【配当貴族銘柄】プラスクエア(PX)分析

つみたて次郎です。

今回は、プラスクエア(PX)を分析していきます。

連続増配歴は25年となり、2018年から米国配当貴族指数として採用されています。素材セクターに分類されています。

北米最大の産業用ガスメーカーです。

パッケージガスが事業内容の3割を占めており、金属加工や炭酸飲料用ガスなども展開しています。

 

海外売上比率が高めでバランスも良いです。日本法人としてプラスクエア工学㈱という子会社を持っています。

 

素材セクターながら、リーマンショックでほとんどダメージを受けていません。純利益も非常に安定しています。

 

工業設備への投資が必要なのか投資CFは高めですが、常にフリーCFがプラスなのは素晴らしいです。

 

配当は順調に増加していますが、配当性向が急上昇しているのが気になります。

 

ROEは直近で下がっていますが、どちらも安定していて美しいです。

 

 

過去10年のチャートは次のようになっています。

現時点情報(2018/3/20)

株価…150.22ドル
予想PER…22.80倍
配当利回り…2.20%
連続増配…25年

直近10年ではS&P500に負けています。各指標も良い意味で平凡な内容です。

特にリーマンショック後の回復が早く、その後の上昇局面で乗り遅れているのが分かります。

産業ガスという地味な事業内容・素材セクターらしくない安定した利益と財政・海外売上比率の高さ・直近の冴えない成績と、つみたて次郎の好みにドンピシャな企業でビックリしました。

最近では個別株投資家への憧れが薄れ、企業分析のやる気もなくなっていましたが、このような素晴らしい企業を知るきっかけになるのはやはり楽しいです。

米国配当貴族への仲間入りを心から歓迎したいと思います。

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とても良い企業

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