㊙絶対に損しない投資法
投資で消耗しているみなさんこんにちわ、つみたて次郎です。
もしかしてみなさんは「投資でリターンを得るためにはリスクを取るしかない!」と思っていないでしょうか?
実は、全くノーリスクでリターンを得られる投資法は存在します!
今回は、その投資法について特別に公開しちゃいます!!!!!!
※本日はエイプリルフールですが、嘘をついていいのは午前中だけらしいです(諸説あり)
そして本記事の投稿時間は12:01です。何が言いたいか分かりますよね?(威圧)
ノーリスク投資法
無リスク資産だけ持て
(≒投資するな)
これなら絶対安全でノーリスクです(ドヤ顔)
コロナウィルスも大統領選も世界恐慌も和牛券も関係ありません。
元本保証なうえに利息を貰うことができるため、トータルリターンは必ずプラスになります。
暴落相場で苦しい今だからこそ、ノーリスクで利息を稼ぎまくりましょう!
名目リターンと実質リターン
ここまでは茶番で、ここからが本題です(笑)
無リスク資産だけに投資してれば、名目リターンでは絶対に損することは確かにありません。
しかしインフレ等を考慮した実質リターンであればそうもいかないということは、当ブログの読者様であれば十分理解しているかと思います。
無リスク資産だけでもインフレ対策になるという説もありますが、あくまで平時の話であって、ハイパーインフレ乙の有時の際には無力です。
参考記事…現金(キャッシュ)はインフレに弱いというのは本当か?
どこまでの状況を想定するかは人それぞれですが、日本円は現実に一度ハイパーインフレで紙屑になっているわけですから、頭の片隅には入れておかなければなりません。
※4月4日修正…定義上のハイパーインフレ(毎月50%以上の物価上昇)には到達していないため誤った表現でした。
え?インフレの予兆が見えてから動けばいい?…つまり有事の際にどれが安全な資産か見極めつつタイミング投資できるということですね?(煽り)
何を損益の基準にするか?
長期的には実質リターンこそ重要ですが、インフレ調整後の数値を計算するのは容易ではありませんし、そもそもインフレ率というのは相対的な基準ですから、短期的な動向においては名目リターンが用いられることが多いです。
毎日見かける株価や指数の変動も、あくまで無リスク資産を基準にした名目リターンに過ぎません。
日本を含め多くの先進国で低金利が続いているので、名目リターンと実質リターンの差が小さくあまり意識されませんが、もし金利が20%とかになればみんな実質リターンで物事を考えることになるでしょう。
金利が20%なら、配当利回り20%の株は高配当ではなくなりますからね(笑)
金融用語で言えばリスクプレミアムとなり、無リスク資産と比較してどれだけ期待リターンが高いか?という視点で投資対象を考えていかなければなりません。
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真の基準とは何か?
投資の世界…いや普段の生活においても、物事の金銭的価値は無リスク資産(キャッシュ)を基準にしています。
〇〇ドル儲かった、△△円の買い物をした…この尺度として機能することが、通貨の役目であるとも言えます。
しかし、私たちが投資をしたり、働いて給料を得る最終目的はカネを稼ぐではなく、カネを使ってモノやサービスを得ることであるという事を忘れてはなりません。
逆に言えば、自分に必要なモノ・サービスを手に入れられるだけのカネを稼げるか?というのが資産運用における最大のテーマであるといえます。
つまり購買力ベースで考えていくべきというのがつみ次郎の考え方です。
そしてその購買力というのは、人によってバラバラです。
質素な生活で良い人から、ガッツリ稼いでハデに使いたい人まで様々ですし、同じような生活水準を希望していても、その内訳が大きく違えば話は変わってきます。
辛味投資家のリスク
例えば、辛い物が大好きで毎日激辛料理を食べている人にとっては、香辛料とかの価格変動が出費に大きく関係します。
もし世界的な香辛料不足に陥り価格が高騰した場合、全体から見ればインフレ率への影響はそこまで大きくないと思いますが、その人から見れば大きなインフレが発生したのと同じような状況になり、相対的に購買力は下がってしまったことになります。
逆に、辛味モノをほとんど食べない人にとっては対岸の火事ですのでほとんど関係ありません。
私たちは全体の物価変動を見てインフレ率を把握していますが、本来であればこうした各個人のライフスタイル含めて考えていくのが理想的といえそうです。
マニアックなモノ・サービスに対する出費が多い人ほど、気をつけなければいけないポイントと言えます。
ちなみにつみ次郎の場合、鶏胸肉が高騰したら辛いですね(ボディビルダーの鑑)
絶対に損しない投資法まとめ
エイプリルフールらしく文章構成はちょくちょくふざけていますが、内容についてはいたって真面目であり、嘘偽りはいっさいございません(純粋な眼差し)
絶対に損しない投資法というのはつまり投資しないということで、この話自体はジョークとしてよく使われています。
しかし実際に、投資しない(=無リスク資産だけ持つ)というのは、名目リターンでは絶対に損しない手堅い投資法(?)であることは間違いありませんし、多くの人はキャッシュだけ持った状態でスタートするわけですからね。
それと同時に、名目リターンがマイナスにならないというのは、長期的な資産運用においてさほど大きな意味を持っていませんし、インフレ率を考慮した実質リターンで評価していかなければなりません。
日本では長らくデフレが続いていたので、このような考え方が普及するのはまだまだ先の話になりそうですけどね…(絶望)
また、実質リターンですら各個人にとっては目安に過ぎず、購買力を考慮した真の実質リターン(?)というのは人の数だけ存在する概念といえるでしょう(辛味投資家のくだり参照)
いずれにせよ、カネ・インフレ・リターンというのはどれも相対的な概念ですので、損する・得するという考え方自体が危ういのかもしれません。
どんな選択肢を取っていても、人生においてリスクは避けられないのだから(超かっこいい)
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えいぷらない次郎