シーゲル二郎4種のセクター別内訳
シーゲル二郎です。
シーゲル二郎の投資先の、セクター別内訳を紹介します。
まず、シーゲル二郎は、投資資金の半分が米国配当貴族指数連動の投資信託で、残り半分がNYダウ連動の投資信託です。
そのため、背負っているリスクとリターンは米国配当貴族+NYダウで簡単に説明できてしまいます。
黄色が配当貴族、緑がNYダウです。
シーゲル二郎の投資先について詳しく知りたい方は参考記事をどうぞ。
参考記事「シーゲル二郎4種を紹介する!」
そして、配当貴族とNYダウのセクター別内訳は次の通りです。
配当貴族 | NYダウ | |
生活必需品 | 26% | 7% |
資本財 | 17% | 22% |
ヘルスケア | 13% | 14% |
一般消費財 | 12% | 15% |
金融 | 10% | 16% |
素材 | 10% | 2% |
エネルギー | 4% | 6% |
電気通信 | 2% | 1% |
情報技術 | 2% | 17% |
公共 | 2% | 0% |
不動産 | 2% | 0% |
合計 | 100% | 100% |
そして、この二つを均等に混ぜたら次のようになりました。
非常に美しいバランスになりました(錯覚)
資本財、生活必需品、ヘルスケアで半分を占めており、なかなかいいのではないでしょうか(何がだ)
また、情報技術の割合は少なめなうえに、だいたいが時代遅れのポンコツ銘柄ばかりなので、成長の罠とは無縁です。あからさまなグロース株はビザ(VISA)だけなので安心できます。
この中には、NYダウに選ばれるような超大型企業か、創業25年以上の老舗企業しかいません。そのため、期待の新星みたいな企業は一切入ることができません。FANG、未来のFANGが一切含まれないのが強みです。
次に、米国市場全体のベンチマークであるS&P500と比較してみます。
セクター | シーゲル二郎4種 | S&P500 |
資本財 | 19% | 10% |
生活必需品 | 17% | 9% |
ヘルスケア | 14% | 15% |
一般消費財 | 13% | 12% |
金融 | 13% | 14% |
情報技術 | 9% | 23% |
素材 | 6% | 3% |
エネルギー | 5% | 6% |
電気通信 | 2% | 2% |
公共 | 1% | 3% |
不動産 | 1% | 3% |
合計 | 100% | 100% |
市場平均と比べると、資本財と生活必需品が多く、情報技術が少なくなりました。やっぱりS&P500は情報技術セクターにウェイト置きすぎな気がします。どうしても急成長が期待されるグロース株が多く含まれるので、時価総額基準で構成比率が高まるのは仕方がないことですね。
二度目になりますが、シーゲル二郎4種の組み合わせであれば、FANGを含む花形銘柄を含まないので、長期投資向きのポートフォリオといえるのではないでしょうか。
信託報酬だけどうにかして…