ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)分析

シーゲル二郎です。

今回は、ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)を分析していきます。

重工業を中心としたコングロマリットです。

 

連続増配…23年

S&P格付…A-

採用インデックス
・NYダウ
・S&Pグローバル100
・S&P500

 

連続増配は23年で、貴族の資格はもうすぐです。NYダウに採用される巨大企業で、典型的なコングロマリットです。

日本では、あまり馴染みがありませんが、エレベーターや航空システムで世界トップです。

空調・セキュリティ…火災安全、セキュリティ、ビルオートメーション、暖房、換気、空調、冷凍システムなど。

航空機エンジン…傘下のプラット&ホイットニー社が担当。世界3大航空エンジンメーカーの1つ。

航空システム…ほぼすべての航空システムに採用されている。

エレベーター…傘下のオーチス社が担当。世界トップシェア

 

4部門バランスよく事業展開しています。他のコングロマリット比べて、なんとなくイメージしやすいですね。ヘリコプター事業も行っていましたが、2015年にロッキード・マーチン(LMT)に売却しており、当然のように選択と集中が行われています。

 

「ユナイテッド」と名がついていますが、事業展開は世界各国に渡る正真正銘の多国籍企業です。

 

利益率はあまり高くありませんが、売上、利益ともに安定していて美しいです。取扱商品の単価が非常に高いので、景気の波に左右されそうですが、リーマンショックでも影響は少なかったです。

 

2016年の減少は不明ですが、利益は横ばい予想なので、多分一時的かと思います(適当)

それ以外は、投資CFが意外とぶれていますが、フリーCFだけで見ると安定しており、利益に応じて設備投資を調整しているようです。

営業CFマージンは12%前後で推移しており、高収益ではありませんが安定しています。

配当性向は50%を切っており、利益も横ばいで美しいです。最近は自社株買いにも積極的のようです。

 

退屈な横線で、素晴らしいです。自己資本比率は30%ほどと高くはありませんが、キャッシュフローの安定を考えれば上出来です。

 

現時情報(2017/9/2)

株価…117.92ドル
PER…18.05倍
配当利回り…2.37%
連続増配…23年

利益やキャッシュフローは安定的ですが、株価は波があります。PERや配当利回りは標準的で、面白くありません。

さて、シーゲル二郎お気に入り銘柄の1つです。(投資はしてないけど)

事業内容は重工業なので、消耗品とは正反対ともいえる事業です。そのため、バフェット派からは嫌われています。また、「資本を食う豚」と比喩された資本財セクターなので、シーゲル派からも嫌われます。

しかし、キャッシュフローを見ると、たいして設備投資がかかっているわけでもないし、不景気時の落ち込みもかなり緩やかです。

シーゲル二郎はコングロマリット大好き人間なので、バイアスがかかっていると思いますが、それを踏まえてもこのユナイテッド・テクノロジーズは、決して高収益ではありませんが、今後何十年も永続する企業の筆頭ではないでしょうか。

配当金や自社株買いなどの株主還元も十分積極的ですし、株価もやや割安といえます。長期投資で報われるのはこういった地味な企業なのではないでしょうか。

余談ですが、妄想記事「シーゲル二郎10種」を考えていた際に、すっかり忘れていたくらい陰の薄い企業です(笑)

あと2年で配当貴族の資格を得ます。早く椅子に座ってほしい超優良銘柄です。

 

 

 

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