投資と貯金は似たような概念である

つみたて次郎です。

日本では長らく、投資はギャンブル・貯金は堅実のような価値観が根付いてきました。

そのため、投資と聞くだけで毛嫌いする人も多く、政治・宗教のように世間話にする際には注意が必要なジャンルでもあります。

つみたて次郎はあまり気にせずペラペラしゃべっていますが、会話として成立するのはほんの一部です(笑)

投資キャラという変人枠になりたくないのであれば、リアルで話すのは避けたほうが良いかもしれませんね。

さて、当ブログの読者様であれば、投資そのものは決してギャンブルではないということは十分理解しているかと思います。

そもそも、現金預金ですら常にインフレというリスクにさらされていますし、その意味では貯金すらギャンブルということができます。

貯金=安心という価値観こそ、最も危険な考え方なのかもしれません。

むしろ長期的には、現金はインフレにより購買力を落とすことがほぼ確実なので、緩やかに危険な資産クラスであるとすらいえます。

一般的に現金や日本国債等は無リスク資産と定義されますが、その本質を考えればリスクがないわけではありません。

現金を保有するということは、デフレに賭けたギャンブルでもあり、日本国債ならばそこに日本政府への信用リスクを追加で背負うことになります。

いずれも長所短所があり、その特徴を踏まえ資金を配分していくのが投資です。

投資=危険、貯金=安全という従来の考え方では、長期的に購買力を落とすことになりかねませんし、「現金に集中投資している」ことを踏まえればむしろ非常に危険ともいえます。

日本政府も「貯蓄から投資へ」というスローガンを広めようと奮闘していますし、2018年から始まったつみたてNISAはまさにそのきっかけとなりうる制度です。

平均的な日本人の考えをまとめてみれば、貯金というのは神格化され過ぎている印象があります。

しかしこれらの話は、いずれも金融機関のセールストークとしても使うことができてしまいます。

当然ながら金融機関は、定期預金を組んでもらうよりも株なり投資信託を買ってもらうほうが儲かりますので、営業トークとして投資を勧めることがしばしばあります。

そして大抵、高コストなボッタくり商品を買わされるハメになり、ひどい時には回転売買で何度も手数料を取られてしまうことになります。

「貯蓄から投資へ」というスローガンそのものは素晴らしく、日本国民や日本経済を支えるために必須です。

しかしそれを悪用する金融機関のせいで、胡散臭い決まり文句になってしまいつつあります。

そこにメスをいれたのがまさにつみたてNISAで、正しい方向に金融庁が導いている最中であるといえるかもしれません。

さらに問題なのが、つみたて次郎含め投資を推奨する投資ブロガーの存在です。

本来投資というのは資産形成の手段に過ぎず、大多数の人にとっては最小限の手間でそれなりのリターンを得るというのが目標になります。

その意味で、つみたてNISAのようなインデックスファンドの長期積立投資は理想的ともいえます。

しかし、投資ブロガーというのは、投資そのものが趣味になってしまっている人がほとんどです。

これがもたらす弊害は次の通りです。

 

投資資金が多い

全体的な傾向として、投資ブロガーは高収入な人が多かったり、既に多額の金融資産を保有している人が多いです。(つみたて次郎は当てはまりません)

その一方、支出の管理や節約術を駆使しており、最終的な投資可能額は大きいです。

そのためハッキリ言ってしまえば、世間の金銭感覚とは逆の意味で浮世離れしているような気がします。

個人的には、個別株や海外ETF・ロボアドバイザーというのは高所得者向けの資産運用だと思っていますが、これらが低所得者にもオススメされるあたり違和感を感じます。

 

リスク許容度が高い人が多い

投資ブロガーの多くは、リスク許容度が世間一般人よりも非常に高いです。

つみたて次郎はレバレッジなし・インデックスファンドのみなので投資家という括りで見ればリスク許容度は低いといえますが、ポートフォリオが株式100%というのは一般的な感覚として十分すぎるハイリスク投資です。

前半でお伝えした「資産クラスの分散」を全く無視しており、これでは逆にギャンブルであるといわれても仕方がありません(笑)

これは極端な例ですが、投資ブロガーは良くも悪くも癖が強いポートフォリオを組んでおり、リスク資産への投資比率も高い傾向です。

したがって貯蓄の延長として投資をしようと思っている人にとっては、あまり参考にならないどころか、投資へのハードルを上げてしまう危険性があります。

 

まとめ

貯金と投資というのは似たような概念であり、本来2択で考えるものではありません。

しかし実際は、そのどちらかに偏った立場の人が多く、つみたて次郎も例外ではありません。

つみたて次郎も一応は投資ブロガーの端くれであり、できる限り客観的な立場から投資の良さを広めていくことを心がけています。

また、貧乏初心者投資家という立場を活かし、少額投資家にとっていかにつみたてNISAが素晴らしいかということについてもたびたび啓蒙していく予定です。

投資先についても、私自身は将来的に米国高配当株に集中投資したいと思っていますが、これは万人にオススメできる投資法ではないと思っています。

実際、投資について相談をされたときは、基本的に「つみたてNISAで楽天VT積立しろ」以上のアドバイスはしません(笑)

投資が趣味である人と、そうではない大多数の人の間には、大きな溝が流れています。

その溝を意識しながら、投資が趣味である人そうでない人両方の方に読んでもらえるようなブログを目指していきたいと思います。

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バイアス次郎

投資と貯金は似たような概念である” に対して 2 件のコメントがあります

  1. こころせいてん より:

    こんにちは。いつもブログ拝見させていただいています。
    おっしゃるとおり、個別株などは多くの資金が必要ですし、逆に「毎月少しのお金で多くの利益が~」という商品も怪しいものが多いです。私のような庶民にとってイデコなどは大変ありがたいものです。
    なにより、購入できる商品が限られており、かつ怪しい商品が少ないので、投資初心者の敷居も低いと思います。
    私自身も最初はどれを買ったらいいかさっぱりで、いろんなものに手を出して失敗もしました。その上でいろいろ調べて、このブログにたどり着きました。おかげさまで気楽に投資が行えています。

  2. つみたて次郎 より:

    どうもこんにちは。いつもありがとうございます。
    平均的な所得であれば、NISA+iDECOの枠だけで十分な方が多いはずですからね。
    お役に立てて嬉しいです。

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