アップル(AAPL)のセクターは〇〇

つみたて次郎です。

突然ですが、みなさんはアップル(AAPL)という会社はご存じでしょうか?

ぼったくりiPhoneドヤ顔iMacを作っている会社で、時価総額は2兆ドル越えでなんと世界一です!

参考記事…アップルの時価総額がサウジアラムコを追い抜いて世界一位に

…とここまでは文字稼ぎの茶番ですが、そんなAAPLのセクターについて今回は語っていきたいと思います。

投資クラスタであれば、AAPLのセクターがどれかなんて即答できますよね?(煽)

iPhoneは必要不可欠だから生活必需品!」というよう哲学的な話ではありません。

ツイッターでアンケートもとってみました。

 

 

 

 

 

選択肢として情報技術と一般消費財を用意しました。

ちなみに答えは情報技術セクターです。

全員が真面目に答えたわけではないと思いますが、それでもこれだけ票が割れるというのは興味深いです(煽)

…とここまで上から目線のつみ次郎ですが、実はずっとAAPLのセクターは一般消費財だと勘違いしていました(笑)

どう考えてもiPhoneという個人向け嗜好品を販売する会社やろ(煽)

まぁハードウェア販売だけの企業ではありませんが、そんなこと言ったらAMZNが一般消費財なのも納得できません(抵抗)

 

 

セクターの種類と変化

私たちが普段用いているセクター分類は、Global Industry Classification Standard(GICS)という規格で定められている物です。

ちなみにGICSの読み方は「〇っくす」だそうです(白目)

現在は、以下の11セクターが存在しています。

 

・情報技術
・ヘルスケア
・一般消費財
・コミュニケーションサービス
・金融
・資本財
・生活必需品
・公益事業
・不動産
・素材
・エネルギー

 

また、コミュニケーションサービスについては元々あった電気通信をベースに他セクターからいろいろちょい足ししてできた比較的新しいセクターとなっています(2018年頃)

ちなみに構成比率トップ10銘柄の偏移をまとめるとこんな感じですk(2020年9月3日現在)

ティッカー 旧セクター 比率※
FB 情報技術 24.05%
GOOG 情報技術 11.54%
GOOGL 情報技術 11.33%
DIS 一般消費財 4.56%
CHTR 一般消費財 4.56%
NFLX 一般消費財 4.49%
CMCSA 一般消費財 4.36%
VZ 電気通信 4.23%
TMUS 電気通信 4.23%
ATVI 情報技術 4.06%

※構成比率はXLCを参照。

 

電気通信の原型あらへんがな

情報技術・一般消費財からの引きヌキ♂が多く、いずれも勢いのある企業が多いです。

その反面、電気通信セクター銘柄は成熟した企業が多いため、構成比率はかなり低くなってしまいました。

VZと双璧をなしている電気通信の雄、AT&T(T)にいたっては構成比率17位まで転落しています(辛)

かつて存在していたコミュニティに全く異なるメンバーが加わった結果、元のメンバーがすみっこぐらし(動詞)を強いられる…世の中は弱肉強食なのです(唐突)

真面目な話をすると、従来から電気通信にいた成熟企業と新しく追加された成長企業が同じセクターに所属しているというのはセクター分散という観点からはあまり好ましくないとつみ次郎は考えています。

元々電気通信セクターETF(XLC・VOEなど)を保有していた人は、突然全く別ジャンルの銘柄も保有することになってしまいますし、逆に上記のような銘柄に期待して情報技術や一般消費財のセクターETFを保有していた人にとっても大きな問題ですからね。

ダイナミックなセクター変更は、セクター戦略を採用している投資家の計画を大きく狂わせることになります。

 

 

GAFAMのセクター

話がコミュニケーションセクターに大分引っ張られてしまいましたが、今度こそAAPLの果汁感(?)を活かしたテーマを展開♂していきたいと思います。

上記のようなセクター変更が行われた理由としては、GAFAMを筆頭とする時価総額上位銘柄が既存のセクター分類にとどまらず好き勝手暴れまくっていたせいです(断言)

GAFAMのセクターは以下のように変化しています。

 

旧セクター 新セクター
GOOG(L) 情報技術 コミュニケーションサービス
AAPL 情報技術 情報技術
FB 情報技術 コミュニケーションサービス
AMZN 一般消費財 一般消費財
MSFT 情報技術 情報技術

 

見方を変えればGOOG(L)とFBを別セクターにお引越しさせたかったのかもしれません。

あまり情報技術がブクブク♂太りすぎるのもセクターバランスを考えると好ましくありませんからね。

つみ次郎の感覚では、MSFTザ・情報技術という感じで納得できますが、AAPLAMZNは逆にしても違和感ないような気がします(AAPL一般消費財説を引っ張る)

特にAMZNにいたっては今後あらゆるセクターのビジネスを全部牛耳るはずですのでAMZN→全セクター兼任なんてことも将来ありえるかもしれません(ありえない)

まぁ実際問題、どっちのセクターにすればいいか判断が分かれるみたいな案件は普通にありそうですね(絶対面白いやつ)

 

 

セクター壊れる~♂

つみ次郎は恥ずかしながらAAPLのセクターを間違って覚えていましたが、もはやセクターという概念自体が古いのかもしれません(開き直り)

企業の新陳♂代謝が激しい現代では、セクターはあくまで今この瞬間を切り取った仮初の姿に過ぎません(かっこいい)

そしてセクターの境が曖昧になればなるほど、シーゲル流的なセクター戦略もその有効性を失い、セクターローテーションも過去のものとなります。

…というのは極論ではありますが、数ある属性の中でも「セクター」というのは時代に流されやすい概念だと思っていますので、あまりセクターに捉われ過ぎないようにしたいところです(XLPを握りしめながら)

 

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