宝くじを批判する人は、逆宝くじなら買うの?

つみたて次郎です。

突然ですが、皆さん宝くじを買ったことはあるでしょうか?

つみたて次郎(旧名:シーゲル二郎)は、毎週宝くじを買っている熱心な購入者です(笑)

参考記事「シーゲル二郎は宝くじを買っています

しかし、宝くじという名の公営ギャンブルは、寺銭が凄まじく高く、当選金としての還元率は45%程度しかありません。

つまり、買った時点で価値が45%に減価してしまう割に合わない商品だということです。

それを比喩して、宝くじのことを「貧乏人の税金」と呼ぶ人もいます。

もちろん事実ですので、宝くじを金融商品として考えた場合、非常に不利であることは間違いありません。

期待値に敏感な人が多い投資クラスタの間では、特に敬遠される代物でもあります。

しかし、つみたて次郎は宝くじが期待値の面で批判されるのはどうも面白くありません。

ベタですが、宝くじとは「税金を払って夢を買うためのアイテム」だと思っているからです。

私が買っている宝くじは、「100円BIG」というものです。サッカーの試合結果によって当選金がもらえるようですが、サッカーには興味ないので単純に運試しくじとして買っています(笑)

そして、当選金は最大1億円(キャリーオーバー中は2億円)となっており、十分仕事を辞められるくらいの金額が得られる可能性があります。

これは数ある公営ギャンブルの中でも、金額に対するリターンの倍率は非常に大きく、少額で一攫千金を夢見ることができます。

私は毎週100円くじを買っていますが、期待値的には45円しか当選を見込むことができませんので、その差額55円を支払い、「1億円(2億円)が当たるかも」という夢を買っているともいえます。

期待値がマイナスなので、できるだけ少額で抑えることでコスパの良く夢を買うことができます(笑)

これだけ語っても、結局期待値がマイナスなゲームに参加し続ける愚かな人間であるという事実は変わらないのですが、宝くじを期待値だけで批判するのは、すこし間違っているような気がします。

宝くじを全面的に批判する人は、次のゲームに参加できるのでしょうか?

逆宝くじゲーム

・宝くじが外れるのと同じ確率で100円をもらえる
・宝くじが当たるのと同じ確率で当選金に相当する負債を負う

簡単に言えば、ほとんどの確率で100円がもらえるけど、最大1億円(2億円)の負債を負う可能性があるというゲームです。

このゲームの期待値はもちろんプラスです。

宝くじの期待値が50%程度であれば、この逆宝くじの期待値は200%程度あり、かなり割のいい賭けになっています。

実はこのゲーム必勝法がありまして、何度でも参加できるなら、無限に参加することでほぼ確実に儲けることができます(笑)

しかし、試行回数がたった1回限りだったり、毎週1回のみなどに限定される場合、このゲームに参加する人はほとんどいないと思います。

わざわざ100円を得るために、巨額の負債を負うリスクを許容できる人はいないからです。

宝くじを期待値のみで批判することは、上記の逆宝くじを肯定することと同じといえます。

これは大げさな話かもしれませんが、実は世の中の保険という仕組みは、大抵逆宝くじのようなシステムになっています。

保険会社の儲け分が差し引かれているので、期待値はマイナスですが、万が一の損失を抑えるためにこぞって加入するのが保険です。

ただ、期待値がマイナスであるとわかっているなら、できるだけ保険額は少なくしたり、より少額で大きなリスクに備えることができる商品を選ぶのが定石です。

例えば、最悪の場合何千万という賠償が発生する自動車保険や、ごく少額で何千万という金額をカバーできる生命保険などは、保険でリスクヘッジするのに向いている分野です。

その一方、大抵何十万で出費が収まる医療保険などは、あまり保険でヘッジするのには向いていない分野です。

ですが、期待値がマイナスだから保険は全て不要だという人はそうそういないように、期待値だけで判断するのは危険な思考です。

先日の記事でも載せましたが、再度引用します。

ニコラス・タレブも、損失は限定的だがリターンは指数的、無限に伸びるようなタイプのものに少額投資をすることが、安定していると思われるものに資金を大量に投資するよりもむしろ脆弱性にたいして強固であると主張しています。

引用「ROKOHOUSE シーゲル流ロジカル投資術

株式投資と宝くじを比べるのは少しずれているかもしれませんが、宝くじというのは、ある意味無限に伸びるようなタイプの物に少額投資するようなものだと思っています。

私は毎週100円BIGを買っていますが、それによる損失は毎週100円で済んでいますし、それだけで何億という夢を見れるなら、十分趣味として悪くないのではと思っています。

期待値が例えマイナスであっても、少額で大きなリターンまたは大きなリスクヘッジが見込めるのであれば、それは十分魅力的な商品であるのではないでしょうか?

もちろんこれらを踏まえても、多くの国民にとって宝くじが害悪であるという主張自体は正しいと思います(笑)

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100円BIG次郎

宝くじを批判する人は、逆宝くじなら買うの?” に対して1件のコメントがあります。

  1. 匿名 より:

    批判者はどちらも肯定しないのでは。

  2. つみたて次郎 より:

    おっしゃる通り肯定する人はいないと思いますが、その場合、期待値だけを理由に宝くじを批判する道理もなくなってしまいます。
    宝くじを批判するのであれば、期待値以外の要素も必要になると思ったので今回記事にしてみました。

  3. とっつぁん より:

    宝くじのつもりで月一万円位仮想通貨買おうかな〜(笑)
    その前につみたてNISAか

  4. つみたて次郎 より:

    宝くじと考えるなら、仮想通貨も面白そうですね。
    私はバブルが弾けてから参戦を考えています(笑)

  5. mican より:

    100円が人生を変えることは相当特殊な状況を想定しなければまずないですからね。
    高額当選の効用が額面の3倍あれば、痛みを感じない購入額に抑える限りにおいて、悪くない賭けだと思います。
    100円BIGとは、絶妙なところを突きますね。

  6. つみたて次郎 より:

    100円で買えて当選金も大きいので、1枚ずつ買うなら最強だと思っています(笑)
    コチラからの質問で恐縮ですが、「高額当選の効用が額面の3倍」というのは、具体的にどのような意味か教えていただけないでしょうか?

  7. mican より:

    3倍は適当な数字ですw
    2倍だと「効用の低い」低額当選によって効用の期待値が購入金額を下回ってしまいそうで。

    低額の効用が額面の0.5倍だとしたら、変な言い方ですが、100円は50円と変わらないことになります。同じように「無くしてもあまり痛くない」額です。
    つまり、期待値が額面で50円あれば購入する価値があるということですが、100円当選などはやはり「効用の低い」当選なので、差し引いて考えなければなりません。
    しかし一方で高額当選の方で効用が額面の1.5倍であれば、1億円は1.5億円とさほど変わらないことになります。同じように「投資に回せば配当金だけで生活できる」額です。
    つまり、0.5倍の100円に対して1.5倍の1億円は「3倍の効用」です。
    ちょっと無理矢理かもしれませんが、100円や1億円というのは、簡単に割ったり掛けたりして比較できるものではなく、額面固有の価値の計算式を考慮に入れなくてはならないのではないかということです。

    ちゃんとした知識ではなくなんとなく直感に頼って書いておりますので、「効用」などの用語の使い方も含めて、一般的に言われていることとは違っているかもしれません。

  8. つみたて次郎 より:

    なるほど、参考になりました。
    私の個人的な考えなのですが、宝くじの少額当選は一切不要と考えていて、ハズレor1億でよいのではないかと思っています(笑)
    投資でもそうですが、単純な期待値や確率だけを追いかけることがないようにしたいですね。

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