米国株はバブルだからこそ積立するべき

シーゲル二郎です。

株式に限らず、初めて投資をする人にとって一番怖いのは、バブル崩壊や金融危機などで発生する暴落です。

最近では、米国株が割高に推移していたり、米国株ブログの人気が高まっていることなどから、天井であることを懸念する人が増えています。

正直シーゲル二郎もそう思っていますが、米国株への積立投資をやめる気はありません。

米国株式市場で最悪の暴落は、1929年の世界恐慌の時で、数年の間に株価は90%近く下落しました。100万円投資していたら10万円まで減ったことになります。

しかし、株式投資では、株価の下落よりも配当金の減少は緩やかなので、配当利回りが高くなり、配当金再投資を有利に行うことができます。世界恐慌の際には、配当利回りは15%近くまで上昇しました。

実際に株価が戻るまでには20年以上かかりましたが、配当金をしっかり再投資していれば、それよりはるかに短い期間でプラスに転じることができています。

出典「株式投資第4版」

米国市場の主要な株価ピークのタイミングで100ドル投資した場合の実質トータルリターンです。驚くべきことは、株価がピークの最悪の時に投資をしていても、10年以上保有していれば、国債以上のリターンを得ることができています。

暴落直前に投資をしても、10年待てば大丈夫ということになります。

しかし、このグラフには1つ問題があって、データがそれぞれの成績の平均なのかどうかわからないことです。なので、暴落の年数によっては、10年たっても国債に負けている可能性が否定できません。

とはいえ、複数の暴落年数を踏まえてのデータなので、長期投資では株式が圧倒的有利な事実は変わりません。

世界恐慌が始まる直前である1929年の夏に、ゼネラル・モーターズの役員であったラスコフ氏は、「毎月15ドルの優良株への投資が20年後には8万ドルになる」という発言をしました。

単純計算すると、毎月15ドル×20年間では3,600ドルなので、それが80,000ドルまで増えると予想したことになります。

ですが、その7週間後に起きた1929年の世界恐慌後では、米国株式市場最悪のマイナス90%を記録しました。もし100万円投資していたら、10万円まで減ってしまったことになります。

当時はラスコフ氏の話を信じ、借金してまで株を買っていた人もいたので、多くの人が破産してしまいました。

ラスコフ氏は強い非難を受け、63年後の1992年には「株式投資を、富を保証する道具と断言した最悪の犯罪者」というレッテルまで貼られています。

しかし、当時のラスコフ氏の宣言通り毎月15ドルの投資をしていた場合、実はたった4年以内に米国短期国債を上回るリターンを得ることができました。

積立投資であれば、仮に始める今がバブルの頂点でも問題ないということになります。

むしろ積立投資なら、下落してから上昇するというV字回復は、ドルコスト平均法が生きる理想的な状況ともいえます。

これから米国株に積立投資する人が心配するべきは、現在が天井かどうかではなく、積立期間のちょうど中盤に天井が来てしまう逆V字状況です。

米国株が天井付近だからこそ、投資を始めたばかりのシーゲル二郎は米国株の積立投資に強気でいられるわけです。

いつ下落が始まるかなんて分からないので、最初から下落する前提で積立してたほうが気楽です。

逆にこのまま上昇相場が続いているほうがストレスになってしまいそうです。

もちろん天井で一括投資しても、配当金再投資さえサボらなければ長期で報われる可能性は高いですが、鋼の精神力が必要になるので注意しましょう。

シーゲル二郎がもし現時点でまとまった資金を持っているのであれば、多分新興国株にも手を出していると思います。

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