たわらノーロード スマートグローバルバランス(保守型・安定型・安定成長型・成長型・積極型)分析
シーゲル二郎です。
今回は、たわらノーロード スマートグローバルバランス(投資信託)を分析していきます。
2017年11月24日から設定される予定の新商品です。
ラインナップが5種類あります。
・たわらノーロード スマートグローバルバランス(保守型)
・たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定型)
・たわらノーロード スマートグローバルバランス(安定成長型)
・たわらノーロード スマートグローバルバランス(成長型)
・たわらノーロード スマートグローバルバランス(積極型)
下に行くほど積極運用になります。
出典「アセットマネジメントone」
以前分析した「たわらノーロード バランス(堅実型・標準型・積極型)」と非常に似た内容になっています。
先進国株式と先進国債券の多くが為替ヘッジありになっているところや、バランスが非常に中途半端になっているところがそっくりです。
違いとしては、コチラは比率が固定でなく、状況に応じて変動するようです。とはいっても、内容として大きな違いはなく、どちらも特殊で複雑な内容です。
信託報酬はいずれも0.54%と、かなり割高です。
つみたてNISAの条件を満たしていますが、あまりに複雑な内容過ぎて説明するのも面倒です。
以前の繰り返しになりますが、先進国株式に為替ヘッジがついているのが少し難点です。長期的には、為替変動によるリスクは吸収できることが分かっています。
為替相場を決めるのは、それぞれの国のインフレ率によって決まり、長期投資をしていれば為替は正しい位置に落ち着くといわれています。
そのため、為替ヘッジをつけると、その分余計な費用が掛かり、将来のリターンを大きく押し下げます。
そのため、為替ヘッジありに多く投資する意味はありません。そういった意味で、この商品は単体で保有するべきではないといえます。
単体で保有したいのなら、為替ヘッジがついていないか、ごく一部のみであるバランスファンドを選ぶべきです。
バランスファンドとしては、内容が歪であり、信託報酬も0.54%と高めなので、あまり評価できない投資信託です。
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