投資でメンタルが重要な理由

メンタリストのつみたて次郎です。

長期投資はプラスサムゲームなので、理論上みんなが幸せになれる理想郷です。

ですが現実問題として、長期投資家として成功するのは並大抵のことではありません。

多くの投資家は市場の恐怖に怯え退場し、生き残った多くも市場平均に勝つことすらできず最悪の場合は損失をこしらえます。

インデックスファンドをただ積立するだけでも、常人には耐えられない苦痛であることが容易に想像できます。

そしてつみたて次郎や当ブログ読者様の多くも、その地獄のような道を歩んでいる最中であります。

つみたて次郎は投資歴4年の新米投資家ですが、まだ暴落というものをまともに経験したことがありません。

ちょっとした下落であれば、「買い増しチャンス!」と捉えて笑顔になれるかもしれませんが、リーマンショック級の暴落が発生した時にニコニコしていられる保証はどこにもありません。

鋼のメンタル・サイコパスのような思考回路こそ、長期投資で最も必要な才能であるといっても過言ではないでしょう。

そして今は、その才能があるかどうか自問自答を日々繰り返している途中であるといえます。

 

 

投資においてメンタルが重要であるのは明白ですが、それを拡大解釈するとおかしなことになります。

投資界隈においては、次のような怪しい精神安定剤が存在しています。

 

・確実なリターンである配当金
・下落に強いディフェンシブ株
・リスクを下げるドルコスト平均法

 

表現としてはそれぞれ微妙に間違いです。配当金は一部利確に過ぎないし、ディフェンシブ株は業績が安定しているだけだし、ドルコスト平均法は本質的にはリスクを下げません。

この3つは米国株クラスタでもよく語られる話題ですが、どれも不当にメリットが強調されることが多いです。

また、気休めであることを知っていながら実践している人も多いようですが、つみたて次郎としては違和感を感じています。

投資においてメンタルは非常に重要ですが、それは感情を理由に不合理な投資行動をとっていいということではありません。

「長期投資ならほぼ確実に儲かる!」という大多数の人間が達成できない机上の理論を現実にするのが長期投資家の仕事であり、市場や感情に左右されないメンタルが重要でもある理由です。

配当金が嬉しい・下落すると怖いという感情を捨てる必要はありませんが、その感情を優先して投資戦略を決めてよいのでしょうか?

リターンに影響が出ない工夫であれば問題ありません。株価は1年に1回しか見ないとか、積立は完全自動で放置するとかです。

しかし、配当金を精神安定剤にしたいから高配当株を選ぶとか、暴落が怖いからディフェンシブ株やドルコスト平均法を選ぶというのは、明確に将来のリターンに影響を及ぼす要素です。(それがプラスかマイナスかは分かりませんが)

だからこそ、投資戦略を考える時点では感情を挟むべきではないし、精神安定剤という効用はオマケにすぎないと言う考え方が重要なのではないかと思います。

投資でメンタルが重要というのは、感情に合わせた投資法を採用するべきということではありません。

感情に反する理想論を、現実に落とし込むために必要だからです。

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