フィリップモリス(PM)が暴落しててワロタw

つみたて次郎です。

米国株クラスタならご存知かと思いますが、フィリップモリス・インターナショナル(PM)の決算ミスにより、株価が大暴落しています。

1日でマイナス17%という、超大型株としては歴史的な大暴落を記録しています。

フィリップモリスは皆さんご存知の通り、過去長期リターン№1の黄金銘柄であり、シーゲル派含め配当重視の投資家には非常に人気があります。

参考記事「生き残りS&P500黄金銘柄

長期にわたって不調な期間がありましたが、堅調に配当を維持していた結果、配当金再投資により他を寄せ付けない素晴らしいリターンを叩き出していました。

しかし今回の暴落を受け、ホルダーの中には動揺している方もいらっしゃるようです。

ちなみにフィリップモリスと並び人気がある銘柄に、アルトリアグループ(MO)があります。

この2社は元々同じ会社でしたが、訴訟リスクの分散等を考慮した結果、米国内部門をアルトリア・米国外部門をフィリップモリスとして分社化したという歴史があります。

この2社は、取り扱っているブランド(マルボロ、アイコスなど)は全部一緒であり、いわば兄弟会社ともいえる関係性を持っています。

また、シーゲル教授が高リターンだったと分析した時点では、この2社は1つの会社でしたので、正確にはMO+PMが黄金銘柄であったということになります。

そのため、MOもPMも(少なくとも日本人投資家の中では)非常に人気がありました。

PMの相棒ともいえるMOですが、残念ながら仲良く暴落しています。

PMほどではないですが、1日でマイナス6%を記録しています。

ディフェンシブ銘柄は、事業内容がディフェンシブなだけであり、暴落に強いとは限らないという当たり前の事実を再確認した人も多いのではないかと思います。

残念なことに、つみたて次郎はMOもPMもろくに保有していないので、みんなが期待するような苦痛の叫びをお届けすることができません。

つみたて次郎の主力は、今のところNYダウ米国配当貴族です。

もともとこの2指数にはアルトリアが採用されていましたが、2008年の分社化のイザコザにより、それぞれ採用銘柄から除外されています。

今年から積立スタートした楽天VTIには当然含まれていますが、投資額や構成比率を考えればごくわずかです。

つまりつみたて次郎は、米国株オンリーのポートフォリオを組んでいながらPMとMOを意図的に避けていたという、神がかり的な相場観を披露してしまったのです!

※念のため記載しますがギャグですので本気にしないでください。

この調子で暴落する銘柄だけ避けていけるように頑張ります(白目)

 

さて、PMという最強の配当貴族銘柄が没落したことにより、最近人気に陰りがでてきた高配当派の立場がさらに危ういものになっています。

配当目当てで個別株を保有すること自体に対する警戒心も増えており、VYMHDVのような高配当ETFへの注目度も高まっているような気がします。

やっと時代が俺に追い付いてきたぜ!

ほぼ個別株持ってない私が言うのも野暮ですが、個別株ホルダーなら暴落しても淡々と買い増しするなり損切りするなり、スマートでかっこいいところを見せてもらいたいところですね。

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PM次郎

フィリップモリス(PM)が暴落しててワロタw” に対して1件のコメントがあります。

  1. 乾燥 より:

    記事内容とは関係ないのですが、積立投信における利確のタイミングはイデコ、積立NISA、特定口座それぞれでどのようにするのがベストないしベターなのでしょうか?
    自分の相場観を入れるのは危険なようですが、イデコであれば積立序盤~中盤でも十分な含み益が出てかつバブルか稲妻走ってるんじゃね?と思ったら一旦元本保証商品にスイッチングするのはありなのでしょうか?
    そしてイデコ以外の積立NISA、特定口座だと積立序盤~中盤ではバブルの時でも利確せず稲妻が走った時だけ利確がいいのでょうか?

  2. つみたて次郎 より:

    いつもコメントありがとうございます。

    イデコはスイッチングによる大きなデメリットがないので、高値圏で少しずつ利益確定していくという戦略は十分考えられるかと思います。
    ただし、イデコはあくまで非課税口座なので、期待リターンの低い元本保証商品を置いておく場として本来不適切であるという点には注意が必要です。
    ようするに、一時的に元本保証商品にしておくつもりがしばらく上昇相場がしばらく続きそのままになってしまった場合はもったいないということです。
    そのため、例え課税されてしまったとしても、特定口座の一部でスイッチングしたほうが有利なケースも多いかと思います。
    高値圏で一時的に利確する(=後でまた戻す)ならばイデコ優先、ポートフォリオの見直しや本格的に利確するなら特定口座優先でよいかと思います。
    いずれにせよ、積立NISAに手を付けるのは最後になりますね。

    個人的には、利益確定はポートフォリオの見直しによるリバランスで対応すべきだと思っていますが、自分の相場観を取り入れて緩やかにスイッチングや利確する分には問題ないと思います。
    とてもよいご質問だったので、時間があるときに記事としてまとめてみようと思います。

  3. 乾燥 より:

    ご回答ありがとうございます

    イデコ、積立NISA、特定口座それぞれで各1商品、全体でも2,3商品に絞ろうと思っているので基本的に投資中盤まではイデコで利確(一時的な)をしていこうと思います。バブルや稲妻があったとして(笑)
    記事の方も楽しみにしています。ありがとうございました。

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