マイナスサムゲームとは?

シーゲル二郎です。

前回はマイナスサムゲームについて簡単な解説を行いました。

このゲーム理論には続きがあって、プラスサムゲーム、マイナスサムゲームという分類もできます。

マイナスサムゲームとは、「全体の持ち点がだんだん減っていくゲーム」のことを指します。

だんだん減っていく理由は、胴元の儲けがあるからです。胴元とは、賭場の運営者のことを指します。

例えば、宝くじの場合、みんなのくじ代が抽選で当たった人に全額渡されている訳ではありません。宝くじ販売所の家賃やなかにいるオバチャンの人件費、公共事業費にあてられる分を差っ引いた残りを参加者で分け合っています。

宝くじを運営している胴元は、上記の名目で全体の55%を差し引いています。この胴元の儲け分を「寺銭」といいます。

宝くじを買った人には、残りの45%しか還元されていないことになります。

100円の宝くじを買った瞬間に、そのくじは45円の価値しかないことに等しいです。宝くじを6億円分買っても、期待値でいえば3億円分しか当選しないということです。

夢見る貧乏人ほど宝くじを良く買う傾向があるので、「宝くじは貧乏人の税金」と呼ばれたりもします。

ゼロサムゲームは、全体で必ず損する仕組みになっているのです。他の例では、競馬・パチンコなども胴元が一部を差し引いていくので、マイナスサムゲームといえます。

ゼロサムゲームもマイナスサムゲームも、「勝者がいれば敗者がいる」点には変わりありませんが、マイナスサムゲームの場合、胴元は必ず儲けることができるので、より敗者が多くなるゲームになります。

場合によっては、勝者は胴元だけ、ほかは全員敗者という結末もあり得ます。

ゼロサムゲームもマイナスサムゲームも、積極的に参加するべきゲームではありません。宝くじ・パチンコ・競馬などがあまり良くないイメージなのは、「長い目で見ればみんな損する仕組み」になっているからです。

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