ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)分析

シーゲル二郎です。

今回はウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)を分析していきます。

ブーツとついていますが、靴メーカーではなく、ドラッグストアの企業です。

 

連続増配…41年

S&P格付…BBB

採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500

 

全米2大ドラッグストアの1つです。もう一つは、CVSヘルス(CVS)です。これらは、世界2大ドラッグストアでもあります。

CVSヘルスはアメリカ国内のみでの事業展開ですが、こちらのウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは、海外展開に積極的です。米国企業のウォルグリーン社が、2014年に欧州企業のアライアンス・ブーツ社を買収して誕生したのがウォルグリーン・ブーツ・アライアンスです。そのため、最近まで「ウォルグリーン・アライアンス・ブーツ」だと勘違いしていました(笑)

 

とはいえ、売上のほとんどは米国です。米国の消費量パネェ

ドラッグストアは、ご存知の通り医薬品だけでなく、日用品や食料品なども置いており、ミニスーパー+薬局のようなラインナップです。価格も安いことが多く、近年急成長している分野です。シーゲル二郎の住んでる地域でも、最近アホみたいにドラッグストアが乱立されています。

シーゲル二郎は今まであまりドラッグストアを使ったことがなかったのですが、確かに安いし、痒いところに手が届くラインナップが便利で頻繁に通うようになりました(笑)

 

 

グロース株かといいたくなるくらいきれいな右肩上がりです。リーマンショックも無傷です。どんなに不景気でも薬や日用品は買いに行きますからね。小売業のため利益率は低いですが、これだけ安定していれば文句はありません。

今後も高い成長が予想されており、投資家の期待は高いです。

 

リーマンショック中は投資CFが多いですが、それ以外は少なく済んでおります。営業CFマージンは6%前後で推移しており、標準的です。

 

比較的ばらついていますが、問題ないレベルです。配当性向も低く、今後の増配には問題ありません。自社株買いにも積極的で、株主還元意欲も十分です。

 

自社株買いの影響か自己資本比率は低下していますが、40%をキープしているので十分です。ROEも一定で、美しいです。

 

現時点情報(2017/8/28)

株価…81.13ドル
配当利回り…2.57%
PER…21.07倍
連続増配…41年

2014年の欧州ブーツ社買収以降のみのチャートです。

業績予想の割には、株価はそこそこの水準です。当面の不安材もなさそうなので、買いでいいのではないでしょうか。※素人の意見です。

 

ドラッグストアという地味な業種ですが、隠れ成長産業であり、不況にも強いというおいしい分野です。そして、米国ですでに高いシェアを取っており、海外展開にも積極的です。そのため、今後の事業自体は安泰でしょう。

成長期待の割には株価も抑えめで、配当利回りも2.5%強と悪くない水準です。不安材料も見つからないので、シーゲル二郎は逆に不安になってしまいます。何か情報をお持ちの方は教えてください。

分析前はあまり期待していなかったですが、とても良い企業でビックリポンでした。ピカピカの配当貴族銘柄です。

ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)分析” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    今後、この企業もアマゾンにやられることになるのではないかと
    僕は警戒しています。

  2. つみたて次郎 より:

    もともと参入障壁が高い分野だっただけに、アマゾンのヘルスケア事業進出による影響は大きくなりそうですね。

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