VYM+VYMIという全世界高配当株ポートフォリオを考えてみる

つみたて次郎です。

今回は高配当株ETFを用いたポートフォリオについて考察していきたいと思います。

 

バンガード・米国高配当株式(VYM)
バンガード・米国外高配当株式(VYMI)

 

VYMは米国の高配当株・VYMIは米国外の高配当株をカバーするETFなので、この2つを組み合わせると国際分散された高配当株全域に投資することが可能です。

ちなみにVYMIは国内の証券口座から買付できないため、その点はご了承ください。

上記ETFは高配当にフォーカスしていますが、配当利回りに関係なく幅広く市場をカバーしているETFを挙げると次の2つがあります。

 

バンガード・トータル・ストック・マーケット(VTI)
バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)ETF(VEU)

 

VTIが米国株全域・VEUが米国外株全域をカバーしています。

 

現在、全世界株式に占める米国株の比率は約58%です。(2018/8/31時点)

分かりやすく計算するために、米国株と米国外株に50%ずつ投資し、国際分散ポートフォリオを構築すると仮定して、各種データを比較してみたいと思います。

つまり下記のポートフォリオ2種類を用いた比較が、本記事のメインテーマになります。

 

①VTIとVEUを50%ずつ(通常の国際分散)
②VYMとVYMIを50%ずつ(高配当な国際分散)

 

各種指標について

それぞれの指標を単純平均した数値は次の通りです。(銘柄数は合計)

項目※ VTI+VEU VYM+VYMI
信託報酬 0.075% 0.20%
銘柄数 6,368 1,328
PER 17.3倍 14.3倍
PBR 2.3倍 2.0倍
売買回転率 3.5% 8.5%
配当利回り 2.3% 3.3%

※配当利回りは2018年10月2日現在。その他は8月31日現在。

信託報酬と銘柄数に大きな違いがありますが、それを除けばVYM+VYMIがやや割安な程度で大きな違いはありません。

バンガードの高配当ETFは他社と比べると配当利回りが低めになっており、差は1%しかありません。インカム収入を得たい人には物足りないポートフォリオかもしれません。

 

セクター比率について(2018/8/31現在)

セクター VTI+VEU VYM+VYMI
金融 19.13% 25.72%
情報技術 17.04% 6.85%
一般消費財 11.74% 6.55%
資本財 11.22% 9.56%
ヘルスケア 11.04% 10.21%
生活必需品 8.12% 11.66%
エネルギー 6.43% 10.93%
素材 5.63% 5.20%
コミュニケーション 3.41% 6.41%
不動産 3.38% 1.05%
公共事業 2.89% 6.11%

 

金融セクターと情報技術セクターに大きな違いがあります。

金融多め情報技術少なめというのは、VYMとVYMIの両方に共通している傾向です。

また、一般消費財はやや少なめ・生活必需品はやや多めになっています。

 

 

最も幅広い高配当ポートフォリオ

高配当なETFは多数存在しますが、その多くはセクター比率が極端に偏っていることが多いです。

その中でVYM及びVYMIは、比較的銘柄数も多くセクター比率も市場平均に近いです。

そしてその2つで構成されるVYM+VYMIポートフォリオは、純粋な高配当戦略を行うのに最も適しているのではないかと思います。

一種の思考停止ポートフォリオですが、配当利回りとリターンが比例するという現象が今後も継続するのであれば、高い確率で市場平均をアウトパフォームできるはずです。

任意に選んだ高配当株で構成されるポートフォリオや、地域やセクターが偏ったポートフォリオの場合、例え高配当株の優位性があったとしてもリターンの低い部分ばかりを保有してしまうリスクがあります。

国際分散やセクターといった影響を最小限に抑え、真の意味で高配当戦略を実行するためのポートフォリオといえます。

 

つみたて次郎の理想にほぼ一致する

つみたて次郎は現時点では、米国株インデックスファンドに集中投資中です。

しかし本当は、各指標でスクリーニングを施したスマートベータ系ETFに投資したいと思っています。

現時点では投資額などの制約から、つみたてNISAやiDeCoで投資信託を買付するのがメインになっています。

課税制度や資金的な面を考慮しなければ、VYM+VYMIというのはつみたて次郎の理想とするポートフォリオといっても過言ではありません。

つみたて次郎は地域集中(米国や新興国)やセクター(生活必需品やヘルスケア)といった戦略はあまり信用していない部分があります。

その一方、バリューや高配当といった割安株投資については、今後も高い確率でアノマリーが継続するのではないかと考えています。

したがってVYM+VYMIというのは「高配当」という1点のみで考えられたポートフォリオである以上、長期的に見て素晴らしいリターンになるのではないかと思っています。

高配当以外では「バリュー」のみに特化したポートフォリオも考えられますが、米国外バリュー株を広くカバーするETFが現状確認できないため、そもそも妄想自体が不可能となっています。(米国バリュー株ETFとしてはVTVSPYVが有力)

とはいっても、VYMI自体が現時点では国内の証券会社から投資不可能であるため、VYM+VYMI自体がごく普通の個人投資家にとっては無縁の存在になっています。(´・ω・`)

海外証券口座を開けば投資可能なようですが、そこまで労力をかけるに見合うだけの資金はまだありません(泣)

国内証券でのVYMI取扱はまだまだ先のこととなりそうですが、首を長くして待ちたいと思います。

参考記事…【読者参加型】VYMIとVIGIの新規取り扱いをリクエストしてみよう

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VYM+VYMI次郎

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