多国籍企業が世界を支配する
シーゲル二郎です。
FRBをボス組織だとして、最も強い実働組織はなんでしょうか。
答えは、多国籍企業です。多国籍企業は、文字通り世界中にまたにかけモノ・ヒト・カネを支配し、都合の良いビジネスを展開しています。
多国籍企業の強みは、縛られないことです。国家であれば、法律に縛られ、土地に縛られ、国民に縛られますが、民間企業であれば、法律さえ守ればお咎めはないです。(法律を変えることすらできます。)
もっとも安い国で仕入れ、最も人件費の安いところで作り、最も高く売れるとこで売る。もう最強です。
また、多国籍企業は、圧倒的なブランド力、技術力で、世界中の顧客を手に入れ、ビジネスをしています。
例えば、炭酸ジュースが飲みたかったら、コカ・コーラを飲むし、携帯はアップル社のiPhoneを使い、Googleを使って検索をします。もう、私たちは、これらのサービスなしでは生活できないところまで来ています。
とくにアメリカ企業の場合、生活に根差した分野が強いです。
別に生活必需品セクターという意味ではありません。コカ・コーラやフィリップモリスが明日倒産しても死にませんが、マイクロソフトやVISAがなくなったら困ります。
製薬会社がつぶれたら、助かるはずの命が失われていくことでしょう。
また、これらの多国籍企業は、ロビー活動により、政府への影響力は絶大です。アメリカ政府には、軍需企業から多額の支援を受けている政治家もいて、頻繁に戦争したがるのもそのせいです。
多国籍企業は、アメリカ政府さえも支配下に置いているのです。
政治家には多国籍企業出身者も多く、むしろアメリカ政府は、多国籍企業の代理人だともいえます。(今のトランプ大統領はうっとうしいので、マスメディアの力を使って排除しようとしています。)
現在の関係図は下記のとおりです。
政府<多国籍企業<FRB<多国籍銀行<世界の支配者
多国籍企業は、直接支配を行う実働部隊にすぎません。その上には、株主としてリードをつけて飼っている飼い主がいます。世界の支配者が多国籍企業を操り、世界征服をしようとしているのです。
そしてその飼い主は、間違いなくFRBと多国籍銀行の支配者でもあります。
また、支配者たちは、世界統一政府(New World order)を創ろうとしています。
国ごとの文化や法律は、多国籍企業にとっては邪魔なので、すべて排除したいのです。
食文化の欧米化も、TPPも、すべては世界を一つにするための布石にすぎないのです。
我々にできる数少ない抵抗は、支配者と同じように多国籍企業の株を保有し、細いリードをつけてあげることです。