多国籍企業は悪なのか
シーゲル二郎です。
私たちは現在、多国籍企業に支配されながら日々生活をしています。
参考記事「多国籍企業が世界を支配する」
多国籍企業は、発展途上国の労働者を奴隷のように扱い、先進国の頭脳を片っ端から集め、利益の一部をロビー活動に使い法律を捻じ曲げ、タックスヘイブンを使って合法的に脱税します。
資本主義では当然の流れですが、完全な自由競争がされない以上、一部の勝ち組企業に富が集まり、上記の負のサイクルが続けられています。
支配する側の人間であれば、この世界はユートピアといえますが、その他99%の人間であれば、ディストピアといえる格差社会です。
ですが、資本主義社会で生きる以上、多国籍企業のような悪役を利用しなければ、明るい将来を見つけることはできません。
我々シーゲル流投資家は、意地汚い既得権益まみれの古臭い企業に投資をして、少しでもその恩恵に預かろうとする存在です。
公務員バッシングに対する「だったら公務員になればいいじゃん」ではないですが、多国籍企業をバッシングするなら「だったら株を買えばいいじゃん」という理屈です。
公務員になるのは難しいですが、株を買うのは誰でもできるので筋は通ります。
Yahoo知恵袋を見ていたら、面白いやり取りがあったので、引用させていただきます。
質問の要点は、「なんで貧困や戦争の原因である多国籍企業の株を買って、悪を応援するような行為をするの?」という内容に対する回答です。
エクソンモービルとロッキードマーティン株持ってまーす
戦争屋に投資してまーす!他の投資先も既得権益まみれのグローバル・巨大・高ブランド・高収益・寡占な消費財企業を選んでまーす!
世界を進歩させる新興企業には投資してませーん
数十年前に築いた深い堀を守ってる卑怯な古くさい企業に投資してまーすイエーーーーイ!!!
後ろ指を指される投資家でありたい
引用「Yahoo!知恵袋」
最初見たとき「俺こんなの書いたっけ」と思いました。
前回シーゲル二郎が記事にした内容とほぼ同じような趣旨の文章です。しかし、笑いのセンスは圧倒的に負けています(笑)
シーゲル派投資家は、決して褒められる投資方法ではありません。ですが、資本主義社会を生き残るためには、非常に合理的な投資方法です。
資本主義は、現時点で一番マシな経済体制であるだけで、正義ではありません。投資をするということは、間接的に悪の組織に加担する行為だということを忘れてはいけません。
シーゲル二郎も、この人と同じように、後ろ指を指される投資家でありたい。
参考記事「シーゲル派投資家は恥ずかしい」
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