【悲報】NVDAとBTIが大暴落

つみたて次郎です。

最近米国株ブログ村やツイッターで話題になっている2銘柄があるので、簡単にまとめてみました。

 

エヌビディア(NVDA)

GPU(画像処理に特化した演算装置)に強みをもつ米半導体メーカーです。

GPUはCPU(中央処理装置)に比べ単純な大量計算に優れており、ゲーム等のグラフィックや仮想通貨マイニング等で使用されています。

代表的なハイテクグロース株の1つです。

11月15日に第3半期決算が発表されており、内容自体は悪くありませんでした。

項目 予想 実際
1株あたりEPS 1.71ドル 1.97ドル
8~10月売上 32.39億ドル 31.81億ドル

 

ですが11月~1月の見通しについて、市場では34.40億ドルと予想していたところ26.46~27.54億ドルと大幅に下方修正されたことにより、株価は下落しました。

 

時間外取引で-16%以上の暴落が発生しました。

 

こちらは過去1年間チャートです。

決算結果そのものではなく、未来の業績まで株価に強く織り込まれてしまうのはグロース株の宿命ですね。

 

 

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI)

コチラは対照的に、イギリスに本社を構える高配当なタバコ企業で、現在の配当利回りは7.5%を超えています。

NY市場にADRとして上場しており、英国株なので配当金にかかる源泉徴収はゼロです。

11月15日、米食品医薬品局(FDA)が米国でのメンソールたばこ販売を禁止する方針を発表したため、米国内での利益減少を悲観して株価が暴落しました。

 

タバコ販売量の半分強がメンソールタイプになっているBTIにとって大きく不利になる規制ですが、タバコ全体の需要が落ちなければ他商品でカバーしたり、米国外事業でカバーできるため楽観的な見方もできそうです。

 

ちなみに今年初めころと比べると、株価は半分近くまで下落しています。

1年足らずで70ドル→35ドルまで下がってしまうのは怖いですね。

とはいえ過去タバコセクターは、長期的に優れたリターンを叩き出しています。

規制強化や訴訟リスクなどで悲観的な株価になりつつも、増配を続けたことで配当再投資後のトータルリターンを最大するというのがお決まりのパターンになっています。

まさに現在のBTIも、そのような局面を迎えているのかもしれません。このまま下落が続き悲観ムードが終わらないのであれば、配当再投資戦略を行う絶好のタイミングなのかもしれません。

BTIはずっと減配せず長期的に株価は戻るというシナリオを信じるのであればですけどね。

 

個別株怖い

どちらもクセが強い銘柄で、生半可な覚悟ではホールドすら難しいかもしれません。

とくにBTIが1年足らずで半額になっていたのはとても驚きでした。

どちらも投資先としては魅力的ですが、つみたて次郎は投資信託だけで十分でございます。

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