【チョコ】ブラックサンダーネクストギアを食べてみた
プロテイン次郎だ。
先日とある読者より、プロテインバーの調査依頼が届いた。
ターゲットはブラックサンダーネクストギアという新商品についてだ。
みんな知っているあのブラックサンダー派生商品であり、プロテインが多く含まれているという噂だ。
プロテインある所にプロテイン次郎あり…さっそく調査結果を報告していきたい。
ネクストギアについて
大元のベースは、有楽製菓が製造販売するブラックサンダー(通常版)と大きくは変わらない。
おさらいだが、通常版は1個30円前後というお手頃価格、チョコとクッキーの絶妙なバランスが素晴らしく、もはや国民を代表するお菓子といっても良いだろう。
この画像を見て、多くの人が状況を瞬時に理解できてしまうほどには浸透しているといえるだろう。
そして今回登場したブラックサンダーネクストギアは、アーモンドを多く追加するなどしてプロテイン(たんぱく質)保有量を増やすコンセプトで登場した新感覚のブラックサンダーである。
プロテインバーを意識しているのは間違いなさそうだ。
9月16日よりコンビニ等で販売開始、そして昨日9月23日よりスーパーやドラッグストア等でも販売開始となっており、これから見かける機会も多くなりそうだ。
栄養成分について
お菓子としてならともかく、プロテインバーとして考察するのであれば、その栄養成分についても見ていく必要がある。
ブラックサンダーネクストギアの場合、PFCバランス等は以下のようになっている。
……。
この時点で、プロテインバーを名乗るのは難しいといえるだろう。
10gに満たないタンパク質はともかく、脂質と炭水化物(おそらくほぼ糖質)が多すぎるため、普通のお菓子といわざるを得ない。
参考に、通常版のブラックサンダーについてもデータを載せておこう。
1本(標準21g)あたり
熱量…112㎉
たんぱく質…1.3g
脂質…6.0g
炭水化物…13.1g
食塩相当量…0.2g
大体ネクストギア1本で通常版の2本分くらいになっている。
これだけでは分かりづらいので、それぞれ100g当たりに換算して比較してみる。
通常版 | ネクストギア | |
熱量 | 533㎉ | 548㎉ |
たんぱく質 | 6.2g | 13.0g |
脂質 | 28.6g | 32.3g |
炭水化物 | 62.4g | 51.4g |
食塩相当量 | 1.0g | 0.5g |
カロリーはほぼ同じだが、たんぱく質保有量は2倍以上の差がある。
とはいえ元々の数値が低すぎるので、それでも心もとないのは言うまでもない。
アーモンドが多く含まれているからか、ネクストギアのほうが脂質多め炭水化物少なめというバランスになっている。
食塩相当量が2倍違っているが、切り捨て切り上げの影響がありそうなので実際はそこまで差はなさそうである。
普通の美味しいお菓子
アーモンドが多く入っているので、クッキー系のザクザクに加えてナッツ系のザクザク感が心地よい。
チョコ×ナッツというのは王道でもあり、その完成度は非常に高い。
正直ブラックサンダーの派生商品はイマイチなものが多い印象だったが、ネクストギアについては通常版と同等…いやそれ以上に匹敵するポテンシャルを持っている。
プロテイン次郎としては、通常版よりもうまいと思った(ベタ褒め)
ダイエット中でなければ、間違いなく箱買いしてたレベル(ぽっちゃり)
税抜100円というお手頃価格なので、見かけたらぜひ買ってみてほしい(ステマ)
ただし、あくまで普通のお菓子として考えた場合の評価であり、プロテイン次郎という立場で見れば厳しい評価を付けざるを得ない。
その意味では、既存のお菓子をガチのプロテインバー仕様に改造したプロテイン一本満足バーとは全く違うジャンルの製品である点には注意が必要である。
1本満足(2本) pic.twitter.com/UovM9UB2iL
— プロテインぶちこみ太郎 (@tsumitatejiro) June 13, 2019
今回登場したブラックサンダーネクストギアは、よく言えばプロテイン入りお菓子、悪くいえばなんちゃってプロテインバーといった立ち位置であるといえよう。
ガチのプロテインバーを探しているのなら、過去記事を参考にしてほしい(ダイマ)
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