シーゲル二郎が日本株に投資をしない理由

シーゲル二郎です。

シーゲル二郎は、日本株に現在投資をしていません。投資をしない理由が、日本株は全体的に利益率が低く、景気にされやすい製造業が多いのが主な理由です。

ですが、もう一つ決定的な理由があります。

なぜなら、シーゲル二郎は日本で給料を得て、日本で生活しているからです。よく投資の格言に、「卵は1つのかごに盛るな」という格言があります。

シーゲル二郎は既に日本というかごの中で生活しているので、ある意味日本と運命共同体です。であれば、日本に投資しないということは非常に合理的です。

人的資本が円建てであることや、将来の年金が日本株式で運用されていることを考えれば、投資先は外貨建て100%でいいという意見もあります。

基本的に、自分がいる立場と同じものに投資するべきではありません。この考えでいくと、自分が勤めている会社の株を買うことは良くないことになります。

例えば、もしあなたがコカ・コーラ本社の社員だったとして、給料の一部をコカ・コーラ社の株式で受け取るとします。あなたが頑張りコカ・コーラ社が成長すれば、コカ・コーラ株を持っているため、値上がり益を得ることができます。

逆に、コカ・コーラ社が経営不安に陥り、給料が下がってしまったときには、持っている株式の価値も下がっているでしょう。つまり、減給と株価下落のダブルで被害を受けてしまいます。

ようするに、自分が働く会社の株を持つということは、ハイリスクハイリターンになるということです。

さらにいい例として、会計をごまかして倒産になったエンロン事件では、従業員は仕事がなくなったうえに、積み立てていた自社株の価値もゼロになり、ふんだりけったりでした。

このように、自分と同じ立場にあるものには、投資をしないほうがいいということです。シーゲル二郎は、日本は緩やかに衰退していくと考えています。

日本が苦しくなれば、給料も下がりますし、税金も上がるので、その時に日本株が下がっているのは耐えられません。逆に、日本以外に投資をしていれば、日本がダメになった時の保険になります。

もちろん、日本経済が絶好調になったときに、指を加えてみていることしかできないということですが、その時には税金も下がって給料も上がっているでしょうから、大目に見ます。

昨日10月20日には日経平均株価が14連騰するというお祭りがありましたが、シーゲル二郎にとってはどうでもいいニュースです。

シーゲル二郎の勤め先でもちょっと話題になり、いくら儲かったか聞かれましたが、日本株に一切投資していないことを伝えると気まずい雰囲気になりました(泣)

もし今後日本経済が回復して日本株が上がっていった場合、シーゲル二郎は日本人の中で相対的に貧乏になることになります。

ですが、日本経済が予定通り衰退していった場合、相対的にお金持ちになることができます。

どちらに転ぶかは分かりませんが、日本と運命共同体になる気はありません。日本人の中で貧乏になっていくのは構いませんが、日本人全体が貧乏になっていくときに一緒に沈みたくはありません。

今後も日本株に投資することはほぼないでしょう。(あるとしても時価総額に合わせて10%程度が限界)

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村
逆ホームカントリーバイアスにかかっています

シーゲル二郎が日本株に投資をしない理由” に対して 6 件のコメントがあります

  1. マリ より:

    なんで、不況になったら税金が上がって、好景気になったら税金が下がるの?逆じゃね?

  2. シーゲル二郎 より:

    確かに経済政策のセオリーでは、好況時に増税で景気を抑え、不況時に減税で景気回復を図ります。
    ですが、これはあくまで景気がうまく循環している時の理想です。
    日本では、社会保障などの収支が明らかに釣り合っておらず、現在の不況でも消費税増税すら検討されています。(シーゲル二郎は反対ですが)
    不況だけど税金も上がるという最悪のケースで考えています。
    また、累進課税であれば収入の増加とともに税金は上がりますが、可処分所得自体も増えているので問題ないでしょう。

  3. マリ より:

    本気で言ってます?

    今は、世間一般的には、好況だよ。だから、消費税が上がるってわけ。
    そもそも、不況の中で、税金を上げれば、さらに不況が悪化するので、「基本的には」やらないよね。

    今が不況っていう、数値ベースのソースある? 給料が上がっていないとか、世間一般的なイメージとかいう、レベルが低いのはやめてね。

    >可処分所得自体も増えているので問題ないでしょう。
    ん?どゆこと?

  4. シーゲル二郎 より:

    現時点ではまだまだ景気回復局面にすぎないから増税をすべきでないという考えです。確かに不況というのは言いすぎたかもしれません。

    可処分所得のほうは、給料が上がることで税金が上がる分には問題ないという意味です。

  5. 匿名 より:

    この意見に一言 たしかに日本全体が長期的に衰退していくのは高確率で起きることかもしれません 
    しかし日本株がダメというのは違うと思います。 いま業績好調の株はすばらしい製品を輸出する大企業群ですよ
    これらの株は既に日本株というよりはグローバル株です。本社が日本にあるだけです。

  6. シーゲル二郎 より:

    シーゲル二郎も日本株自体が全部ダメだとは思っていません。おっしゃる通りグローバル企業も多いし、経済の成長率自体はリターンと関係ありません。現在割安ともいえる水準で、長期的によいリターンになる可能性も十分あります。
    個別株で選べるのなら、グローバル企業だけに投資して日本経済に影響されにくいポートフォリオを組むことも可能でしょう。
    ですが、売上の大半を海外で稼ぐ企業であっても、自国の政治経済で受ける影響は避けられません。
    ましてやシーゲル二郎は投資資金の関係上個別株はできないので、日本経済に連動する可能性の高い日本株式インデックスには投資しないという結論に至りました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。