積立NISA「投資理念を捨てる覚悟はあるか?」
シーゲル二郎です。
来年から積立NISAが始まります。現行のNISAと比べて、非課税期間が5年から20年に大幅に伸びた代わりに、投資金額が年間40万円まで制限され、投資できる商品も限られた中から選択することになります。
金融庁の方針により、いわゆるぼったくり商品を排除し、国民の資産運用に役立つ商品を厳選することとしています。
日本が国として強くなるには、日本人がしこたま貯めてるタンス預金を株式や債券に向かわせて、世界中から富を集めていかなければなりません。
現状の金融商品では、販売業者が儲かるだけで、日本人の金融教育上非常によくありません。条件が厳しすぎて、そこまでするのかというくらい国民目線の良心的で優しい制度です。
積立NISAで投資できる商品の条件は、インデックスが中心で、広く分散されて、配当金を出さず福利効果の高い、教科書通りのつまらない銘柄のみが選ばれる予定です。
シーゲル二郎お気に入りの米国配当貴族指数は、おそらく入らないと思います。(下手したらNYダウもあやしい)
その場合、シーゲル二郎は2人(?)とお別れ会をしなければならなくなります。
長期投資家の中にも、米国株が中心の人、新興国株が中心の人、日本株(笑)が中心の人など様々な投資スタイルがありますが、どのポートフォリオが高いリターンになるかは誰にも予想できません。ただ一つ言えるのは、非課税のメリットを捨ててまで組むべきではないということです。
もし積立NISAに全世界インデックスみたいな退屈な商品しかないのなら、シーゲル二郎は来年から泣く泣く教科書通りのつまらないインデックス投資家に成り下がることになります。その時は、ブログ名も変わってしまうかもしれません(泣)
一言…現行NISAみたいに自分で選べれば米国個別株投資家になれたのに…