「NASDAQ100 3倍ブル」が爆誕
つみたて次郎です。
iFreeシリーズで有名な大和アセットマネジメント㈱より、多くの人が長らく待ち続けていたであろう(?)ドストレートな投資信託が登場します。
【新ファンドのおしらせ】
新ファンドアンケート第1位の
「NASDAQ100 3倍ブル」を商品化当社は2020年10月23日に「NASDAQ100 3倍ブル」の設定と運用開始を予定しておりますので、お知らせいたします。
↓詳しくは画像をタップ
— ”大和アセット”ツイッター (@DaiwaAM) October 6, 2020
アンケート結果で設定する投信を決めるというのは面白いですね。
文字通りNASDAQ100指数に3倍レバレッジをかけた内容になっています。
基本情報
項目 | データ |
名称 | NASDAQ100 3倍ブル |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
設定年月日 | 2020年10月23日 |
信託期間 | 2023年10月20日まで |
信託報酬 | 1.52375% |
信託財産留保 | なし |
連動指数 | NASDAQ100指数 |
レバレッジ | 3倍 |
為替ヘッジ | あり |
信託期間が約3年間と短めに設定していることや、信託報酬は1.52375%とやや高めなのは気になりますね。
また、表向きはファミリーファンド方式となっていますが、実質的には連動債券に投資するファンド・オブ・ボンズ(???)ともいえる独自の運用スタイルになっています。
出典「大和アセットマネジメント」
出典「大和アセットマネジメント」
債券にかかる信託報酬0.30%+その他1.22375%=1.52375%というのが最終的な信託報酬になります。
信託報酬0.30%が丸々概算値に追加されている事を踏まえると、運用額のほぼ全てを上記の債券にぶちこむ♂ような運用なのかもしれません(連動債券だけではなく株価指数先物取引にも投資する旨は記載されていますが)
↓↓広告の下に続くNASDAQ~🍆🦆
競合商品について
NASDAQ100 3倍ブルの競合商品をジャンル別に考察してきます。
株式3倍投信
単一株式指数3倍の投資信託という括りで考えればNYダウ・トリプル・レバレッジ(信託報酬1.1%)が競合となります。
ただ、NASDAQ100指数とNYダウ指数では性格が大きく異なりますので、これまでNYダウトリプルを買っていた人がこちらに流れるケースは少ないと思われます。
ちなみにつみ次郎も現在NYダウトリプルを積立中ですが、こっちに乗り換える気はさらさらありません(笑)
参考記事…【2万】楽天カード決済de投信積立を設定しました【3σ】
ハイテクレバ投信
ハイテク系指数の投資信託投信という括りで考えれば、以下のような投信が主な競合となります。
・NZAM・レバレッジ 米国株式2倍ブル(0.88%)
・iFreeレバレッジ S&P500(0.99%)
・iFreeレバレッジ NASDAQ100(0.99%)
・iFreeレバレッジFANG+(0.9845%)
・FANG+2倍ブル(1.166%)
いずれもレバレッジは2倍になっています。
それぞれ運用会社は一番上のZNAMが農林中金アセットマネジメント㈱・それ以外は大和アセットマネジメント㈱となっています。
レバレッジ投信だと大和が強すぎますね(笑)
この中でも特にiFreeレバレッジNASDAQ100は元となる連動指数も同じですので、レバレッジ2倍対レバレッジ3倍という単純な比較になります。
信託報酬で比較すると0.99%対1.52375%となるので、コスト面でも見ても悩ましい選択肢です。
その他で気になる部分としては、NASDAQ100 3倍ブルは信託期間が約3年であるのに対し、iFreeレバレッジNASDAQ100は無期限になっている点です。
また、前述した連動債券を用いた運用法というのも大きな相違点といえます。
海外ETF
投資信託だけではなく海外ETFも含めて考えるのであれば、みんな大好きプロシェアーズ・ウルトラプロQQQ(TQQQ)が筆頭ですね。
信託報酬は0.95%とコスト面での優位性があり、ETFなので思い勃ったら♂すぐに売買できるのもレバファンドとしては大きな差です。
また、上記で紹介した国内レバ投信はいずれも為替ヘッジありとなっていますが、TQQQは為替ヘッジなしとなっていますのでこれが最も大きな相違点になります。
レバ投信の完成形(?)
NASDAQ100指数×3倍という、ありそうでなかったピースがやっと埋まりましたね(安堵)
ハイテク株を選好している人はレバレッジをかけることにもあまり抵抗がいないイメージ(偏見)なので、その意味では需要にピッタリハマる♂一品(?)ではないかと思います。
為替ヘッジ有無の違いはありますが、TQQQの代替としてアピールできるのも大きいですね。
かなり人気を集めそうな予感はするので、今後の流れに期待したいところです。
ブログ村ランキング
NASDAQ114514