貧乏人は個別株投資をするな!

シーゲル二郎です。

投資の世界は非常に残酷です。1つ目の理由は、投資家の実力はリターンというたった一つの数字で決められてしまうことです。リターンを挙げられなかったばっかりに、クソダサい呼ばわりされてしまう投資家もいます。

2つ目の理由は、貧乏に対する扱いです。現状日本の投資事情では、貧乏人は個別株投資をしてはいけません。

なぜなら貧乏人には、個別株投資家に勝てる方法があるからです。

株式投資では、短期間では勝ち組が負け組の金をかっさらっていくギャンブルですが、長期投資では、企業の成長や配当金の恩恵を受けることができるので、よほどバカをやらなければみんなが勝ち組になれます。

貧乏人は大抵頭も悪いので、短期投資ではなく長期投資をしなければなりません。

そして長期投資家には、確定拠出年金と積立NISA(2018年から)というすばらしい制度が利用できます。これらの共通点は、「国が決めた商品しか投資できないけど、税金取らないよ」という、まさに貧乏人の救世主のような存在なのです。

そして、中小企業勤めの貧乏人の場合は、確定拠出は月額23,000円まで、積立NISAは共通で年額400,000円まで投資することができます。合わせると、年額676,000円まで投資できます。

6万7千ではありません。67万円です。貧乏人がこれだけの大金を1年間に貯金するのは大変です。逆に言えば、自分が投資した金額すべてが非課税枠に収まる人もいるわけです。

中小ブラック勤めのシーゲル二郎は、この67万円を必死になって捻出しています。

いままでは、積立ではないただの「NISA」という制度を利用して、個別株投資をする人がいました。現状のNISAは、国が商品を制限しないけど、5年間しか非課税にならない欠陥制度です。いわば、これから始まる積立NISAの下位変換のようなものです。

いくら自分で商品を選べても、5年間では長期投資ではありません。短期投資です。長期っていうのは、20年~30年の話です。そのため、この話自体お年を召した中年以上には関係ないです。

また、投資をする上で、税金は非常に重要な問題です。現在の日本では、値上がり益と配当金両方に20%課税されてしまいます。個別株をするほど余裕のあるお金持ちさんは、みんな20%引かれてしまうということです。

個別株投資では、シーゲル派の流れをくむ米国高配当株を中心にポートフォリオを組んでいる人が多いです。しかし、個別株投資家のリターンは、課税されない平凡なインデックス投資に勝つことはほぼ不可能です。

株式のリターンは、歴史的に年利7%に収束するといわれています。しかしこの年利7%は、税金を考慮されていないことが多いです。ですが、単純に考えるなら、課税される日本人は7%から20%を引かれた、5.6%のリターンを享受できることになります。

そして、我々貧乏人が非課税枠を使えば、7%まるまるリターンを得ることができます。その差は1.4%です。貧乏人側がインデックス投資信託に投資すると仮定した場合、個別株投資家の人々は市場平均より1.4%以上のリターンを得なければなりません。しかし、市場平均の1.4%を上回り続けることなど、天才投資家でなければ達成できません。

積立NISAでほぼ確実にラインナップに入るであろう商品は、先進国インデックスに連動する投資信託です。その内訳の半分以上は米国株です。そのため、米国株投資家のリターンと先進国インデックスのリターンに大きな差は出ません。その中で、米国株投資家が毎年1.4%以上勝ち続けることがどれだけ難しいかわかることでしょう。

ようするに、米国株個別投資も先進国インデックスも、長期投資であれば大体同じようなチャートになります。みんなが必死になって企業分析しているのも、年利で見ればわずか1%や2%の超過リターンを得るためなんです。その中で1.4%のハンデがあっては勝てるわけありません。

9/16追記…現在ではS&P500インデックスも採用が濃厚なので、ますます米国個別株投資家が勝つのは難しくなるでしょう。

 

貧乏人は、金持ちよりも高いリターンをたたき出すことができるので、投資をしないのは非常にもったいないですよ。

しかし、金持ちも非課税枠を使うことはできます。また、増えた割合で勝ったとしても、増えた金額では絶対金持ちに勝てないので、そこは間違えないようにしてください。試合では勝てるけど、勝負は負けてます。

資本主義では、特別な才能がなければ貧乏人は金持ちに勝てないんです。

シーゲル二郎は、貧乏人の中の金持ちを目指して日々節約と投資に努めています。

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