ボビー・オロゴン氏に学ぶ「世界4分割投資法」
シーゲル二郎です。
おもしろ外国芸能人として圧倒的人気を誇るボビー・オロゴン氏ですが、投資家としても一流であることはあまり知られていません。
ボビー・オロゴンの父はナイジェリアの貿易商で、小さいころから商売のイロハについて学んでいたようです。そんなボビー・オロゴン氏が投資で才能を発揮するのも当然かもしれません。
アベノミクス相場では大きな利益を上げたようで、「牛5,000頭分」くらいの額を稼ぎ、豪邸を立てたことも一時期話題になりました。
そんなボビー・オロゴン氏が投資について語る記事があったので、紹介したいと思います。
外部リンク…芸能界最強の投資家ボビー・オロゴンが伝授!「世界4分割投資法」
誰にでもわかる言葉で、「投資とは一体何か?」という本質を知ることができる優良記事です。
ボビー・オロゴン氏の投資法は「世界4分割投資法」といって、世界を4つのエリアに分け、次のどの部分に資金が流れていくかを予想し、先回りして投資しています。
出典「PRESIDENT Online」
アメリカ・ヨーロッパ・新興国・日本という形で世界の4分割して、資金がまだ向かっていない割安な地域に集中的に投資をしているようです。
このマーケットの歪みをうまくとらえ、先回りして投資することで、大きな利益を獲得しています。
記事でも先回りという単語が使われていますが、「他の人が注目していない資産に投資をしておく」という意味で、非常にわかりやすい表現だと思いました。
また、特に印象に残っていた部分があったので引用します。ボビー・オロゴン氏のコメントです。
「ボクは投資っていうのは収入が少ないときには少ないなりに、多くなったら多いなりにやるものだと思ってる。そうやって常に自分のお金を相場に置いておくことで、経済のことを本気で勉強するし、知識や経験も増えていく。大きな資金ができてからいきなり投資をスタートすると、失敗したときのダメージも大きくなるでしょ!?」
引用「PRESIDENT Online」
日本人の多くは、投資資金がないことを理由に投資していない人が多くいます。そんな人たちに聞かせてやりたいセリフですね。
シーゲル二郎も投資額が少ないからこそ、勉強しながら投資することができています。投資額が多かったら、勉強しながらなんて悠長なことはできませんからね。
もっとも、経済のことを本気で勉強するのは、市場を出し抜きたいアクティブ投資家だけで十分ですけどね。
大半を占める平凡な人間は、投資や経済の勉強を頑張っても、リターンに直結するようなセンスを身に着けることはほぼ不可能です。
シーゲル二郎含め多くの平凡な投資家は、自分の相場観とかを頼りにすることなく、インデックス投資を徹底するべきだと思っています。
ボビー・オロゴン氏は、アベノミクス相場に合わせて日本への投資比率を高めていたようですが、このようなアクティブな投資法は、よほど自信がない限りやるべきではないです。
市場に合わせて右往左往することなく、決められたポートフォリオを淡々と維持していたほうが、大多数を占める才能ナシの投資家にとっては良い結果になると思います。
ただ、アクティブ投資家だろうとインデックス投資家だろうと、資金が向かっていない割安な資産に投資するという部分は同じです。
インデックス投資家であっても、リバランスを通じて割安な資産を買うことになるし、ドルコスト平均法を行うことで割安なタイミングで買うことにつながります。
アクティブ投資家であってもインデックス投資家であっても、市場のノイズやブームに騙されず、我が道を進んでいくべきですね。
外部リンク…芸能界最強の投資家ボビー・オロゴンが伝授!「世界4分割投資法」
投資についての本質を知ることができる良記事です。初心者から上級者まで多くの人に役立つと思うので、ぜひご覧ください。
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