為替ヘッジは必要ない!

シーゲル二郎です。

金融商品には、為替ヘッジなしと、為替ヘッジありを選択できる商品が多くあります。シーゲル二郎は全て為替ヘッジなしにしています。

そもそも為替ヘッジありとは、日本円以外の商品を買うときに、為替リスクをなくすことができる仕組みです。例えば、通常であれば米国株を買うときにはドルに対する為替リスクを負うので、円高ドル安が進むと、損失が出てしまいます。

そのため、この為替リスクをなくすために、あらかじめ円とドルの交換を約束してしまうのが、為替ヘッジありの仕組みです。例えば、1ドル=110円の時に投資をした場合、売るときも1ドル=110円で売るという約束を結んでしまえば、円高ドル安が進んだとしても、損することはありません。逆に言えば、円安ドル高が進んでも、利益を上げることはできません。

しかし、為替ヘッジは、長期投資においては必要ありません。なぜなら、長期投資では、為替相場の変動は、無視できるからです。

シーゲル二郎は、米国株の投資信託を保有をしているので、円高ドル安になると、為替差損を食らうことになります。しかし、円高ドル安になっている時は、日本よりも米国のインフレ率が高くなっている場合が多いです。また、米国の輸出企業にとっては追い風になるので、株価上昇に有利に働きます。つまり、為替差損と株価上昇が打ち消しあうことになります。長期投資では、この働きにより、為替の変動は無視できるというといわれています。

逆に、為替ヘッジありにしてしまうと、日本が高いインフレ率になったときに対応できません。1ドル110円の約束をしていた時に、1ドル=1,000円になったら大損することになります。円安ドル高で米国企業が苦しんでいるときは、株価下落のダメージをもろに食らうことになります。

そのため、株式のインフレに強い特性を弱めるし、円安ドル高にも弱くなります。

また、為替ヘッジありは、円と外国通貨の交換を約束する取引をするので、ヘッジなしに比べコストがかかります。長期投資では、わずかなコストがリターンを押し下げます。

為替ヘッジありの商品は、コストをかけているのに、何のヘッジにもならずむしろリスクを高めるポンコツ商品なのでした。

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