間違えやすい投資用語をまとめてみた
つみたて二郎です。
投資に関する用語は多数存在しますが、似たような言葉・似たような意味を持つ用語が複数存在しており、紛らわしい言葉も多いです。
今回は、間違えやすい投資用語というテーマで話を進めていきたいと思います
債券と債権
投資クラスタでは最も多い間違えポイントですね(笑)
特に債券と書くところを債権と書いてしまうケースが非常に多く、即座に間違いを咎める債権警察なる組織も存在しています(つみ次郎も所属、合言葉は債権アウト)
債権とは、特定の相手に対して一定の行為を要求できる権利そのものを指します(反対語は債務)
早い話相手に対する貸しということですね。簿記だと貸付金や売掛金といった科目が該当します。
それに対し債券とは、特定の組織(国や企業等)が債権を具現化させた有価証券です。
例えば日本国債(債券)を保有している人は、日本国に対してお金を後で返してもらえる権利(債権)を持っているいることになります。
債権という権利を有価証券にしたものが債券と考えると分かりやすいでしょう。
配当金と分配金
こちらもよく間違われやすい用語たちです。
配当金は、主に株式会社が株主に支払うものです。
分配金は、主に投資信託の運用会社が受益者に支払う物です。
ここでいう投資信託には上場投資信託(ETF)も含まれます。
株式から発生するのが配当金、投資信託やETFから発生するのが分配金と覚えておけば分かりやすいですね。
ただし、大多数を占める株式に投資するタイプの投資信託や海外ETFの場合、話がややこしくなります。
その場合、分配金の主な原資は運用会社経由で保有している株式から出る配当金となりますので、
①株式会社から出た配当金が運用会社に支払われる
②運用会社がファンドの運用資金として活用する
③運用会社がそれを原資に分配金として受益者に還元
といった流れが存在しています。
つまり結果的に、受益者は運用会社を経由して配当金を受け取っているような状態なのですが、実際に受け取る段階では分配金という名称に代わっています。
特にETFの場合、受け取った配当金はそのまま分配されることになっているため、まさに右から来たものを左に受け流す状態です(笑)
配当金と分配金の両方を総括する用語って無いんですかね?(キレ気味)
高配当と好配当
高配当というのはよく目にしますが、好配当という言葉も存在しています。
どちらも似たような概念であり、発音も一緒ですが、若干意味合いは異なります。
高配当とは、文字通り配当利回りが高い銘柄やファンドの事を指します。
比較的明確な基準を示す概念になっています。
それに対し好配当とは、明確な基準を持っておらず、配当利回りの高低以外も考慮される概念です。
安定した配当を狙うために利益成長率・配当性向・増配率・連続増配年数といった要素にも注目されやすいです。
具体的な金融商品としては、iシェアーズ 好配当株式 ETF(DVY)などがあります。
ただ、好配当の条件として高配当も必要になっているケースが非常に多く、高配当の中の1ジャンルになっているような状態です。
というか意味合いとしてはほぼ高配当≒好配当になっている…ように見えるのは私だけでしょうか?
↓↓広告以降の項目は若干にゃネタ要素を含んでいます
基準価額と基準価格
基準価額とは、投資信託等の購入・売却時の値段の事です。
基本的に設定直後は10,000円からスタートして、毎営業日ごとに1回更新されます。
基準価格とは基準価額の表記揺れで、新聞等でたまに見かける程度の言葉だそうです(知らんけど)
基準価額…🧐#誤字郎先生
— エスピーファイブ@釣りキチ五平 (@esupifive) November 14, 2019
やべぇ今まで素で間違えてた…(辛)
— 🍌🍆次郎 (@tsumitatejiro) November 14, 2019
PFFとPPF
PFFとは iシェアーズ 優先株式&インカム証券ETF(PFF)のことで、高(好?)配当銘柄として人気が高いです。
PPFはPFFの誤表記です。
AAPLとAPPL
AAPLとはアップル(AAPL)のことで、現在時価総額は世界最大、iPhoneやMacといった消費者ブランドを保有しており米国個別株投資家からも人気が高いです。
APPLはAAPLの誤表記です。
(つみ次郎が)良く間違える理由としては、ピ〇太郎氏のPPAPが深く関係している説が濃厚です(嘘)
あとがき
いかがだったでしょうか?(適当)
「他にも〇〇と△△は間違えやすいよ!」というネタをお持ちの方は、ぜひ簡単な解説を添えてコメ欄に投下していただければ幸いです。
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