【悲報】バンガードが日本撤退

つみたて次郎です。

とても悲しいニュースが発表されました。

外部リンク…米運用大手バンガード、香港・日本撤退 中国本土に注力

我らインデックス投資家にとっての唯一神であるバンガードが日本市場から撤退します…。

 

 

 

くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

 

 

バンガードに捨てられたという事はインデックス投資に捨てられたも同然…これから私たちはインデックス棄民投資家として廃棄されたバンガー丼を貪りながら生きていく事になるでしょう(絶望)

さらには香港市場からの撤退も発表されており、今後は有望な投資先(バンガード目線)である中国本土に経営資源をぶちこんでいくとのことです。

香港壊れる~♂

 

 

海外ETFへの影響

まず最初に懸念するのは、バンガードが運用している海外ETFへの影響です。

具体的にはVT・VTI・VOO・VWO・VEA・VYM・VIG・VTV・VUG・VDC・VHT・VGT・BND…挙げれば霧がありません。

とくに最初の3つはインデックスファンドの代名詞的なポジションを獲得していますので、万が一売買できなくなるような事態になればインデックス投資界隈は世紀末状態になるでしょう(壮大)

ただ、これらに関しては米国株式市場に上場している銘柄を日本人が勝手に買っている(ギャグではない)だけなので、影響はほぼないと思われます。

2018年にもウィズダムツリーが日本市場から撤退していますが、ETFの売買をする上では特に影響は出ていないですからね(多分)

外部リンク…米ETF大手、日本拠点閉鎖へ(市場点描)

 

 

マネックス証券への影響

大手ネット証券の一角であるマネックス証券は、バンガードのミューチュアルファンド(ETFではない非上場投信)を取り扱っていたこともあるなどバンガードとの提携♂に積極的でした。

つみ次郎的にはバンガードの提携と聞くとセゾン・楽天・SBIあたりが先に浮かんできてしまいますが、やはりバンガードジャパンにとっての相棒♂はマネックスといえるでしょう(マネックス本社の方角を向いて土下座)

ただ、今回の日本市場撤退により「今後は積極的な販促や新商品の投入をしない」という方針が示されています。

 

マネックス証券だけでなく、SBI証券や楽天証券といった他の証券会社にも多少なりとも影響はあると思われます。

既存ホルダー目線で考えると、手数料優遇キャンペーンなどから外される可能性がありそうなのが辛いですね。

外部リンク…SBI証券の無料化&プライスダウン(SBI証券)
外部リンク…USAプログラム(米国ETF買付応援プログラム)(マネックス証券)
外部リンク…買付手数料無料 海外ETF(楽天証券)

まぁ2018年に撤退したウィズダムツリーのETFが普通に残っていますし、バンガードETFが目玉商品であり続けることには変わりないでしょうからバンガード側からのアピールがなくともこの状況は続くような気はしますけどね。

 

 

バンガードコラボ投信への影響

今回の日本撤退で最も気になるポイントです。

バンガードETFに間接的に投資する国内投信への影響です。

具体的には以下の3商品が代表的です。

 

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
(セゾン投信)

・楽天・全米株式インデックス・ファンド
(楽天投信投資顧問)

・SBI・バンガードS&P500・インデックス・ファンド
(SBIアセットマネジメント)

 

いずれも各運用会社を代表する投信といっても過言ではなく、バンガードETFという世界的ブランド力と国内投信という安心感を併せ持ついいとこどりな金融商品となっています。

運用規模を考えれば直ちに繰上償還!みたいなことは有り得ないと思いますが、今後の販促は間違いなくやりづらくなるでしょうね(辛)

また、グロバラ一筋のセゾンはともかく楽天やSBIはシリーズ化してラインナップをどんどん増やすという選択肢を取りづらくなったのも大きいです(激辛)

楽天VYM(実在)の生き別れの兄弟である楽天VIG(架空)はいつ爆誕するんや!(謎の怒り)

マネックス・セゾン・楽天・SBI…いろんな会社と手を組んで♂幅広く展開してきたビッチバンガードの方向性はこれからも応援していきたかったので非常に残念です。

 

 

バンガード撤退辛い

直接的な影響はほぼなさそうですが、間接的に非常に多くの影響をもたらしそうなニュースでした。

つみ次郎含めた投信ブロガーとしては、日本人向けの日本語で書かれた情報にアクセスしづらくなるというのが辛いところです。

Google翻訳の力を借りる機会がまた増えそうです(辛)

まぁつみ次郎はETFの分析とかがメインなので、まだダメージは少ない方かな…(震え声)

また、ブログ以外も含めバンガードに関する情報・バンガードが発表している情報の露出♂が少なくなりますので、インデックス投信界隈全体の盛り下がり♂にもつながりそうですね。

その一方で、費用対効果が見込めない地域(自虐)から撤退することでバンガードグループ全体のコストカット→信託報酬のさらなる引き下げというメリットにも繋がりますので、バンガードとの別れ(?)を悲しみつつも今後の朗報に期待したいところですね。

 

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