??「金融庁の〇〇です。」

シーゲル二郎です。

来年から、積立NISAが始まります。投資できるものは、金融庁が定めた条件を満たす投資信託またはETFが対象となります。

条件は非常に厳しいです。主な内容は次の通りです。

 

・配当金が頻繁に出ないもの(無分配型はNG)

・信託報酬が一定以下であるもの

・販売手数料が無料であること

・インデックス型の場合、指定された指数に連動するもの

・アクティブの型の場合、純資産額や流入額が多いこと

 

金融庁から、ボッタくり金融機関への鉄槌とも取れる非常に厳しい条件です。日本には現在5,000種類くらいの投資信託がありますが、この基準を発表した当初で条件を満たしていたのはわずか50種類しかありませんでした。

上記の内容はかなり厳しめですが、長期投資向けとして販売するのであれば、むしろ最低限の条件です。その内容で全体のうち1%しか該当しないのは、かなり恥ずかしい状況です。

2014年から始まった通常のNISAは、非課税期間が5年しかなく、短期売買を後押しするような欠陥制度でした。また、選べる金融商品は多種多様だったので、投資経験者のオモチャにしかなりませんでした。

そういった意味では、金融庁で何か起きたのかと不安になるくらい、積立NISAでは非課税期間20年&その他厳しい制限と、投資初心者にガッツリ長期投資を進める内容になっています。

現行NISA失敗の反動で、金融庁が正義に目覚めたのかもしれませんね。

ちなみにこの発表を聞いた時に、頭に思い浮かんだのが、タイトルのセリフです。

黒崎「金融庁の黒崎です。」

このセリフは、メガバンクが舞台になっている「半沢直樹」のドラマで、銀行嫌いの黒崎検査官が自己紹介で使ったセリフです。

融資先の債権回収の邪魔をしたり、融資先の事業再編を邪魔したりしていたオカマです。銀行員である主人公の敵役(やられ役?)として活躍しました。

外部リンク「NAVERまとめ

今回の積立NISAの制度を作ったお役人も、(投資)銀行に何か恨みがあったのかもしれません。

日本は世界最大の対外債権国にもかかわらず、国民は預金ばかりするという、金融の常識では考えられない国です。

お金があるのに貸す側に回らないのは、国全体としても大きな損失です。金融庁は、ボッタくり商品ばかり販売し、国民の投資意欲を下げ続けていた投資銀行に「積立NISA」という名の裁きを下したのかもしれません。

ドラマでは金融庁側が大敗北していますが、この積立NISAをめぐる争いは、金融庁VS投資銀行のどちらが勝つのか見守っていきたいと思います。

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??「人の善意は信じますが、やられたらやり返す。倍返しだ それが私の流儀なんでね。」

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