S&P500より中小型株のほうが長期投資に向いているのか?

シーゲル二郎です。

米国株投資に投資するうえでは、「S&P500が米国全体か」という永遠のテーマがあります。

具体的には、S&P500に連動するVOO・IVV・SPYのいずれかか、米国市場全体をカバーするVTIにするかという2択ですね。

S&P500は米国の大型優良株500社の浮動株調整後時価総額基準インデックスで、米国市場の約75%をカバーします。

残りの25%は、中小株がほとんどを占めています。

米国市場の歴史では、時価総額が小さい中小株は、歴史的に大型株のリターンを超えてきました。これを俗に小型株効果と呼び、株式投資における有名なアノマリーになっています。

参考記事「小型株効果の恐ろしさ

また、S&P500指数はあまりに有名なので、銘柄入れ替えに大きな注目が浴びます。結果、採用されるタイミングでは割高、外されるタイミングでは割安になることで、リターンを押し下げることが分かっています。

インデックス投資の数少ない弱点で、目を光らせたアクティブ投資家に狙われてしまいます。

小型株効果+入れ替えのロスを考えると、S&P500よりもVTIのほうが今後も有利になる可能性は高いと思われます。

シーゲル二郎はNYダウ好きの異端児

ただここで思うのが、「小型株が強いなら小型株インデックスオンリーでよくね?」という発想です。

米国小型株をサテライト戦略として保有している人は結構います。ですが、コア戦略として小型株を保有している人はほとんどいません。

もし継続してS&P500をアウトパフォームするなら、極端な話全部米国小型株とかでもいいはずです。

値動きはとんでもないことになりますが、将来的には大きなリターンをもたらす可能性は高いです。

今回この内容について記事にした理由は、次のブログを読んだからです。

外部リンク「大金持ちを目指して

今年の9月からブログを始めた方のようです。シーゲル二郎は今年8月からなので、同時期のブロガーといえます。年齢もほぼ一緒なので、なんとなく親近感を持って読ませてもらっています。

記事の概要としては、中小株が長期でS&P500をアウトパファームしていることについて述べられています。

ブログ主のN氏は現在IVV(S&P500)に投資をしているようですが、IJR(米国小型)に乗り換えを考えているようです。

全部乗り換えはどうかとは思いますが、過去のリターンを考えるなら十分検討できるテーマです。

なぜ誰も小型株に集中投資しないのかといわれると、難しい部分があります。

ボラティリティが高く変動が大きいという欠点がありますが、長期投資であれば大して問題ではないはずです。

結局は、「小型株効果が今後も続くのか?」という部分にみんな疑問を持っているのだと思っています。

米国小型株には黄金期があり、1975~1983年の8年間、平均リターンが35.3%という異常ともいえる高リターンを叩き出しています。

この期間を除くと、実は大型株も小型株も差がなかったりします。

参考記事「小型株>大型株

この差をどのように解釈するかで、小型株と大型株の未来は全く違うものになります。ちなみにこの黄金期の直前は、米国で「ニフティ・フィフティ」という大型株バブルが発生していました。

大型株が割高になっていたので、相対的に小型株が割安で放置されていました。その結果、小型株黄金時代を迎えることができたと予想できます。

シーゲル二郎的には、小型株が高リターンだったのではなくて、「大型株がニフティ・フィフティで自滅した」と考えているので、小型株効果には懐疑的です。

その一方、小型株は流動性が悪く、値動きも激しいという投資家から嫌われる要素を持っています。投資家が保有したがらない銘柄はもれなく高リターンになるので、今後も小型株効果が続く可能性も十分あります。

いずれにせよ、「割安に放置されたほうが勝つ」という結論しか導き出せないので、小型株はアンダーウェイトもオーバーウェイトもする必要はないと思います。

したがって、大型株オンリーのS&P500よりも米国市場全体のほうが合理的だと考えます。

シーゲル二郎は無視して超大型株オンリーのNYダウをしばらく買います。

FANGが含まれていると思うと積立意欲がなくなってしまうので。

でも来年からは積立NISAで楽天VTI買うんだよね…

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