バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ(VWO)分析

つみたて次郎です。

今回は、バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツ(VWO)を分析していきます。

新興国市場全体にまとめて投資できるETFで、最近パフォーマンスが良いことで評価が上がっています。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(2017/11/30現在)

項目 データ
信託報酬 0.14%
銘柄数 4726
PER 14.8倍
PBR 1.8倍
ROE 15.7%
利益成長率 11.0%
売買回転率※ 13.0%
標準偏差※ 15.34%

※売買回転率と標準偏差は2017/9/30現在。

利益成長率に対し、各指数は割安です。

信託報酬は0.14%と非常に低く、新興国株ETFとしては筆頭候補となります。

また、海外ETFとしての投資が難しい場合、間接的にVWOに投資する方法として「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」を利用するという手もあります。

国別割合は次の通りです。

バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(2017/11/30現在)

国名 比率
中国 31.8%
台湾 15.1%
インド 12.0%
ブラジル 7.7%
南アフリカ 7.5%
タイ 3.9%
ロシア 3.7%
メキシコ 3.5%
マレーシア 2.3%
インドネシア 2.3%
その他 9.3%

 

上位10国で9割以上を占めています。連動指数が「FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)」となっており、FTSEでは韓国は先進国扱いなので含まれません。

それを差し引いても、中国と台湾というアジア経済圏で半分近くが占められているという点は注意が必要です。

企業トップ3は、テンセント(中国)、TSMC(台湾)、ナスパーズ(南アフリカ)となっています。

過去10年で米国株と比べてみると、なかなかひどい結果になっています。

過去10年では、米国市場(VTI)にボロ負け状態です。

ですが、最近に限ると大きなリターンを上げています。

過去2年で見ると、VWOのほうが大きく上昇しています。

年度別のトータルリターンをまとめると次の通りです。

VEU vs VTI(2017/12/31現在)

区切り VWO(新興国) VTI(米国全体)
1年間 31.48% 21.17%
3年間 7.51% 11.09%
5年間 3.36% 15.55%
10年間 1.31% 8.74%

 

過去1年~2年に限れば、米国株を圧倒しています。とはいえ、まだまだ新興国株の水準は割安であり、相対的に米国株は割高で推移しているので、今後もしばらく新興国の躍進は続きそうです。

また、リーマンショック後は横ばいであったことを考えると、積立投資や配当金再投資を続けていた人は、チャート以上の大きなリターンを見込むことができそうです。

その一方、米国株は安定した右肩上がりだったので、配当金再投資によるアクセル加速は限定されたものになっています。

今後米国株集中派にとっては、なかなかつらい時期に差し掛かろうとしているのではないでしょうか?

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