バンガード・米国グロース(VUG)分析

傍観者系ブロガーのシーゲル二郎です。

今回は、バンガード・米国グロース(VUG)を分析していきます。

米国の大型グロース株全体をカバーするETFです。日本ではあまり人気がありません。

バンガード・米国グロースETF(2017/6/30現在)

項目 データ
信託報酬  0.06%
銘柄数 321
PER 26.0倍
PBR 4.9倍
ROE 25.9%
利益成長率 12.3%
売買回転率 10.7%
標準偏差 11.50%

 

利益成長率は驚異の12%越えです。各種指数もかなり割高になっており、グロース株の貫禄は十分です。

対となる「バンガード米国バリュー(VTV)」の売買回転率が6.8%だったので、こちらのほうが大きく上になっています。

 

S&P500よりも圧倒的に上回っています。通常グロース株は不況で大きく落ち込むとされていますが、少なくともリーマンショックでは問題なかったようです。

最近のトランプ相場もあり勢いよく上昇しています。ただし、配当利回りは約1.2%ほどしかありません。

セクター別では次の通りになっています。S&P500に連動するVOOと比較します。

VOO と VUG(2017/3/31現在)

セクター VOO(S&P500) VUG(米国グロース)
情報技術 22.3% 25.2%
金融 14.5% 12.7%
ヘルスケア 14.5% 14.0%
一般消費財 12.3% 不明
資本財 10.3% 11.5%
生活必需品 9.0% 不明
エネルギー 6.1% 3.2%
公共 3.2% 0%
不動産 2.9% 0%
素材 不明 0%

※不明部分が多いですがご了承ください。VOOは全て足しても100%にならなかったので、電気通信が含まれていないと推測されます。

想像通りですが情報技術がダントツで多いです。また、バンガードによるセクター分類では2番目に消費者サービスとなっており、割合は20.9%もあります。

おそらくですが、一般消費財セクターが大部分を占めているかと思います。一般消費財セクターもアマゾン(AMZN)やネットフリックス(NFLX)などのグロース株が多いセクターです。

VUG構成比率上位10銘柄(2017/6/30)

会社名 構成比率
アップル 6.7%
アルファベット 5.4%
アマゾン 3.9%
フェイスブック 3.5%
コムキャスト 1.8%
ホームデポ 1.8%
フィリップモリス・インターナショナル 1.8%
ビザ 1.7%
コカ・コーラ 1.7%
ウォルト・ディズニー 1.6%
上位10銘柄合計 29.9%

全部分析済みでゴメンナサイ

上位陣はほぼ市場平均と同じようなメンツです。マイクロソフト(MSFT)はまだバリューのほうに含まれているようです。コカ・コーラやフィリップモリスがいるのは意外でした。

シーゲル派であれば、避けたい銘柄がたくさんあります。

人によって評価が真っ二つに分かれるETFになっています。過去10年ではS&P500を大幅に上回っていますが、配当利回りは1.2%ほどしかありません。

グロース株は、現在のような好調な相場では大きく上昇しますが、何かのきっかけで大きく下落するリスクが高いです。

シーゲル派であれば、むしろ避けるべき銘柄が固まっているVUGにはわざわざ投資する必要はないでしょう。

正反対の性質を持つ「バンガード・米国バリュー(VTV)」のほうが好みです。

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