツヤツヤすぎる本家バフェット氏
本の冒頭は漫画になっているのですが、なかなかぶっ飛んだスピード感で始まっていきます。
本屋の投資本コーナーで悩んでいるOLさんにバフェット太郎氏がいきなり話しかけるのですが、最初はウォーレン・バフェット氏の仮面をつけて登場します。
その仮面のバフェット氏がやけに若々しいのと、バフェット太郎氏がやたらイケメンになっているのが個人的にツボでした。
バフェット太郎氏の素顔を知る方はほとんどいないかと思いますが、細身な方のようですので、案外実物も負けず劣らずのイケメンなのかもしれません。
後はどうでもいいですが、本屋でOLさんに説明するという状況なのに「脱○しながら泡を吹いて気絶することなるよ…」という下ネタをぶち込むのはどうかと思いました(笑)
随所にちりばめられた米国株ブログネタ
バフェット太郎氏の本に興味がある方は、米国株ブログ村を始めとする米国株ブロガー事情を知っている方も多いかと思います。
ここ1年ほどで急激に成長した米国株ブログは、(最近落ち着いたとはいえ)挨拶するかのように煽り合いをし始めるカオスなジャンルです。バフェット太郎氏も、そのマイクパフォーマンスの中心として活躍しています。
著書の中には、米国株クラスタならば思わずクスッとしてしまう小ネタが随所にちりばめられており、単純に読み物としても楽しむことができました。
放送禁止用語のオンパレード
何となく予想もつくかと思いますが、ブログ同様過激なフレーズが多用されています。
とはいえ、当たり障りのない内容を書き連ねる投資本が多い中で、ハッキリと意見を主張している姿勢は好感が持てます。
当然ながら、バフェット太郎氏の考えが濃く出ている本ですので、良くも悪くもディープな仕上がりとなっています。
投資本として知り合いに勧める際には注意が必要かもしれません。
まとめ
書いてあること自体は、ブログを隅々まで読めばわかるような内容がほとんどです。
しかし、ブログの場合は時事ネタ等も多く、断片的に情報が散らばっています。それらを分かりやすい順序でギュッと1冊にまとめているというだけでも、十分すぎる価値があるかと思います。
これから投資を始めようとする方は、投資に対する全体像をつかむのに役立つかもしれませんし、既に投資をしている米国株クラスタの方であれば、面白い読み物として楽しめるかと思います。
少し注意点としては、おそらく投資入門用として執筆されている本書ですが、後半になるにつれPERやCFマージン等の踏み込んだ内容が結構出てくるので、全くの初心者が読む場合は少しハードルが高いかもしれません。
また全体的な構成として、広く浅く幅広い内容を取り上げられているような印象でした。
本書内の巻末には、バフェット太郎氏オススメの投資本が一覧で載っており、それらの英知を集結させたのが本書であるという趣旨も述べられています。
投資についてちょっと勉強して米国株に興味を持ったけど、本格的な投資本を読むのは難しそう…そんな方のスキマを埋めるのにピッタリな本だと思います。
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アマゾンのレビュー欄が案の定荒れていますが気にしたら負けです。
太郎さんファンですがこの本買うか迷ってます。
自分には個別株のハードルは高いし投資金額が違い過ぎる
以前ならば熱狂的信者だったので教祖の本に飛びついたと思います。
とはいえ、今でもリングの中心に居てほしい米国株プロレスのカリスマ!WWEで言えばトリプルHやスティーブ·オースティン級。
これからも次郎さん含め上位陣でリングを盛り上げてください!
グッドラック
(煽り合えって事では無いですよ)
応援ありがとうございます。
これからも程よく盛り上げていけるよう頑張ります!