レゲット・アンド・プラット(LEG)分析
シーゲル二郎です。
今回はレゲット・アンド・プラット(LEG)を分析していきます。
マットレスのスプリングなどが有名な会社です。シーゲル二郎は初めて知りました。
連続増配…45年
S&P格付…BBB+
採用インデックス
・米国配当貴族指数
・S&P500
日本では馴染みがありません。シーゲル二郎も知りません。
家具製品部品の大手メーカーだそうです。耐久消費財のため、一般消費財セクターに分類されています。
英語が読めず雑な説明ですいません。半数はマットスプリング、カーペット、寝具類の住宅用品などの住宅用品が占めているようです。下記の4つが主な内訳です。
住宅用品 | マットレススプリング、カーペットなど |
工業製品 | ワイヤーなど(米国トップシェア?) |
家具製品 | ベッドフレーム、寝具アクセサリーなど |
専門製品 | 自動車座席、航空宇宙産業用鉄管など |
詳しくはわかりませんでしたが、産業用ワイヤーは米国で高いシェアを誇っているようです。
売上は米国に偏っています。事業規模は小さい会社なので、仕方がありません。
2007年は赤字になっています。売上はぼちぼちですが、純利益が全く安定していないですね。今後は増収増益が見込まれています。
フリーキャッシュフローは比較的安定しているようです。営業CFマージンは9%~14%を行き来しており、安定していませんが以外と収益性は高い印象です。投資CFは少なく一定なのは好印象です。
利益が急上昇していますね。というか配当性向が100%超えてる年が多すぎますね。直近の利益が急に伸びているのも怖いです。
ROEは2014年の減益を除けば右肩上がりといっていいでしょう。自己資本比率が下がっているので、自社株買いの影響でしょうか。
現時点情報(2017/8/28)
株価…45.32ドル
配当利回り…3.18%
PER…17.56%
連続増配…45年
配当利回りは3%を超えており、十分割安かと思います。ジグザグですが、緩やかに右肩上がりで美しいです。
事業内容としては、家具類の部品ということで地味であり、今後の需要もなくならない部分かと思います。営業CFマージンも9%~14%と、業種の割には十分です。
しかし、純利益のばらつきが激しく、増配余力も少ないです。来年以降はこのまま増収増益が予想されていますが、少し危ないですね。寝具などの家具は頻繁に買い換えない典型的な買回り品なので、財布の懐が重要になってくるのもマイナスポイントです。事業規模も時価総額約7,000億円ちょいと小さめです。
連続増配45年ですが、あと5年増配して配当王になれるか見守っていきたいと思います。