【悲報】つみたてNISA口座を2019年から楽天証券に変更する人は、2019年1月分の楽天カード決済が不可能

 

※タイトルが分かりづらいですが、次の2つ両方に当てはまる人を対象として執筆しています。
・2018年は他金融機関でつみたてNISAを利用していて、2019年からは楽天証券に変更する。
・2019年からは楽天カード決済で投信の毎月積立を行う予定。

 

つみたて次郎です。

楽天証券では、楽天カードで投資信託の毎月積立を行うことができ、その場合でも投資額の1%がポイント還元されます。

利用額は月額5万円と低めですが、つみたてNISA(年間40万円まで)がしっかり収まる範囲になっており、相性は抜群です。

参考記事…楽天カードで投信の積立が可能に!ポイント還元1%分もしっかり再投資可能!

つみたて次郎も今年はSBI証券でつみたてNISA口座を利用していますが、来年からは楽天証券に切り替えます。

NISAでの買い付けを1回でも行っている場合、年度途中での金融変更期間はできず、来年1月からの変更が最短となります。

参考記事…つみたてNISAをSBI証券から楽天証券に変更するための手順と期限

楽天証券への変更手続き自体は既に完了していますが、現時点ではつみたてNISA預かりでの積立設定を行うことができません。

しかし楽天カード決済は、締切が前月の12日と決まっています。つまり1月分の積立をするには12月12日までに積立設定を行わなければなりません。

出典「楽天証券」

しかし現時点では設定自体が不可能なので、「2019年からNISA口座を変更する人は1月分の楽天カード決済が不可能なのではないか?」という仮説が生まれました。(読者様からのコメントで気づきました)

ちなみに一般NISAでも楽天カード決済で投信積立を行うのであれば同じような問題が発生します。

 

楽天証券に電話してみました

さっそく、楽天証券に電話で確認してみました。会話の概要は次の通りです。

 

つみ次郎:来年以降のつみたてNISA口座を他社→楽天に変更する手続きを完了させている。しかし現時点ではNISA預かりでの積立設定ができない。来年にならないと設定自体が不可能なのか?

楽天証券:NISA預かりでの積立設定は12/26日以降にできるようになる。

つみ次郎:来年1月分を楽天カード決済で積立したい場合、12/12日までに設定を行う必要がある。つまり来年の1月分を楽天カード決済にすること自体はそもそも不可能か?

楽天証券:お見込みの通り。

 

結論→1月分の楽天カード決済は不可能

 

 

他社から楽天証券に変更してNISAの毎月積立を行う場合、1月分の積立について考えておく必要がありそうです。

 

1月分積立不可を考慮した設定

1月分が積立できないことを考えて積立設定を調整する必要があります。

基本的には次の2パターンになるかと思われます。

 

1月分は別の方法で積立する

1月分は楽天カード決済以外の方法で積立(証券口座、銀行口座引き落とし等)する方法のが一番わかりやすいですね。

ちなみにつみたてNISAではスポット購入が不可能なので、「積立設定を行い、1月分が買付されたら積立設定を解除する」という作業を行う必要があります。(疑似的なスポット購入)

つみたてNISAの上限は年間40万円なので、1ヵ月あたり33,333円となります。もし上限ギリギリまで積立するのであれば、これの1%…すなわち約333ポイントを捨てるということになります。

とはいえせいぜい300円程度のロスですので、あまり気にしなくてもよさそうです。

 

2~12月の11回で積立する

楽天証券では、つみたてNISAの毎月積立上限額が33,333円までと決まっています。

しかし、年度途中に積立設定を行い、最終的な積立上限額が40万円に届かない場合、増額設定を行うことができます。

外部リンク…増額設定とは何ですか?(楽天証券)

例えば2月から楽天カード決済で積立をする場合、2~12月(=11ヶ月)で積立を行うことになります。この場合、毎月の積立上限額は

400,000 ÷ 11 = 36,363円

となり、結果的に40万円をほぼ埋めることが可能になります。

再来年(=2020円)以降は、普通に毎月33,333円ずつ積立することになります。(増額調整は一時的な調整なので、年度が変われば自動的に金額も変更されそうですが、詳しい仕様は不明です。)

ですがこの方法だと、1月分は投信積立自体を行わないことになります。

投資はできるだけ早く資金を投下したほうが期待リターンが高まることや、ポイントを基準に投資タイミングを変えるのはあまり良くないので、投資家目線で見ればちょっと微妙な選択かもしれません。

とはいえつみたてNISAの20年間という期間を考えれば、初月分の積立が少し遅れてもほとんど影響はありません。

1月分から決済手段を楽天カード1本にまとめられるという地味な利点もありますね。

 

まとめ

1月分から楽天カード決済が利用できないのは辛いですが、あまり気にせずサクッと設定しておきたいところです。

来年以降は普通通り毎月33,333円ずつ積立するだけですからね。

ちなみに2月から楽天カード決済を行いたい場合、2019年1月12日までに設定を行う必要があります。

先日つみたて次郎がNISA変更手続きを行った時は、変更完了まで約1ヵ月程度かかっています。

年末年始が近いのでもっとかかる可能性もありますが、今から変更手続きを始めればギリギリ間に合うのではないかと思います。

参考記事…つみたてNISAをSBI証券から楽天証券に変更するための手順と期限
参考記事つみたてNISA×楽天カードで資産運用

 


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楽天銀行口座も同時に開設することができます。



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楽天カード決済を利用する際に必要になります。

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投信積立は楽天証券で!

【悲報】つみたてNISA口座を2019年から楽天証券に変更する人は、2019年1月分の楽天カード決済が不可能” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    計算式が怪しいところもありますが(誤記?)、そもそも楽天証券で当初から33,333円を超える額を
    つみたてNISAに設定できないのでは…?(SBI証券では可能なのかもしれませんが)

    カード枠を埋めたいだけであれば、1月だけは頑張って別で33,333円を捻出するなりして、
    楽天VYMなど他の投信で埋めれば良いかと思います。

    つみたてNISAはスポット購入できないというか、積立購入の体裁の中で段取りする必要があるかと。
    1月だけスイープの毎日積立をやれば、333Pには及ばずとも、1銘柄1営業日につき3P入りますね。

    ちなみに、私は来年の楽天証券でのつみたてNISA、カード枠とスイープの毎日100円積立の併用で、
    より多くポイントをゲットできないか検討中です。現状の環境では可能と思うのですが、果たして…?

  2. つみたて次郎 より:

    コメントありがとうございます。
    「そもそも楽天証券で当初から33,333円を超える額をつみたてNISAに設定できない」というのを調べてみましたが、(少なくとも従来の積立方式では)月額33,333円までしか積立できないようです…。
    楽天カード決済も同じ仕様だった場合、今回の積立案はほとんど不可能なものになってしまいますね。
    今回の記事については、後半一式を一旦削除することにします。
    重大なミスをご指摘いただきありがとうございます。大変助かりました。

  3. 匿名 より:

    楽天証券には、年度途中から積み立てた場合用に初年度のみの増額積立て機能があるのですが、これを使って限度額まで積めないでしょうか?未検証ですが。
    銘柄を選ぶ際に、積立て増額を設定する項目があります。

  4. ハマハマ より:

    https://faq.rakuten-sec.co.jp/faq_detail.html?id=10001496
    こちらを見ると積立の増額ができそうですね。
    ただ、年末に翌年の積立設定を確認する必要がありそうですね。

  5. つみたて次郎 より:

    >>匿名様
    >>ハマハマ様

    情報提供ありがとうございます。
    増額設定ルールについては、楽天カード決済の場合でも適用されることを確認しましたので、記事に追記しました。

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