<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)が新登場!

つみたて次郎です。タイトルが長くて申し訳ありません。

<購入・換金手数料なし>シリーズで有名なニッセイアセットマネジメント㈱より、2月13日付で新商品が登場します。

 

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)

 

むしろ今までなかったのが不思議でしたね。信託報酬は0.22572%となっており、最安値を更新しました。さすがニッセイ。

ニッセイからは既に4資産均等型と6資産均等型がでており、今回8資産が追加されて3パターン全て網羅された形です。

4資産型・6資産型・8資産型と通称呼ばれていますが、ニッセイ以外にも様々な会社から出ているバランスファンドで、各資産クラスを全て均等で保有するものとなっています。

採用されている資産クラスは次の通りです。

4資産 6資産 8資産
日本株式
先進国株式
新興国株式 × ×
日本債券
先進国債券
新興国債券 × ×
東証REIT ×
先進国REIT ×
(各種構成比率) 4分の1 6分の1 8分の1

 

この中で4資産と8資産はかなりメジャーですが、6資産は現状かなりマイナーです(ニッセイと野村の2社からしか販売されていない)

そのため、8資産だけ不在だったニッセイのラインナップは不自然な状態でした。

 

なお、8資産均等バランスで信託報酬が安いものは下記の通りです。

ファンド名 信託報酬 備考
<購入・換金手数料なし>ニッセイ・IF(8資産均等型) 0.22572% 新興国債券がドル建て
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.22572%※ 一番無難(な気がする)
つみたて8資産均等バランス 0.2376% Slimの劣化
iFree 8資産バランス 0.2376% 新興国株が特殊
たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.2376% 新興国債券がドル建て

 

今回ニッセイが最安値を更新したとはいえ、ほぼ誤差の範囲です。むしろ隠れコストが重要なカギとなるので、特にニッセイの場合は気を付けたいです。

※2月4日追記…eMAXIS Slimが抵抗引き下げを発表していました。これにてニッセイと同率の最安値になりました。

また、通常インデックスファンドは各社横並びでであり、実質コストで比較されることが多いですが、8資産均等型に関しては結構違いがあるのでしっかりチェックしていく必要があります。

今回登場した「ニッセイ」と「たわらノーロード」は、新興国債券部分がドル建てになっています。その他は現地通貨建てです。

それぞれ長所短所はありますが、8資産均等型は各資産が違う動きをすることによるリバランスボーナスを狙うものだと思っているので、ドル建てよりも動きがダイナミックな新興国通貨建てのほうが好ましいと個人的には思います。

「iFree」は新興国株式部分がファンダメンタルインデックス指数連動になっており、癖が強いです。

「つみたてんとう」は「eMAXIS Slim」の劣化にしかならないので、わざわざ選ぶ理由はありません。

参考記事「【悲報】つみたてNISAの認知度は約25%

消去法で「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が浮かび上がってきます。

つみたて次郎は8資産均等型自体をあまり評価していませんが、もし1つ選ぶのであればニッセイではなく「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を推奨します。

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露骨なSlim贔屓

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